10/15(金)~10/21(木)の動画Pickup(ノベマス2: シリーズ作品)


 10/15(金)~10/21(木)に気になったノベマスのPickup。数が多かったので2回に分けています。2回目は続き物のストーリー作品を。
 歯ごたえのある動画ばかりで、たかがこれだけの文章をひねり出すのがえらく難題でした。うう…。


カイザーP 【アイマス×ダンセイニ】 雪歩と春香の旅 第八章 (10/15)


 12頭のののワさんを市に連れていくため旅する、雪歩と春香の物語。
 取り上げようと思いつつ機を逃している内に、物語は折り返し地点に差し掛かりつつあるようです。ロード・ダンセイニの小説とのコラボということで、舞台は日本ではなく、登場人物の人物造型も原作を強く反映しているのでしょうが、この物語をアイマスで、雪歩と春香の物語として描くのがカイザーPです。
 主人公である雪歩は、詩と詩人を愛する心の持ち主で、そのことはこの作品の魅力と深く関わっている気がします。
 叙情的な文章に、音楽と背景。ののワさんが出たりキモ春香が出たりと絵面はシュールですが、そんな表現も含めて、神秘的、幻想的なものと繋がった風景の中を雪歩は旅してゆきます。ののワさんを追っていきながらも、雪歩の心は何度も神秘的な自然へと飛びます。詩人が描く色彩豊かな世界を味わう、私にとってこのシリーズの第一の魅力はそこです。
 一方で、旅をすると金や生活が支配する現実の中にいる人々と遭遇し、付き合っていかなければならないわけで、人間と人間社会を巡る寓話の性質を、この物語は強く持っています。そしてその登場人物の役割を振られているのは、カイザーPが描き続けて自家薬籠中の存在としているアイドル達で、アイドル達が演じる人間の劇として読んでも楽しいものがあります。
 一応表現しようとはみましたが、なんとも言葉にしがたい独特の魅力的な世界を展開しているシリーズです。カイザーPにしか成し得ない、まさにオンリーワンの作品だと思います。

留守番P 765プロの留守番物語 ―番外 前編― (10/15)


 社長の思いつきで876プロのアイドルをプロデュースすることになった、765プロPと律子。そんな二人と876プロメンバーによる、笑いあり涙ありの魅力的なストーリーを展開してきた留守番Pのシリーズ。
 第23話から1~22話の前日譚となるエピソードが連載されていて、さらにこの番外編はその前、プロデューサーや律子が入社する以前の話となっています。このシリーズの大きな特長は、プロデューサーや社長など、プロデュースする側の大人達の人物像や人間関係が、魅力的にしっかりと描かれている事で、番外編としてこんなエピソードが見られるのもこのシリーズならではでしょう。

風野シュレンP マイドルアスター第17話 なくした欠片 (10/17)


 TV出演で失敗した律子が、涼に語る「自立」についてのエピソードとは…。
 実に風野シュレンPらしい、観察力と味わい深い考察に満ちた話です。長い再生時間に頻繁ではない投稿間隔、その上話数が飛んだり前後したりと、埋もれる要素には事欠かないシリーズです。それにも関わらず、こうした洞察と思索に富んだ、見る者の視野を広げてくれる動画がニコマスの中で継続しているのは、素晴らしいことだと思います。どの作品から視聴しても入っていけるし、他の作品を見ることでどんどん楽しみが深くなるのがこの方の世界だと思うので、未視聴の方には話数で尻込みせずに見てほしいシリーズですね。

ボン太くんP 【NovelsM@ster】幽霊春香さん第9話「仲間」 (10/18)


 幽霊になってしまった春香と、彼女の仲間達の物語の最新話。
 互いに大切に思うがゆえにすれ違ってしまいながらも進んでいく仲間達のストーリーに、千早だけにしか見えない春香を巡る謎、そしてそれを余す所なく伝えてくれる、工夫を重ねた演出。わずか5分とは思えない珠玉の空間がここにあります。
 作り方を変更されたとのことですが、前回は誰の視点から見ているか明示されていたのが、今回は表示されなくなっているのが個人的には興味深いですね。これは単に場所が千早の家から動かなかったからなのか、何か他の意味があるのか。まだまだ驚くような展開がありそうです。

P名不明(aies氏) 仮想アイドル×仮想世界 1話「ある日の日常」 (10/20)

 『ジーンダイバー』が題材とのことで、ジーンダイバーって何だっけと思って調べたら、『天才てれびくん』で放送していたアニメでしたか。『恐竜惑星』は覚えてたんですが…。
 第1話は完全に導入部で、原作に関係する話はちらっと会話に出るだけ。真、春香、千早の三人がケーキバイキングに行く楽しく幸せなお話です。会話が実にいい! 端々から仲の良さと各々のキャラクターがにじみ出ています。続く第2話(10/21)も、事務所に場所を戻して和気あいあいとした会話が続きつつも、次第にストーリーが進行してきていて、今後どんな世界が描かれるか大変楽しみです。
 ところで、はて…? P名を記載されていませんね。新人さんではない感じがするのですが。
 
P名未定(tori氏) 【小鳥/P】Re.小鳥とPの物語【novelsm@ster】 (アイマスMAD処女作 10/17)


 弱小だが家族のように暖かい事務所に勤めるプロデューサーだったが、ある事件が彼らを襲う…。
 「期待の新人」そして「ヘッドフォン推奨」のタグは伊達ではありません。まず冒頭からのBGMの訴求力が半端ない! マジでこれはヘッドフォンで聴くべきです。
 インターフェースもよく考えて作られています。画面を大きく見やすくすることと文章を読ませることが両立していて、とても見やすく、物語の世界にスムーズに入れます。文章や演出も含め、細部まで非常に神経の行き届いた動画です。
 前半はプロデューサー、後半は律子の視点から、11分の間に波乱に富んだストーリーが展開し、衝撃的な場面で幕切れとなっています。ここからどのように話が展開するのでしょう。そしてこの意味深なタイトルは何を示しているのでしょう。続きが待ち遠しい。

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