トーキング・ラビッツ


緑青氏 【卓m@s】仁奈と飛鳥とみんなのきもち -発端編- 17年02月27日


続くのかどうかはわからないけれども、ここまでだけでも素敵な動画だな、と思って。そして、いくつか、別の時に見た別の動画のことが思い出されたので。









だいずP 【△のヮの目】ガールズトークRPG【 TRPG? 】 12年06月21日


冒頭の動画、「テーブルトーク」がテーマ、ということで、だいずPの「ガールズトークRPG」が言及されていますが、知っている人が普通に思い浮かべるような「TRPG」ではない、けれどもちゃんと「テーブルトーク」をし、「ロールプレイ」をして遊んでいる動画、ということで、次の動画も連想されます。


万年P 【にせ卓ゲm@ster】ルルブがない。 12年06月03日


万年Pのこの動画は、ひとつの短編として見てもとても楽しいですが、このPの作品を通して見てくると、"「TRPG」で遊ぶって、どういうことだろう?" "どうやったら、「TRPG」で楽しく遊べるんだろう?" "良い「TRPG」の「セッション」とは、一体どういうものなんだろう?" という問いがずっと語られていて、この動画はその1ピースなのだ、ということもわかります。


卓ゲ喫茶P 【卓M@S×SW2.0】9歳児のソード・ワールド2.0 13年01月29日


デレマスの市原仁奈つながりで、卓ゲ喫茶Pのこの動画も思い出されますね。こちらは、"知っている人が普通に思い浮かべるような「TRPG」" を、まだそのやり方を理解するのが難しそうな人たちと遊んだらどうなるだろう? という動画。卓ゲ喫茶Pは他にも、喋らない人たちばかりが集まった「セッション」、困った言動をする人たちばかりが集まった「セッション」など、"「TRPG」に適しないと普通考えられるプレイヤーが「TRPG」で遊ぶ" ことがテーマの動画をいくつか作っています。
貼った動画でのアプローチは万年Pと対照的ですが、卓ゲ喫茶Pの動画で語られているのもまた、"「TRPG」で遊ぶって、どういうことだろう?" "どうやったら、「TRPG」で楽しく遊べるんだろう?" "良い「TRPG」の「セッション」とは、一体どういうものなんだろう?" という問いだと言えるでしょう。


Miyako氏 【東方卓遊戯】GM小町の従者卓 Session0【SW2.0】 15年04月25日


Miyako氏のこのシリーズは、ごく正攻法の、普通に「卓上ゲーム動画」「TRPG動画」と言われる類の作品です。ただ、このお話のきっかけは、"仲の良い仲間たちが、集まってテーブルを囲んで楽しくお喋りをする" という行為で、ゲームが始まってからも、"テーブルを囲んで楽しくお喋りをする" ことが、大切な存在意義として、プレイヤーたちの中で意識され続けているように思えます。緑青氏や万年Pの動画と見比べると、一見、こちらの方がだいぶ複雑でややこしいことをしているようで、根本的には同じ遊び、同じ楽しさがあるのだと、感じられるのではないでしょうか。
でも、どうして、やっている遊び、求めている楽しさは根本的には同じなのに、そこにあれこれ難しい決まりごとや制約、手間のかかる仕掛けや工夫を、足そうとするのでしょう。それは、楽しいことを、もっと楽しくしたいから。では、いろんなものを足して、もっと複雑にしていけば、楽しさは際限なく大きくなっていくのでしょうか? そうでないとしたら、何をどこまで足した時が、いちばん楽しいと言えるのでしょうか? 別にそんなことを部外者が考えながら動画を見る必要はないのかもしれませんが、そう考え出すと、結局は、"楽しく遊ぶ、ってどういうことだろう?" "良い「セッション」とは、どういうものだろう?" という問いが、ふたたび立ち現れてくることに気づきます。


3袋P 画質テスト 13年07月28日


3袋Pのこの動画からも、"「TRPG」で遊ぶって、どういうことだろう?" という問いについて考えることができるでしょう。TRPGのシステムの中には、ルールの側で、プレイヤーがまともに喋れなかったり、変な行動を取らざるを得ないように仕掛けているものも存在します。プレイヤーの側でわざとそういう遊び方をしている動画も、ニコ動にはたくさんあります。
何故、そんな遊び方をするのでしょうか。それは、そうやって遊ぶと楽しいから。実際、3袋Pのこの動画は、見ていてとても楽しいと私は思います。
けれども、ならば、いつでもどこでも何についてでも、同じような取り組み方をすれば、楽しくなるのでしょうか。同じ遊び方をもっと拡大しておおげさにやれば、もっと楽しくなるのでしょうか。"楽しく遊ぶ" って、どういうことなんだろう。
そんな問いを投げかけている動画……なのかもしれないし、全然そんなことはないのかもしれません。


発端の動画、「仁奈と飛鳥とみんなのきもち」のことを書いていませんでした。

「どうしたいのかのかさえ教えてくれれば、それができるかどうか答えてあげよう。」

という二宮飛鳥の台詞が、素敵です。それは、「TRPG」の「ゲームマスター」とはどんな存在であるかを仁奈に伝える台詞であるのと同時に、動画の中での飛鳥のふるまいそのものが言い表された言葉でもあります。飛鳥は、最初はまだ形のはっきりしていなかった仁奈の「どうしたいのか」を引き出すお手伝いをして、そして、「それができる」ようになるためにどうしたらいいのかを、ずっと一緒に考えているのです。

市原仁奈は、飛鳥にたくさんの質問をします。自分には知らないこと、わからないことがたくさんあるのを知っているからです。その問いかけのありようがまた、素敵です。自分が楽しくありたい、そして自分と一緒にいる周りの「みんな」にも楽しくあってほしい。それが、仁奈の「どうしたいか」です。けれども、仁奈は、今の自分には、やろうとしても、楽しくあろうとしても、うまくいかないこと、まだ実現できないことがあるのも知っていて、その上で、自分の「どうしたいか」のためにできることを探しているのです。
きっと、そんな仁奈の心の中には、いろんな人たちが悩み、考えてきた問いに答えるための大切なヒントがいっぱい詰まっていて、そして、いま彼女もまた、その問いに答えるための、長くて、難しくて、けれどもとても面白い旅に出たのです。





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