四天王なのに3人しかいない


「アイドルマスター SideM」のアニメの……これは、第1話という扱いではないんですかね? 「前日譚」というのをニコニコ生放送で見ました。
アニデレ1話が放送された時は、よくわからないテンションですっごいくだらない記事を書いて、お前そんな内容の無い文章を書いていて大丈夫かと心配されたので、今回もどうしようもないことを書いて人に優しくして貰おうと思います。









・"3人だけのJupiter " の物語としては大変いい話だったと思うが、回転すし屋で出会ったジュピター4人目のメンバー(名前は忘れました)が居なかったことにされているのが、私はとても悲しい。みんなまとめてアイドルマスター、ではなかったのか。無かったことにはしないのがアイマスの素晴らしいところ、ではなかったのか。まさか、彼がぜんまい仕掛け(多分)のオモチャだから、人間のメンバーと同列に扱わなくてもよいと考えて切り捨てたのだろうか。
だが思い出して欲しい、アニマス16話がどんな話だったかを。ハム蔵もいぬ美も、動物たちも、アイドルにとって大事な家族、そういう話だったではないか。人間は大切な仲間だ、動物も大切な仲間だ、だが機械の体のお前だけは仲間外れだ。そんな冷然とした声がアニメの一コマ一コマから発せられているようで、私はとても、とても悲しかった。
いずれ、アイマスの物語の中で日陰に追いやられ続けてきたジュピターの物語、の中でさらに日陰に追いやられてしまった4人目のメンバー(名前は忘れた)の物語に光が当たる日が来ることを、強く望む……というほどでは、私自身は無いけれども、世の中にはそういう人だっているのかもしれない。

・アイマスで、社長がこうやってバリバリ前に出てくる物語がアリなら、順一朗社長や順二朗社長でもどっかで同じような話を見てみたかった、という気もするし、別になくてもいい、という気もする。いやだって、見てみたいでしょう、徳丸完の社長や大塚芳忠の社長が、アイドルの前で愉快にぺらぺら喋りまくって動きまくる姿も。
ただ、そういうのは、つまり高木社長が事務所の中できっとどういう存在かということは、すでに自分の頭の中と2次創作の中にあるので、わざわざ見せてもらわなくてもいいものでもある。
いずれにせよ、結論としては、「社長にもソロで一曲歌わせるべきだと思うんだ」という9年前の薄幸Pの言葉は至言であり、今からでも遅くないから存命の各氏のスケジュールを押さえて社長CDを作ってはどうか、ということである。

・表面上何をやっているかが見えようと見えまいと、事務所の中に社長の姿が描かれている、ということは、そこにその事務所の精神を体現する存在が描かれている、ということである。「部長」や「常務」は居ても「社長」が姿を見せないアニデレは、だから、わからなくなった時に縋れる柱がどこにもない、誰にも答えが見えない薄闇の中で光を模索する物語なのだ。

・3人のジュピターが醸し出す親密な空気、長い時間を共有していて、ごく当たり前に近いところにいる空気。それが、初対面の赤の他人同士であるアニデレはともかくとして、アニマスの、真と伊織のわざとらしい喧嘩友達ぶりなんかと比べても実に自然に醸し出されているのが、すごいと思った。ラストで3人以外のアイドルや事務所の構成員が顔を出してきて、"3人だけの濃密な空気" に水を差されるのが、憎らしく感じられたほどに。

・あらゆるアイマスアニメに出没するということで善澤記者を持ち上げる言説が流布しているが、私はアニマスの時点ですでに、千早の悪評を記事ひとつでひっくり返す善澤記者こそアイマス世界を牛耳る黒幕だと指摘している……と思ったけれど、twitterでネタにしただけで、たぶんブログには書いてないね。

・窓の外を見たら大量のファンがいた問題。そもそも出待ちするのが悪い、という意見もあるようだが、私の考えでは、そもそもライブに行くのが悪い。アイドルに、生で、現場で、リアルタイムで会いたい、会わなければならない、という根性こそが間違いであり、すべての問題の元凶である。
twitterその他の反応を見ていて思うのだが、生であること、リアルタイムであることに物事の価値を見出している人ほど、あれのシステムがまずいのこの興行のやり方が悪いの、という不満を、何かのライブやイベントのたびごとに爆発させている。すなわち、生でライブに行こう、リアルタイムでライブを観ようとする行為は、人間の精神と肉体にストレスを溜めさせ、他者に冷淡な思考を抱かせる効果があると考えられる。ライブ時の参加者の体調、マナー、混雑、治安、無関係の人への迷惑等々もろもろの問題も、皆がリアルタイムで現場に行こうとするから発生するものだ。
ゆえに、アイドルか、ファンか、少なくともどちらかがライブ会場から出ていかなければならない(もちろん、両方が出ていってもよい)。ファンはライブのチケットを買い、お金を振り込んだら(なんなら、当日会場に行く場合に利用する筈の交通機関や必要物資その他の分も振り込んでおいて、主催者が関係各所に分配する)、当日は家から一歩も出ず、今まさに会場で繰り広げられているであろう素晴らしいライブを頭に思い浮かべながら壁に向かって一心不乱にサイリウムを振る。アイドルは無人の広い広い会場で懸命に歌い踊る。逆も良い。希望者全員に行き渡るだけあちこちに会場を押さえておき、当日になったらファンは会場入りして、無人の舞台に向かって力を合わせてサイリウムを振り続ける。アイドルは、今まさに声援を送ってくれているファンのことを想いながらひとりレッスンルームで踊る。こうなれば、ライブのたびに巻き起こる様々の不条理な事象は雲散霧消する筈である。私はここ6年くらいずっと、そう言い続けているのに、いっこう世の中はあらたまる様子がない。ソシャゲ時代へのプランの対応が遅れているせいだと自己分析し、ガチャ式ライブチケット&物販、ライブ出演声優決定当日リアルタイム総選挙、ライブ関係諸権利のリアルトレードシステム、などといった発展形も考案したが、これらの発展プランはほぼ完全にネタなので実現しなくてもいいです(つまり、それ以前の話は、半分くらいは本気です。)

・アケマス/無印の春香コミュにある、そこだけポカンと違う時間が流れているような、春香という人間が持っている空気。たぶん、無印コミュの中の春香さんに思い入れがある人の中では、そういうのが "春香らしさ" だよね、という認識が、うまく言語化できないだけでかなり共有されていると思う。けれども、どうとも思わなかった人にとってはどうでもいい事柄なので、春香さんは人間じゃなくてセンターで象徴で概念で、という話になっていく……のはともかく。普通にアイドル同士で会話している姿を画面を通して見ていて、そういう空気を感じることってあまり無かったのだけれど。このアニメに出てくる春香さんを見たら、やっぱり向こうの世界でも、他人から見た春香さんは "彼女と会話している間だけポカンと違う時間が流れている人間" なんだろうな、という気がしてきた。




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