最高な君を見せて


音P スターライトステージ 「」 仁奈とリトルマーチングバンドガールズ 16年05月10日







動画を開いて、初っ端からものすごい開放感が、そして、そこから動画の終わりまで一気に運ばれていく疾走感があって。
それを見て私の中に浮かんだのが、"専属Pが意中の人以外のアイドルで作った時の突き抜け感、軽やかさ” という感想でした。

いやまあ、音Pは普通に、デレマスでは市原仁奈が好きだとおっしゃっているし、そもそも今アイマスPを語るのには「担当P」という言葉があって、「◯◯派」とか「専属P」とかはもう語られない用語でしょう。
だから、上に書いた感想は、作品の解説としては不適当だとは思いますが、ただ、にもかかわらず私としては、やはりこの動画を、「専属P」という言葉と、"いつもの人でない誰かと向かい合う" という事象でもって捉えたくなるのです。

それはつまり、たとえ同じような景色、同じようなストーリーを描こうとしても、音Pが千早をS4U!なりOfAの素材で撮った時には、そこにはもっと、千早のいる空間すべてを包み込む作者の視線、その視線に笑い返す千早、ふたりが見つめ合いほほえみ合うプライヴェートな空間が濃厚に立ちこめて、市原仁奈の動画と同じにはならないのではないか、と思うからです。

ニコマスの素材が無印だった頃には、"ステージ上のアイドルと目が合わない" なんてことが結構言われましたが、スターライトステージ(デレステ)の3Dモデルにも、結構どこ向いてるんだかわからない、目と目が合わない現象がある気がします。
その、微妙にいつもと違って目が合わない相手が、でもその目線の先を知ろうとする営為が。スターライトステージという環境、デレステの市原仁奈という素材との出会いが、この動画をこの動画だけの形に成型せしめたのだと思うのです。

スムーズに流れるダンスの気持ち良さ。様々なアングルからのアイドルを畳み掛けるカメラのダイナミックさ。それから立ち絵のコミュシーン。画面上のささいな動きで確実に音との同期を取りながら、そこに微細に変化していくアイドルの表情が乗り、テキストが、会話が、物語が乗って、ステージでの爆発的な開放感につながる大きな高揚を形作っていく、それは精緻な3Dモデルがアクションするのではない、ぺらぺらの立ち絵だからこその隙のない美しさ。
異なる素材、異なる要素、異なる断面が組み合わさって、なにか大きな流れとなり、鮮やかな景色を提示する。これぞMADだ。アイマスって、いいものですね。





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