2秒だけ 目を閉じて


ふと思ったんだけど。

捕捉できる範囲で - 箱の外から







貼った記事は、記事が投稿された当日、2012年2月10日に起きた事件を伝えているわけだけれども。

もしこれがその日ではなく、その1年前、2011年の2月に起きていたとしたら、どうだっただろうか。
たぶん、少なくとも私は、立ち直れなかったんじゃないかと思う。
そう思うと、だから、この瞬間が、それより前ではないこの時まで待ってくれた、という天のめぐり合わせに、私は感謝したい。



この事件、こういう形の出来事ひとつのことではなくて。
後から思えば、その時点では私がこれからもあるのだと信じていた、あるいは信じ込もうと自分に言い聞かせていたしていたうちの、ずいぶん多くのものが、それから1年と経たずに失くなった。
けれども、上から眺めればただ儚いと見えるかもしれない、その時点、その瞬間に私を信じさせてくれたもの。それがその時あったから、私は生きている。

この事件にしろ、それ以外の折々に消えた動画にしろ、消えてからしばらくは、”そこにそれが無いことが信じられない” 心持ちがしたものだけれど。
3年4年と時間が経つにつれて、むしろ、かつてそこにそれが存在した時間があったこと、そこに自分が当たり前のように暮らしていたことこそが信じがたい、奇跡のような不思議なことに思われてくる。
それが不幸なことなのか、幸福なことなのか、私にはよくわからない。

ただ私に断言できるのは、
もっと早く、もっと多くめぐり合えていれば、同じようにそんな感覚を持てたかもしれない多くのものにめぐり合えなかった、それはとてもとても不幸なことであり、

そして、いまこの時ここに、目の前に1本の動画がある。それに勝る幸せはない、ということである。




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