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タイトル「アイドルマスター1」(と私)



なんか言いたくなったこと とびきりのおしゃれして


てってってーP アイドルマスター1 あずさ マスカラまつげ 08年10月23日 23時36分




いつも楽しく拝見している、『なんか言いたくなったこと』のみな川さん(いま、ニコマス動画についていちばん、熱くて濃い記事を書かれるブロガーでしょう)が、上記の記事でてってってーPの動画について言及して、氏の動画のタイトルにある「アイドルマスター1」という文言について、「(アイドルマスター“1”ってなんだろう?)」と書いていらしたので、お節介ながら、私が覚えていることを書いておきます。




「アイドルマスター1」という文言がニコマス動画で使われるようになったのは、今となってははっきりと日時までを特定するのは困難ですが、2010年の9月から2011年2月の間のことで、使ったのはメイPと赤ペンPのふたりでした。当時、『箱の外から』のK_1155さんがこの文言について記事を書かれています。

ひとつのタグと、ふたりのPと - 箱の外から

「どうやらメイPは既存の全作品のタイトルとタグを書き換えた御様子。
更に、この「アイドルマスター1」というタグを使用されているプロデューサーが、もう御一方おられるとの事。」

「赤ペンPの場合、どうやらこの表現はあずささんのPVにのみ用いられている様で、たとえばこちらで使用されているタグは「アイドルマスター」のまま。」

K_1155さんの記事にあるように、当時、メイP、赤ペンPからこの文言の意味について具体的な説明はなかったのですが、その後、赤ペンPは御自分のブログでこの言葉に言及されています。

赤ペンPの添削日記 File-EX07-03:「VerRockFestival 2011」

「昨年の9月下旬以降、メイPは全ての自作のタイトルと
タグを「アイドルマスター1」に変更しています。
実は私も、一部の動画で同じような事を同時期にしていて。
示し合わせたわけじゃないし、その変更の基準も
微妙に違うんですけど、まぁ心情的な部分でお互いに
似通った何かがあったんでしょうなぁ。」

メイPと赤ペンPは深い縁のある動画作者ですが、この赤ペンPの回顧によると、同時期に同じ言葉を使い始めたのは偶然だったようですね。

他に適当な記録を思いつかないので、自分の記事を貼ってしまいますが、

すごろく格納庫(中) アイドルマスター1 形にする人

このうち、メイPは今年の1月頃に全動画を削除されたので、いまニコニコ動画上で「アイドルマスター1」でタグ検索をすると、ほぼ赤ペンPのあずさ動画だけが並ぶことになっています。(ほかに、赤ペンPのあずさ動画でない作品が1本、藪柑子Pと なかなPの作品がそれぞれ1本、現時点では確認できます。)

では、ここまでで話が出てこなかったてってってーPにはどういう経緯があったのか、ということですが、実は、メイPと赤ペンPが「アイドルマスター1」タグを自らの動画につけた時期には、てってってーPの動画はすべて非表示になっていたのです。
「アイドルマスター2」の製作が公表されるより前の2010年6月21日、てってってーPは御自身のブログてってってーのなんとかにおいて、今後ニコマスで活動する予定はない、と、事実上の引退宣言をし、同時にすべての自作を非表示にされました。(厳密に言うと、非表示そのものはそれより前に始まっていたかもしれませんが、私もはっきりとは覚えていません。)今では当該の記事そのものが消えているので、あまりその内容を細かく書き記すべきではないかもしれませんが、非表示の理由を語ったくだりを引用しておきます。

「去年の美希誕生祭の動画を作っているときに一昨年作った物を見返していて
ニコマス的にはよかったかなぁと思うものの、歌手側のファンとしての自分側から見ると
あーこれは違うなと思ったので削除の意味で非表示にしました。」

こうして、いったんはすべての動画を視聴不可能の状態にされたてってってーPでしたが、2011年9月、動画を再公開されます。どのような心境の変化があったのか、当時、少なくともブログ上での言及はなく、私は把握していません。
そしてこの再公開の際、すべての動画のタイトルにおいて、「アイドルマスター」が「アイドルマスター1」に書き換えられていたのです。(なお、てってってーP作品においては、タグとしてはこの言葉は用いられていません。逆に赤ペンPはタグのみで、タイトルに「アイドルマスター1」表記は使っていません。)

