あらかじめ失われた区切り


本日、当ブログは開設5周年を迎えました。





5年、という節目は、私の中では前々から……そうですね、ブログ始めて3年目くらいから、意識するところのあった区切りでした。
ニコマスブログを始めてから5年目、と言うと、07年からであれば12年、08年からであれば13年。
何が言いたいのかって、『ニコマスあたりを勧めるブログ。』のこえら氏、という例外中の例外を別にすれば、5年を越えて、ニコマスだけに話題を集中して、切れ目なく一定以上のペースで文章を書き続けた人って、ほとんどいない、ということです。

だから、私が5年目を迎えて、まだニコマスについて書き続けていたならば、その時こそは、誰にはばかることもなく言いたい放題できるな、と思っていたんです。まだ私を捕らえて離さないニコマス凄いなー! まだ書き続けてる私偉いなー! ニコマス見るの辞めちゃった人、書くの辞めちゃった人は馬鹿だなー!! ってね。

で、1年前、4周年を迎えた時には、更新頻度はともかく、モチベーションとしては、まだまだニコマスで書けるな、と。あと少しで言いたい放題タイムに突入だな、と思っていたわけです。
ところが、実際には、ちょうどその4周年を過ぎたすぐ後くらいから、私自身の熱意と関心のバランスが大きく変化して、ニコマスでないものに大きく傾きました(具体的に言えば、東方動画に、ですが、この記事において重要なのは、私の関心がその時はどこへ向かったか、という部分ではありません)。
ニコマス見なくなったわけでも、書きたいことが無くなったわけでもないのですが、私の中での火の燃え方みたいなものが、この1年の間に何か決定的に変質したのです。今となってはもう、モチベーションとしても更新の実態としても、始めた頃と同じようにニコマスを核にすべてが回っていく、というところには、私とこのブログは二度と戻れないだろう、という実感があります。うーん、やっぱり5年の壁は高かったんですねえ。

私の中で、今日を以てこのブログをすっぱりと畳みます、と宣言できるような、辞めるための区切りは、2010年のあの時だとか2011年のその時だとかに辞めなかった時点で、すでに見失われて久しいのだけれども。ここまで続けたらこう出来るな、とか、これをやり切るまではやめられないな、みたいな、続けるための展望みたいなものもまた、この1年の間に見失われたわけです。
だからまあ、今はもはや、このブログがどうなるのかと言えば、どんな話題と内容になっていくかはわからないけれども、物理的に可能な範囲で、物理的に可能な限りでだらだらと続いていくんだろうな、としか言えません。

だからこそ、ニコマス・アイマスという、居場所であり、故郷である場所が存在しているのは有り難いことだな、と思います。
日々暮らしていて、自分の中では面白かったり思考がふくらんだりしているけれども、誰にも言わずに終わることって、私にはたくさんあります。これを言って誰に聞いて貰おうというのだろう、これを今ここに書いたからどうだってんだろう、と感じるからです。けれども、このブログでニコマス・アイマスについて書く分には、誰かに読んで貰えるだろうと思えるし、自分の中で意味を見いだせる。それはとても得難いことです。

私から直接顔が見える方も、そうでない方も含めて、多くの方々に支えられて、今日も生きております。今後とも、よろしくお願いいたします。たまに思い出して覗いていただければ幸いです。






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5周年おめでとうございます。

Vinegar56%様

 ご無沙汰しています。「NP氏の本棚」のNPこと、ニコラスPです。コメント遅れてしまいましたが、ブログ開設5周年おめでとうございます。思えば、開設した直後のVinegar56%さんのブログをたまたま発見できたのは、今から考えると本当に僥倖でした。あの発見時の熱い気持ちを記事に記したのが、まるで昨日のことのように思い出されます。
 
 確か最初のブログタイトルに「2が出るまで」とあったので、アイマス2が出たらその後どうされるのだろうかと、当時ひそかに案じていたのですが、2015年の今日、こうしてVinegar56%さんの記事を読むことが出来ることを、とても嬉しく感じます。


 しかし、改めて考えてみると5年というのはとても長い年月に思いますね。私は、Twitter全盛となった現在でも、ブログというのはWeb上の表現チャンネルの在り方として、決して劣っていないと思ってはいます。 ただブログというのは、どうしても開設から年数が経つと、始めた当初に表現したかったことと、リアルタイムの関心事との間にズレが生じてくるのが、構造上の宿命のように感じます。

 とはいえブログで扱うテーマがどう変化するにせよ、その人の物の見方、考え方に「深く」触れることが出来るのはブログの魅力ですし、大きな刺激を受けることが出来ます。私も、「ニコマスブログだから」というよりは、純粋に「Vinegar56%さんの書く記事だから」、という点でこのブログを訪れている人間の一人なので、個人的にはこれからもVinegar56%さんがリアルタイムで一番関心を寄せていることを自由に書いていただけたら、それだけで嬉しく感じます(例えば、14年の2月に書かれたスキージャンプの記事には、深い感銘を受けました)。


 私の方のブログはここしばらく、私がミリオンライブの某お姫様の事を書くのに執心しているため、本来のスタイルであったノベマス紹介が完全におろそかになっていますが、「自分の今一番素敵だと思える物を、他の人と共有したいから記事を書く」という根本のブログコンセプトは変えていないつもりなので、このままの流れで更新は続けていくつもりです。
 なので、Vinegar56%さんとは、これからもブログ上での交流を続けていけたら幸いです。

 長くなりましたが、今後ともご活動の方、応援しております。よろしくお願いします。


ありがとうございます。

NP様

いらっしゃいませ。こちらこそ、ご無沙汰しております。
Twitterはじめ、ネット上のコミニュケーションツールが多様になった影響は、自分の更新ひとつのことだけでもなくて、始めた頃は、ブログ以外に自分がネット上で繋がる手段はないし、やりとりする機会は一期一会だ、という意識が強くあったので、他の方のブログに反応して記事を書きたいな、とか、コメントしたいな、という時にもなるべくすばやく動こうとしていた筈なのに、今はつい先延ばしにしてタイミングを失ってしまったりします。

ブログを始めた時、誰にどんな形で読んで貰うことになるだろう、なんて、もちろん全く想像できなかったわけですが、あの時期あのタイミングで始めて、NPさんに見つけていただいて世に知られたということは、使い尽くされた表現ですが、運命だったな、と思っております。このブログにとって、これよりふさわしく、幸運なめぐり合わせはないだろう、と。

そうそう、「2が出る」までのブログ、というのが、このブログのそもそもの出発点でありました。半年で自分に出来ることがどれだけ少ないか、半年の間に自分だけでなくどれだけ周りの世界も移り変わっていくのか、わかっていなかったんですね。結果的には、このブログは今もこうして存在しております。そのことを喜んでくださる方が存在するというのは、本当に有り難いことです。

「その人の物の見方、考え方に「深く」触れることが出来る」。まことに、その通りだと思います。ニコマスを知ることが出来て、大きな幸せだと思うことの一つは、いろんな出来事に遭遇した時に、あの人ならどう考えるだろう、この人ならどう語るだろう、と知りたくなる方を何人も得て、そしてそういう人が現に書き、語っているものを今でも読むことができる、という点です。

自分のこととなるとなかなか、記事を書いて自分としても言いたいことが言えたし、読んだ方にとってもなにかしら喜んでいただけるところがある、というものをいつでも書けるのが理想ですが、そうはいかないもので。挙げていただいたスキージャンプの記事などは、多少はそうあれた幸運な例だと思っておりますが、まあ、たまにはそういうものが生まれることを期待して、今後も出来る限り書いていきたいと思います。

「某お姫様」の記事、何の反応もしておりませんが、いつも楽しく拝見しております。やっぱり、あるキャラクターに惹き付けられる、夢中になるって、とても大事だし、いろんな可能性を生み出す原動力なんだと、拝読していてひしひしと感じます。
私も、いろんな作品を見ていても、以前にもまして、ストーリーがどうとか表現がどうとかいうことより、何よりも、まず気になるキャラクターが生まれて、この人は一体どんな人なんだろう? という関心を中心に思考が回るようになっている気がして、それが自分の中でいちばん楽しいことなんだな、と思っております。

心のこもったお言葉の数々、本当に嬉しいです。こちらこそ、これからのご活動、応援しております。
今後ともよろしくお願いいたします。




5周年ということで。

こんにちは。
5周年という節目、本来なら「おめでとうございます」と言うべきなんでしょうけれども、なんだかしっくりこないもので。かといって「お疲れ様です」などと言うのも筋が違いますし。
ここはやはり「5周年ありがとうございます」というのが、私の心情として一番すなおなところですね。ほんとうに、Vinegar56%さんのブログと出会い、いくつかのチャンネルでやりとりした事柄は、感謝のしようもない経験です。

ひとつ所に長く携わる、関わり続ける、書き続けていると、「いまこの瞬間に書くんだ、書かずにはいられないんだ!」という熱量というものは、それが書き手の魂を燃焼させるものである以上、どうしようもなく減衰していくものです。また「書かなくてはいけないんだ」という鎖の重さも、時間の経過とともに増していくのでしょう。

アイマス愛を謳い、ニコマス愛を叫ばずにはいられなかった時勢を過ぎ、なんとなく日常にアイマスが漂っている昨今。一方で、少しずつ確実に、大切な財産が失われ続けているニコマスの今。あの頃と今と、どちらが幸せなんでしょうね。

そんなセンチメンタルな思いができるのも、Vinegar56%さんはじめ、多くの方に出会い、皆様が書き記したニコマスブログというものに出会えたからに他ならないワケで、それだけでも今の私は恵まれている、幸せであると思えるのです。

これから私たちの遊び場がどうなっていくのか、それは5年前に今の状況が想像できなかったのと同じく、まったくわかりませんけれども、Vinegar56%さんには何かを見つめ、楽しみ、そして書くことを続けていってほしいなと、ひとりのファンとして身勝手に願っております。
それでは、また。

Re: 5周年ということで。

K_1155さん、いらっしゃいませ。

なんでしょうね、ブログを書くというのは、他人様から褒めて貰えるような謂れは何もない事柄なわけで、こう面と向かって「ありがとう」なんて声を掛けていただくと、返答に困ってしまうところがありますね(笑)。
ただ、書くというのは、たとえどれだけ自分向けに書いているつもりであっても、誰にも読まれていないつもりであっても、決して自分ひとりで完結する事柄ではなくて、誰かに影響を与えずにはおかないし、誰かから影響を受けずにはいられない作業なんだよな、と、いただいたコメントを読んでいて、あらためて思います。
こちらこそ、ありがとうございます。K_1155さんとの出会い、やりとりなくして、今の私はありません。こうして今でもニコマスを通じて御縁が続いていることは、得難く、ありがたいことです。

まことにおっしゃる通りで、時間が経過するにつれて減衰していくものはどうしてもあって、そしてそれを自分で意識すればしただけ、代わりに”書かなくてはいけない”"こうしなければならない" が増えていく。
まあでも、"書かなくてはいけない" という意識も、ただ窮屈で悪いものではなくて、そういう意識が何にもなくなって、いつ何をどうしたってどうでもいいじゃないか、となるのも、それはそれでつまらなくて淋しいことだと思うんです。かと言って、それに縛られてしまったら本末転倒であるのも確かで、だから、自分の中にある、分裂したいろんな感情、意識と、それなりにバランスを取ってうまく付き合っていければいいな、と思っています。

ニコマス・アイマスに限った話でもありませんが、自分ひとりで見ているとどうしても歪んだりわからなくなったりする部分もあるし、他方で、自分の中にあるものを曲げたり見失ったりしてはいけない部分ってものもあると思っています。そういう時、周りを見回して、自分ひとりでは気づけない示唆をくれる人、自分はこうすればいいんだな、こうしたいんだな、という確信の後押しをくれる人が、私たちの周りにはたくさんいます。素敵なことです。

で、そうですね。「何かを見つめ、楽しみ、そして書く」というのは、私自身にとっても生きる糧の行為ではあるので、出来る限り続けていければいいな、と思っております。今後とも、よろしくお願いいたします。
では、コメント、ありがとうございました。


No title

こんばんは。
5周年おめでとうございます。
Vinegar56%さんの記事、毎回見させてもらっています。

そこまで自分は多く語ることはしません。
ただ、書きたいときになったら気ままに書いてくださいね。
書きたいように書くのがブログのいい所でもありますし。

(これからも自分は頑張ります)

Re: No title

ばしさん、いらっしゃいませ。
こちらこそ、毎日のブログ更新に20選と、ばしさんのご活動でいつも楽しませていただき、
多くのものを受け取っております。

優しいお言葉をいただいて、心が温まる思いでいっぱいです。
そうですね、今後も、書きたい時に、書きたいことを書いていけたらと思います。
ばしさんも、日々黙々と活動されていて、お辛いこと、悩まれることも多々あるかと思いますが、
どうぞご自愛あって、気ままに無理のないようにお続けくださればと思っております。

では、コメント、ありがとうございました。





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