ステージは「忘」の後に


フユノ氏 【東方手書き劇場】勿忘傘サブタレニアン3 17年02月06日



このシリーズ、Pixivや静画で継続的に連載されているようで、動画はストックが溜まった時点で投稿されているのだと思いますが、私は動画を通して見ています。私の中では、この作品を知ったのがついこの間のことのように意識されているのですが、初投稿がほぼ丸2年前で前回がほぼ1年半前だということに、むしろ見ている私が打ちのめされた気分になったり。

というわけで、この記事は動画そのものを語るというより、この動画をきっかけに引き出された、どこでどういうタイミングで書きつけておいたらいいかよくわからないような徒然を書く記事……となる予定でしたが、やはり動画の感想は動画の感想だけで完結させた方がいいと感じたので、短いですが、このまま上げます。


原作でどうなのかは知りませんが、2次創作における多々良小傘というキャラクターは、「人を驚かせる」のが生き甲斐で、人を驚かせようと一生懸命だけれども、可愛くて無邪気で他愛無くて、ちっとも恐ろしくない、驚かれない、そんなところがチャームポイントな女の子……、だいたいそういう扱いですね。カッコ良かったり、強大だったり、恐ろしかったり、おどろおどろしかったり、そんな存在として描かれていることはまず無い。

ところが、この『勿忘傘サブタレニアン』という作品は、そんな、一般的なイメージを打ち破る斬新な小傘像を打ち出した!! ……わけでは全然なくて、まさにその、"人を驚かせられない、可愛い他愛ない女の子" としての小傘をじっくりと描いているのだけれども。

にもかわらずその、ただただ可愛いだけの他愛ない女の子が、可愛くて他愛ないままで、ものすごくカッコ良く見える瞬間が、この動画の中にはある。私もかっこいいと思ったし、動画についたコメントでも「かっこいい」と言われている。
あるいは、別の言い方をすると、物語の中では誰ひとり驚かせられないキャラクターが、しかし、その物語を外から見ている視聴者に対しては、予想を跳び越える衝撃を与えて驚かせてくる瞬間、というものがこの動画の中にはある。

その、"画面の向こう側に居る、人を驚かせられない女の子が、画面のこちら側に居る私を驚かせてくる瞬間" こそが、つまり、私がニコニコでテキスト系動画を見ている時に、求めてやまないものなんだな、と、そんなことを思いました。







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