てってってーPの動画再公開についても、他に適当な記録を思い当たらないので、とりあえず自分の記事を貼っておきます。再公開当時でなく、その1年後に書いたものですが。

すごろく格納庫(中) 思い出してみた:美希編

なお、タイトル「アイドルマスター」を「アイドルマスター1」に書き換えた2人、メイPとてってってーPは、どちらも無印・L4U!以外のアイマス素材で動画を投稿したことがなく、「アイドルマスター2」発売以降にニコマス動画を投稿したこともありません。
赤ペンP作品でも、下記の動画(「アイドルマスター1」タグと「アイドルマスター2」タグの両方がつけられています)を最後に、以後の新作にはつけられていないので、「アイドルマスター1」という言葉は、基本的に「アイドルマスター2」発売以前のニコマスPVだけに冠されたもの、ということができるでしょう。

赤ペンP アイドルマスター Get Over and Go! 11年06月19日 23時00分




ちなみに、これら、すでに存在していた動画を作者自身が「アイドルマスター1」と名付けた事例以外に、「アイドルマスター1」という言葉が使われた例として、無印モデル準拠のアイマスMMDモデル配布動画がありました。

LCARS-P 【MMDモデル配布】アイドルマスター1カジュアルパック 1.0c 11年05月23日 00時48分




また、無印モデルとアイマス2モデルの両方を一つの動画の中で用いた作品で、「アイドルマスター1+2」「アイドルマスター1・2」という表現を用いた例があります。

よつやんP・サンテックスP アイドルマスター1+2 「Hybrid」 【NoNoWire10】 10年08月26日 05時10分



オペラP 【アイドルマスター1・2】RADICAL DREAMER【天海春香】 11年12月01日 00時43分



音P アイドルマスター1+2 「My Treasure」 千早 13年05月25日 19時16分




変わったところでは、「アイドルマスター1.8」なんてのも。

(ゆウゆ)P アイドルマスター1.8 宇多田真 『letters』 10年12月31日 11時21分




これらのうち、時期的に新しいオペラPや音Pのものは、メイPや赤ペンPの文言を踏まえているということも可能性としてはあり得ますが、少なくとも作者御自身の解説では触れられていません。基本的には、過去の用例を参照したのではなく、自らの表現上の必要からそれぞれ自然に生まれたと見た方が良さそうですね。

「パティシエになりたーい!」ブログ。 RADICAL DREAMERのこと・1
「パティシエになりたーい!」ブログ。 RADICAL DREAMERのこと・2

ot02070 四十九作目について簡単に


関連して思い出される言葉としてもう一つ、「アイドルマスター1.5」というものもありました。

アイドルマスター1.5 - ニコニコ大百科

上記の大百科記事に詳しいですが、「アイドルマスター2」の製作が公表されるより前の2010年5月に挙行された、ニコマスPたちが、それぞれの妄想するアイマスの次回作を披露して語り合う、という企画でした。記事にある通り、赤ペンPはこの企画のメンバーの一人でした。



「アイドルマスター1」というタイトルおよびタグに関していま私が覚えていること、調べられたことは以上ですが、ついでに若干の思い出話を。

てってってーPの動画非公開について、日付まで含めて私が覚えているのは、当時(もちろん、今も)てってってーPの大ファンだった私は、告知のブログ記事に大きな衝撃を受けて、コメント欄に泣き言めいたコメントを書き込んでいたからです。今となっては、何を書いたのかは覚えていませんが、それは、ニコマスについて私が文章を書いて他人に見せた初めての出来事でした。
その事件が直接のきっかけだったわけではありませんが、それから2ヶ月後に、私は自分のブログを作ることになります。てってってーPの非公開は、私の中では、自分がもの言わぬ「見る専」から、自分の中だけに感情を納めておけない「ブロガー」に変質し始めた、重大な節目でした。今回書いてみて、いつの間にか細かい事実は随分忘れてしまっていることに気づきましたが、自分が受けた衝撃の大きさそのものは、今でも胸の中に強く残っています。

ついでにもう一つ。上記のような経緯で、私はたぶん、ニコマスを見ていた人間の中でも、てってってーPの動画に「アイドルマスター1」がついたことにはもっとも早く気づいたうちの一人だと思いますが、さきほど貼った記事を見てもわかる通り、私は、てってってーP作品をブログ上で引用する時、この「アイドルマスター1」を、故意に「1」のつかない「アイドルマスター」に修正して引用しています。

私のブログでは、ニコ動上の動画を引用する際、原則として、サムネイルや動画プレイヤーを直接貼ることよりも、自分でタイトルをコピーして表記し、そこにURLへのリンクを貼ることを優先しています。サムネイルやプレイヤーだと、動画本体が非表示になったりタイトルが書き換えられたりすると、引用当時の状況がわからなくなるのが理由です。
従って、引用時点のタイトルを自分で改変するということは、原則的にはありえない行為なのですが、てってってーPの動画に関しては、ずっとそういう扱いをしてきました。(今回の記事は、話題が話題なので例外です。)それは、説明したことはありませんでしたが、「アイドルマスター2」などよりも、てってってーPの動画こそが、私にとっての「アイドルマスター」そのものである。「アイドルマスター2」に対する「アイドルマスター1」などという限定された存在ではなく、「アイドルマスター」の本体そのものである、という私の立場表明を籠めた表記でした。

私のブログを初期から知っている方は、いま「(中)」とだけなっている、ブログタイトルの「格納庫」の次の文言が、開設当初は「(2が出る日まで)」、「アイドルマスター2」の発売以後は「(延長戦)」となっていたことを覚えておいでかもしれません。私のブログは、「2が出る日まで」のニコマス・アイマスの世界について、私が書きたいこと、書かなければならないことを書いておくための場所であり、「2が出る日まで」にそれが終わらなかったから、当面は「延長戦」を行う。簡単に言えば、そういう意味でした。
「延長戦」を名乗って1年経ったところで、もはや "本戦" よりも "延長戦" の期間の方が長いではないか、いつまでもそう名乗り続けるのもおかしかろう、とこの文言を消しました。しかし、それに代わる、現在の自分の状態を規定する言葉はついに見つかっていません(だから、()の中が、存在意義のわからない意味不明な状態になっています)。気分としては、ずっと「延長戦」である部分があって、一体何の延長戦なのか、ということの核心をなすものの一つが、てってってーPの動画だったりするわけです。


私は、他人様が書かれたブログ記事を引用するのは大好きですが、自分が昔書いたものは、あまり自分からは貼りません。昔の自分の記事を見ると、当時の自分の至らないところ、今でも自分が至らないところ、やりたかったのに出来なかったことばかりが思い出されてくるからです。
てってってーPの動画が見られなくなった日に、そして再び見られるようになった日に(間違いなく、私のニコマスライフの中でもっとも幸福な1日のうちのひとつだったのに)、自分の中にはどうしても書いておかなければならないことがあった筈なのに、ブログ上には何も残っていません。そして、私はてってってーPの作品について、少なくともこの文章では自分の思いをきちんと記録できた、と思える記事を、未だに一度も書いたことがないのです。

ちなみに、私にとって、書きたいことがあるのについぞ書けていない動画の例として、たとえば天才カゴシマPの『無免許&轢き逃げ 逃避行』なんてノベマスもありますが、この動画について他人が語った記事で、読んでいて、ああ、自分もこういうことを感じていたんだよなあ、こういう風に書きたかったんだよなあ、と、とても悔しかったものがあります。『なんか言いたくなったこと』っていうブログの記事なんですけど。

なんか言いたくなったこと 春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行 第1~11話 備忘録
なんか言いたくなったこと 春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行 最終話(アイドルマスター)

他人の書いた文章を読んで自分が悔しかったり、羨ましかったりする時って、その悔しさには、大きく分けて2種類がある気がします。
ひとつは、ああ、自分には、どう頑張ってもこの人のようには書けないな、と感じる時。みな川さんの記事でいうと、PVを語ったもので、歌詞を緻密に読み解いて映像との対応関係を見出したり、モーションやカメラの細部ひとつひとつの意味や効果を記述してつなげていくことで、動画の個性を描き出したり、ああいうのは、自分には逆立ちしても真似できないな、と思っています。

他方で、先のカゴシマPの記事もそうですし、最近の『七六五家蜘蛛の会』の記事などもそうですが、ああ、自分が言いたかったのに先を越されてしまったな、とか、自分もこういう記事を書きたくてブログやってるのに今の自分は何故そういうことを出来ていないんだろうな、とか感じる悔しさもある。

なんか言いたくなったこと 七六五家蜘蛛の会

自分ひとりで文章を書いて他人に読んでもらう、というだけではなくて、他人の文章を読んで、そういう悔しさを日々味わうことができる。その嬉しさこそ、私がニコマスブログ界隈にはまり込んだ大きな理由でしたが、いつしか、そういう悔しさ嬉しさも、感じていても即座に出力することが出来なくなりつつあります。せっかくの機会なので、そのことも書いておこうと思いました。



そうだ、最後にもう一つ、「アイドルマスター1」に関わる言葉として、引用したK_1155さんの記事に対する、『DRUMSCOの日記』のDRUMUSCOさんのはてなブックマークコメントを引用しておくことにします。

はてなブックマーク - ひとつのタグと、ふたりのPと - 箱の外から

「真実は彼らが「アイドルマスター2」タグ作品を発表するときに判るのではないかと思います。それまでは、彼らの「アイドルマスター」というゲームに対する真摯であるが故の行動なのだと受け止めることにしました。 」










 
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