お前はそこで胸を張ってろ


アギョウ氏 【NovelsM@ster】15歳組の基本法則・合宿の夜編 17年02月25日


立ち絵と会話から成るノベマスのお手本のような構成で、何より、短い時間の中でそれなりの数のキャラクターを出して会話を回して、それで、出てきた子ひとりひとりに、ああ、この子はこんな風にいい子なんだな、と印象が残る。
たとえば、このキャラクターについては私はこんなことを思いました、という話です。





ロコが可愛い。そしてかっこいい。

そう思って、で、ちょっと考えて、その可愛さかっこよさというのは、ロコ本人の言動の面白さとともに、周りのアイドルとの関係、周りの人間の受け止め方によって引き出されているところがあるんだな、と思った。

アギョウ氏の動画に出てくるロコを見ていると、ロコの "芸風" って、基本が "コントの三人目" なんだな、という印象がある。人間、基本的に二人いれば会話は出来る。場にはすでに二人話者がいて、とりあえず二人だけでも会話が回るところ、横から茶々を入れたり、脇で一人で変なポーズを取っていたりして、話をもっとごちゃごちゃにする三人目、の立ち位置に居るのがロコ。
いや、ほんとにいつも他人の会話に横から首を突っ込む役回りをしている、ということではないんですよ? ただ、彼女の言っていることやっていることは、聞き手に、お前邪魔、つまんない、何やってるのかわかんない、と言われてしまったらそれまで、というところがあって、ただ、ロコの周りにいるアイドルたちは、さらさらそう思っていない。その ”ごちゃごちゃにする三人目” なところこそが彼女の大事な個性なのであり、そんな彼女が輪の中に居てこその自分たちなのだ、と、ロコの存在をそのままでごく自然なもの、当たり前のものとして受け止めている。

この動画、「合宿の夜編」には、ツッコミというものが居ません。たとえば、ロコが、めっちゃ自信満々で喋り出す、という場面があります。その場面でロコが考えて語ったことは、実は、周りが予測していたもの、期待していたものとは、ちょっとズレているのです。でも、とうとうと喋るロコに対して、その場の誰も、いや、そういうことじゃねえから! とは言わない。永吉昴は肝心なところで恥ずかしがってヘタレるし、天空橋朋花は何をどこまでわかっているのか読めない鷹揚さでさらさらとすべてを受け流していく。おお、ツッコミ不在! けれども、その展開は、単に "キャラクターの取り合わせが生んだ偶然の成り行き" なのではないと思うのです。
"ツッコミがいない" 現象の奥底にあるのは、、彼女たちひとりひとりが、お互いのありようを、こだわりを、尊重し、敬愛しあっている、ということ。

そのユニークさが、ロコの中の何かとても大事なもののあらわれだと、知っているから。そうして自信満々に何かを語っているのが、ロコがいちばん輝いている時だと、知っているから。何より、ここで、こんな話を、こんな風に胸を張って楽しげに語れる人って、かっこいいじゃないか、素敵じゃないか。だから、伴田路子、あなたはそこで胸を張っているべきなのだ。




関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:Vinegar56%

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
月別アーカイブ
全記事一覧

全ての記事を表示する

検索フォーム
リンク
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数: