MSC5感想ブログ記事分類早見表


im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 予選A、Bブロック (15/8/17)
im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 予選C、Dブロック (15/8/17)
im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 予選E、F、Gブロック (15/8/17)


「im@s MAD Survival ChampionshipⅤ」通称「MSC5」の予選動画の投稿をきっかけに、方々のブログ・ニコニコブロマガで感想記事が上がっています。
しかしながら、このニコマスの一部での盛り上がりを眺めていて、何かが足りない、と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


そう、自分では何もまともな感想を生産せず、ただ盛り上がっている界隈をウォッチしていじくり回すことでポジションを確保する、そういう記事が足りませんね。

……というわけで、この記事は、MSC5関連のブログ記事を、勝手に並べて勝手にコメントをつけて勝手に遊びました、というものです。なお、筆者の調査能力の限界から、引用する記事は8月20日深夜時点で、はてなブックマーク上でブックマークされているものの中からに限っています。







<種まく人>部門
NormalP MSC予選56本の全サムネを並べてみる:ごく普通の変人 - ブロマガ (8/18)
なつ氏 わたしのすきなどうが。 im@s MAD Survival ChampionshipⅤ (8/18)

動画を見ている人、この企画に投票する人皆に役立つよう、情報を整理してまとめてくれるタイプの記事。
誰もがただ我先にと頂上を目指して登山しようとする中で、自分はみんなが気持ち良く登れるためのベースキャンプになろう、そんな高く美しい志を感じる記事群です。
企画に関わる動画群へのリンクやサムネをまとめてくれるポータル記事は、イベントごとに作ってくださる方が現れるものですが、とりわけNormalPの今回の記事は、動画が投稿されて一晩のうちに完成させるスピード、ただ並べるのではなく、ブロックごとに一望できるサイズにまとめられた見やすいレイアウト、読めば各作品の内容が立ちどころに思い浮かぶ、切れ味鋭いワンフレーズの要約コメント、と、どこからどこまで至れり尽くせりの内容になっています。早い・安い・美味いと3拍子揃った、風格さえ感じさせる職人の仕事です。
そして、なつ氏の恒例、作品ごとの使用楽曲まとめ記事。地道な作業で情報を集めて黙々と記事を完成させていく様は、まさに、今日の飯を犠牲にしてでも明日のための種籾を播いていこう、という、ブロガーの良心ここにありき、の雰囲気を醸し出しています。


<国民啓蒙・宣伝大臣>部門
ニセP(ニーサン氏) アイマスの話~MSC5開催!さぁ、悩むがよい&参加解説でも~:ニーサンの○○について語ってみよう! - ブロマガ (8/17)
けまり部P im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 開催:けまり部Pの覚え書き (8/17)
gouzou氏 3年ぶりのお祭り 『im@s MAD Survival ChampionshipⅤ』を見逃すな!!!:そんなことよりアイマスの話をしようぜ - ブロマガ (8/18)

自分自身の感想をあれこれ述べるよりも、広く、多くの視聴者にこのイベントを知ってもらおう、楽しんでもらおう、という、紹介・広報に重心がある記事群。それぞれの形で多くの人の心に訴えかけてきた実績、経験のある書き手が揃い踏み。自らの立ち場と役割を弁えた、これぞ出来る大人の仕事、という内容になっています。
なかでもニセPの記事は、企画全体の概要のみならず作品ひとつひとつについてもコメントが綴られていますが、そこでも、自らの感想を記録すると同時に、どのような知識を前提として・どんな点に注目して見ればいいか、を伝える配慮がなされていると感じます。


<角界の御意見番>部門
くろ氏 くろっきー:im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 予選、はじまりましたよ! (8/17)
悪来(仮)氏 im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 予選開始! - 見る専プロデューサー生活、始めました (8/18)
びるとてぃると氏 ついにきた - びるとてぃるとのかけら (8/18)
赤ペンPの添削日記 MSC5開幕!! (8/21)

予選動画全体を通しての印象、総括を綴った記事群。全体の雰囲気、流れ、今回ならではの傾向、特徴を簡潔な言葉で捉えて要約する、書き手の頭の回転の早さを感じさせる記事が揃っています。(赤ペンPの記事は個別のブロック、作品への言及を含むので、形式的にはひとつ下の部門に該当しますが、内容的にはこちらの方がふさわしいでしょう。)
個人的には、びるとてぃると氏の、歯切れよく明快に、自分ならではの視角からの切り出しを見せる文章(ひそかにファンなのであります)が読めて嬉しいです。


<おそろしく速い15秒、オレでなきゃ見逃しちゃうね>部門
ミアキスP たぶん、明日も晴れるよ。 MSCⅤ予選投票メモ (8/17)
ハバネロP MSCⅤ 予選投票メモ - シャングリラ激辛紀行 (8/18)
しろざわP MSCⅤ予選 ブロック別感想:淡々と様々なことをかく。 - ブロマガ (8/18)
うるうP MSCVに直感で乗ってみる:うるうPのアイマス雑記帳 (8/20)

各ブロックから気になる作品数点をピックアップして、コメントするタイプの記事。動画も作るし筆も立つ、という文武両道のニコマスPたちが集う部門となっています。
自分が気になった動画の、どこのどんな部分に惹かれたかを考え、投票する一本を選び出す。この企画の精神に、もっとも素直に、誠実に則った楽しみ方を、形にして見せてくれる記事群です。あるいは、自分の "好き" "こだわり" "楽しい" を、もっとも率直に言葉にした記事たち、という言い方もできるでしょうか。


<我らコメンテーターが集まれば、MSCの一つや二つ……!!>部門
鴉氏 im@s MAD Survival ChampionshipⅤ 15秒予選 - メモ書きライフ (8/17)
damehumanoid氏 [アイマス]im@s MAD Survival Championship V 15秒予選 脳直一行感想 - Damehumanoid 曰く (8/17)
ヤマダリオンP MSCV 予選15秒で何を選ぶ:山田のチラ裏 - ブロマガ (8/18)
K_1155氏 im@s MAD Survival ChampionshipV 予選雑感 - 箱の外から (8/18)
桐野彰氏 im@sMSC5:72は魔法の数字 (8/18)
im@sMSC5その2:72は魔法の数字 (8/19)
im@sMSC5その3:72は魔法の数字 (8/20)
くろ氏 くろっきー:MSC5予選に投票するぞ! (8/19)

全ブロックの全作品について、順番にコメントしていくタイプの記事。面子を眺めると、「いざMSC」と埃を被った鎧兜を引き出し、老愛馬に鞭打って駆けつけてきたニコマスブロガーたちは、ヤマダリオンPの清新でパワフルな太刀を受けとめられるのか!? というような様相を呈していますね。
「見ながら即書き」「初見脳直」と銘打って一行で綴られた、鴉氏、damehumanoid氏の記事。普段twitterや酒席に放流して消えていくままに任せている言葉を、ちょっと形を整えて御膳に並べればこのくらいのことはすぎに出来ますよ、とばかりに、さらっと一筆で書かれた短文が集積して記事になっていく様子。そこには、さながら毎日デッサンを欠かさない画家が、興が乗った絵を仕上げていく様子を、間近で鑑賞しているような凄みがあります。
一方、あいつらが出てくるなら俺も一丁、とばかりに記事を上げてきたK_1155氏と くろ氏。イベントそのものより、イベントの周りの動きに言及するコメントから記事が始まっている点が特徴的です。一筆書きのライブ感が身上の前2者に対して、より言葉を選んでいると言いますか、自分の狙い所、仕事する場所を吟味しながら書いている感があって、そうしたテイストの違いも見所です。
いずれにしろ、いやあ僕書けなくなったとかやる気なくしたとかじゃなくて、僕に書かせるほどの事件がなかなか起こらないだけっすからねえ、ちょっとその気になればこんなもんですわ、というベテラン記者ならではの余裕、このタイミングでこのくらいアクセルをふかしてここでブレーキを踏めばちょうどいい速さでぴったり目的地に着くだろう、とあらかじめわかっていて車を走らせている感じ、そんな雰囲気が濃厚に漂っている記事群だと思います。
なかで、ひとりだけ記事を分割して、2ブロックごとに投稿している桐野彰氏。瞬間的にアクセルをふかしただけでどこまで距離を稼げるか、ではなく、日数を掛けて地道に積み上げていけば必ずや目的地まで到達できるだろう、という自分の粘り腰への自信が感じられます。ここらへんは、ブロガーとしての "現役感" の差と言えましょうか。

ともあれ、この部門の眼目は、やはりなんと言ってもヤマダリオンPの記事です。まず、先行記事が特段の注意を払っていないアイキャッチや、はては作品が切り替わる時の演出である扉の画像にまで注目して、コメントしているのが特徴的です。全ブロック全作品へのコメント、という事柄を "ノルマとして消化" していくのではなく、提示された動画全体を作品として捉えて、その中で自分の気になったこと、心が動いたところに対しては逐一言葉を紡いでいく。結果として動画のあらゆるパートに言及した記事になっていく。そういう、動画への臨み方、記事の形作られる過程の違いを感じます。
個々のコメントの内容もまた同じであって、何よりも、ここが楽しい、ここで驚いた、ここに興味をひかれる、ここはわからない、動画を見ている時のそういった赤裸々な心の動き、叫びが、まるで隣で一緒に見ているかのようにストレートに伝わってくる文章だと感じます。
全体として、まあ私はいろいろ知っているからこんな風に書けるんだけどねえ、あえてこれ以上は言葉にしないでおくから、そういう行間の玄妙なところは読者の君も悟ってくれないと困るよ。そんな、 "余裕" "含み" が肝であるブロガー勢の記事に対して、文章の構築の仕方においても、その具体的な内容においてもカウンターとして機能しているのがヤマダリオンPの記事であり、この部門は、個々の記事を読むのと同時に、互いに読み合わせて、曲がる足腰を懸命に伸ばし、気を励まして打ち掛かる老ブロガーたちをヤマダリオンPがバッタバッタと痛快になぎ倒していく情景をイメージすると、より味わい深く読めるのではないかと思います。


<ニコマスライフは日常系のなかで>部門

これは、TLやブクマに上がるMSC記事を追い掛けても浮かんでこない性質のものです。すなわちここに入るのは、恒常的にニコマス動画を見て文章を書いているけれども、MSCひとつのために特別に長い記事を仕立てたりはしない、というタイプの書き手であり、具体的には こえら氏や ばしP、あるいはガラクタ氏や音Pが該当します。(もっとも、こえら氏に関しては、今後MSC記事 "も" 来る可能性がありますが……。)
本当に深くニコマスと生きる者は、イベントの時だけ特別に騒いだりなどしません。日々動画を見て更新やコメントを重ね、その中の一環としてMSCもまた楽しみ、そしてまた同じように他の動画に移って言葉を重ねていく。真のプロフェッショナルの仕事は、そういうものなのです。
(なお、この他にもブログ記事という形では観測できない性質のものとして、書けないこと、書かないこと、完成品の記事が存在しないことそのものをアピールすることで存在感を発揮するタイプの視聴者、というのもあります。)



<「原稿は完成させる」「内容で違いを見せる」
「両方」やらなくっちゃあならないってのが「頂点ブロガー」のつらいところだな>部門
胡桃坂氏 祝開幕! im@s MAD Survival ChampionshipⅤ予選感想 - めぐりあいクロニクル (8/18)
カズマ氏 MSCⅤに全力でのっかる試み その1 - 続・空から降ってくるので (8/17)
MSCⅤに全力でのっかる試み その2 - 続・空から降ってくるので (8/18)
MSCⅤに全力でのっかる試み その3 - 続・空から降ってくるので (8/19)
MSCⅤに全力でのっかる試み その4 - 続・空から降ってくるので (8/20)

さて、最後になりました。この部門に該当するのは、形式面から定義するならば、パートごとに文章量にばらつきがあって長い時は1行2行どころではなくスクリーンショットまで貼ってあったりする一方、網羅的にコメントしているのではなく一言もふれていない作品もある、ような記事、ということになります。

まず、胡桃坂氏の記事を読んで最初に感じるのは、記事を開いた瞬間の ”ぎっしり中身が詰まっている感” であります。
実際に読んでみるとそれは、記事のヴィジュアル面への配慮、記事全体としての流れや構成への意識、といったものに裏打ちされたものであることがわかります。ただ逐次的にだらっと書いていくのではなく、自分がどの作品のどこにどれだけ言及すべきか一つ一つ吟味する。スクショ化してもっとも効果的に機能する絵と、その貼るべきタイミングを選び抜いてスクショを使う。作品単体のみならずブロックごとの流れ、雰囲気も浮かび上がるように全体の構成を練る。
2011年以降のニコマスブログ界隈をトップランナーとして牽引してきたブロガーならではの、底力を感じさせる記事です。

他方、カズマ氏の記事にあるのは、"芸" です。
①やけに威勢良く、細かく手も込んでいる最初の記事が、Aブロックに触れただけで終わる
②おいおいこの調子で本当にGブロックまで行けるんかい? と読者がツッコむ気満々で待ち受ける
③記事目にして既にはしょりまくりになって、いやいやバテてないから、と弁解する……
まるですべて計算されていたかのように笑いが生み出される流れ。けれども、それをただ面白いギャグだったと、いつものカズマ氏の芸か、と笑って終わるのは、ちょっともったいない。
なんで、数多のMSC5記事の中で、「続空」のそれだけが、こんな綺麗なコントみたいな流れになるのか。それは、カズマ氏だけが最初に、この調子で長くて濃密な記事を、この祭りの全部について書き上げよう、と、本気で夢見たからです。自分にどれくらいの仕事が出来そうか、から起算して書くのではなくて、これだけのことをやってみたい、ここまで書いてみたい、という夢をスタートラインにしてそのまま突っ走ろうとする。その先に待ち受けているのは挫折であり、未完であり、脱線であり、竜頭蛇尾である。そんなことは何度なく学習している筈なのに、それでも、今度こそはここまで書いてみたいんだ、からスタートする。
カズマ氏が他人に対して言っていることも同じです。"普通に""冷静に""常識で" 考えたらそんなことはありえない、と知っていても、MSCとなったら二百人や三百人のニコマスPはすぐに駆けつけるんだ、と信じようとする。いるかどうかもわからない見ず知らずの新人ニコマスPを、本気で怒鳴り込んで来いよ、と挑発する。"サンデイっぽい絵" に対して、そういうことじゃねえだろ!! と怒り出す。全部同じです。
彼は自分に対しても他人に対しても、もっと本気で夢を見ようぜ、と歌っている。そんなんじゃないだろう、もっと面白くて、もっと凄くて、もっと素晴らしいものを、君たちは生み出せる筈だろう、と願っている。

KAKU-tail2E かき 夢 3:38 のコピー

言うなればカズマ氏は、『クビツリハイスクール』で「なんでもっとしゃんとしないだお前らは!」と怒り出す哀川潤なのです。ただ違う点は、完璧超人である哀川さんが「お前ら」を怒ったところで、それ自体はギャグでも何でもありませんが、カズマ氏の場合は完璧超人でもなんでもないというか、むしろ弱くて傷つきやすい人間だ、という点です。
だから、彼の文章には、想いが言葉になって突っ走っていくのと同時に、あれ、そういう自分自身は一体なんなんだ? あれ、いいこと言っていた筈なのに話がおかしくなるぞ? という自己完結的な、独り相撲的なツッコミが、絶えず内側から立ち上がってくる。そういう独り相撲的な循環こそが、ペーソスと表裏一体なユーモアの源泉であり、だからカズマ氏の文章にはいつも、笑いと同時に悲哀と可愛げが宿るのです。
まあ、こんなことは平常時ならいちいち書くような話ではありませんが、ことカズマ氏の記事においては、MSC5は「ニコマス最後のお祭り」という設定なので、私もそれっぽい気分を盛り上げて書いてみました。



そんなわけで、MSC5に関して様々な方が書かれたブログ記事を肴にして、好き勝手なことを書いて参りました。不快に思われた方には申し訳ありません。私としては、身内に厳しい姿勢で清廉さをアピールしつつ外側へは媚を売り、それでいて権威にはしっかりと擦り寄っておくという理想的な立ち回りが出来たと自賛MSC5に参加される方々の楽しみのバラエティを少しでも広げられたら、という真摯な思いを籠めて書いたつもりでしたが、いかがでしょうか。
まだまだ、私が見落としている記事も、これから書かれる記事も多々あることでしょう。今後もニコマスとニコマスブログ界隈が盛り上がっていくことを願っております。




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まとめお疲れさまです。

はじめまして。
MSC5のブログ記事を模索してたら、たどり着きました。
自分の記事も紹介してくれていたみたいで、嬉しい限りでした!

そして、まだ観てなかった記事も見れて大変助かりました。

感想は十人十色、色々な意見、感想は観てて楽しいものです( ^ω^)

MSC5はまだ始まったばかりですので、今後もお互い、楽しんで行きたいですなー。

|-`).。oO(全て終わった時、改めてお礼と感想させてもらいたいかもです。

恐縮です。

ニーサン様、いらっしゃいませ。
動画もブロマガ記事も、いつも楽しませていただいております。

過分なお褒めの言葉、恐縮の限りです。
断りもなく勝手に言及させていただきましたが、
ご不快な内容でなかったのであれば幸いです。

おっしゃる通りで、動画をめぐってこのように様々な方から、
十人十色な感想が出て話に花が咲く様を眺めるのは、本当に楽しいことだと思います。
自分自身も、これからも楽しく見ていくことができれば、と思っております。

では、コメント、ありがとうございました!
プロフィール

Vinegar56%

Author:Vinegar56%

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