先輩の偉大さ、あるいはミリオンの「やべー」くないところ


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なんとなくスクショを撮ってしまったので、ついでにひとこと書くことにしました。









「ミリオンライブ!」のゲームの中に、アイドルを3人指定する「ユニット」と、「カード」を9枚指定する「デッキ」というものがあることは前に書きましたが、他に「劇場」というシステムもあって、これはアイドルを5人指定して並べておくと、一定時間が経過するごとに、いろんなアイテムと引き換えられるポイントが貯まっていくもので……というこの時点で、プレイし出した頃の自分自身がどれが何やらわけわかめだったことを思い出しますが。

とにかく、その「劇場」のメンバーを、自分の台所事情(強いカード、レアなカードを所持しているアイドルを指定した方が、ゲーム上のメリットが多い)に配慮しつつ適当に並べていたら、偶然出来上がったのがスクショの並びなんですが、眺めていたら、なんかいいバランスだなあ、と思ったので。
……まあ、ユニット内の人間関係的な部分では若干、「LIVE THE@TER HARMONY」の「リコッタ」における横山奈緒成分が不足というか、センター両脇のふたりが元気をもてあましそうな気もします。「リコッタ」のストーリーの中での横山奈緒って、どこの局面を取り出しても彼女が一番前に出て話を動かしているわけじゃないんですが、でも、福田のり子が体を動かしたくてうずうずしている時のテンションと、松田亜利沙がアイドルオタクのスイッチ入ってない時のテンション、どちらとも自然につき合えるのは、横山奈緒だけなんですよね。

あと、バランスがどうとかじゃなくて、これは単に自分の好きなキャラクターが並んだから気に入っただけじゃないのか、という説もありますが、ではそれぞれどこで好きになったのかと考えると、望月杏奈は別として、「リコッタ」の福田のり子と松田亜利沙(と、ここにいないけど横山奈緒)、周防桃子と組んでライブを企画するエピソード(「華麗! ジェントルレディライブ」16/8/26〜9/1)が良かった高坂海美、そして周防桃子の友達である中谷育と、みんな周防桃子がらみのストーリーから入っていたので、桃子先輩は偉大。

周防桃子から入った、と言えばもう一つ、毎日、最初にゲームにログインする際に、ランダムでアイドルがひとり表示されて、自分を仕事に連れて行くようアピールする、という恒例行事があります。最初は何を喋っているのか全然気に留めていなかったんですが、ある日、周防桃子が初めてそこに登場した時に、

「おはよう…じゃないよ、お兄ちゃん! なんで桃子を営業につれてかないの? ありえなくない?」

と言ったんですよね。ほとんどの子が、それぞれなりの遠慮と礼儀をもってアピールしてくる中での、「おはようじゃないよ!」「なんでつれてかないの?」「ありえなくない?」という断定、反語の連打が小気味良くて新鮮で、それから、誰が何を言っているのかちょっとだけ注意して眺めるようになりました。ニコマスには昔、「はじまりはいつも律子」という言葉がありましたが、私のグリマスは、だいたいいつも桃子先輩から始まっている気がします。

ところで、福田のり子にしろ、高坂海美にしろ、そして「リコッタ」のリーダーである春香にしろ、周防桃子と組んで "いい先輩" として輝かせてもらっているのは、複雑な理屈や段取りを考えるのは苦手だけれど、精神的な部分では優秀なモチベーターになれる、というキャラクターです。そして、その根底にある、より本質的な共通点は、他人の話をちゃんと聞ける、相手の気持ちを尊重しながら行動できる、ということだと思います。「LIVE THE@TER PERFORMANCE 12」で組む雪歩なんかはもうちょっと、一筋縄ではいかないお人ですが、他人の話をちゃんと聞ける、相手の気持ちを尊重しながら行動できる、という点は同じです。

高坂海美でいうと、先の「ジェントルレディライブ」以外にもう一つ、ボイスドラマの「765プロ全国キャラバン」の、炎天下の砂丘を突っ切って歩くエピソードが好きなんですが、何が好きかって、海美がやりたくて始まったイベントなのに、プロデューサーが動けなくなった時、よし、やめよう、と真っ先に言い出す。その場面が好きなんです。話のオチとしてはその後、結局みんなで協力して頑張ってゴールできました、ということになるのですが、結末よりも、途中の海美が立ち止まる場面の方がずっと、私の中では大事です。
海美は、自分のやりたいことを他人と分かち合いたい、という気持ちがとても強い子ですが、自分の中のそういう願いが強いからこそ、自分が願いのままに突っ走れてしまう人間であるからこそ、願いのまま、気持ちのまま突っ走ってしまっては本当に自分のやりたいことをやったことにはならないのだと、感覚的なところで理解しているのだと思います。

中谷育を見ていると、年齢とかアイドルであることとか無関係に、この人がいちばん人間としてしっかりしてるんじゃなかろうか、と思うことがちょくちょくあります。この記事の流れでいうと、「Precious Days! ミリオンシアターライブDays2」(17/7/14〜7/25)での天空橋朋花との会話ですね。朋花に、"他人に言うことを聞かせる方法" を知っているかと問われて、それは「ふだんから」その人と「ちゃんと目を見て話」せばいいんだよ、と答える、という。
育の答えは、"他人に言うことを聞かせる方法" を知りたがって、天空橋朋花の言葉を表面だけ受け取って暴走してしまう周防桃子と、綺麗な対照になっています。(同時に、すれ違いのもう一方の当事者である、天空橋朋花との対照にもなってしまっているように思えます。徳川まつりにもよく似たところがありますが、天空橋朋花が中心に居るストーリーにはしばしば、彼女のこだわりのせいで仕事が混乱し、周りの人間がフォローのために苦労している、という側面があって、けれどもいつも、周りが被っている苦労や迷惑を、彼女自身がどう認識しているかがはっきりしないまま話が終わるんですよね。私の中ではかなり重要な問題ですが、書くと長くなるので今は措きます。)
このエピソード、桃子が話の中心なのに、育と桃子は一度も直接絡まないまま終わります。桃子の隣に育が居たら、ぜんぜんこじれないであっさり終わったんじゃないかな、と考えると、なんだか「青い鳥」感があります。

とりとめのない話をしてきましたが、何を言いたかったのかというと、ソシャゲの中で日々新たに加わってくるストーリー要素の分量は、ニコ動に日々動画が加わる量に比べたら微々たるものです。後の事柄はすべて、私にとっては "何もしないよりはマシな時間つぶし" 以上のものではありません。だから、私にとってソシャゲというのは、とても緩慢に、ゆっくりと時間が流れていくコンテンツなのですが、ミリマスはその緩慢な時間の中で描かれる、ほんのちょっとしたエピソード、ほんのちょっとした会話の中でときどき、地味で何の変哲もないんだけど、でもこれってすごく大切なことだよね、というものを見せてくれる。
たまにそういう、"地味で何の変哲もないけれど、でもすごく大切なもの" を見つけておおっ、となって、自分の中のアイマス地図がほんの少し、豊かになる。今のところ、私にとってのミリマスはそんな感じの存在で、スクショに撮った並びは、私の中のそういうミリマス感が凝縮された絵のような気がした、ということですね。




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