10/8(金)~10/14(木)の動画Pickup(ノベマス)


バタバタしてたらいつの間にか日曜が終わってました。

 10/8(金)~10/14(木)に気になったノベマスのpickupです。

風見P 【ノベマス】日高舞の鉄腕!アイドル塾【短編】 (10/14)


 アイドルランクアップのためセミナーを受講する雪歩とやよいだが、講師はあの日高舞で…。
 日高舞が自分の思うままにアイドルを鍛えるということで、当然過激な行動の嵐になるわけですが、それに対する受講者の雪歩、やよい、涼、愛の行動が四人四様、個性豊かで、18分があっというまに過ぎる作品です。
 風見Pの作品はデビュー時以来のPickupになりますが、初投稿から2ヶ月弱で既に10作品を投稿されています。長尺でも全く飽きさせないギャグの密度の濃さ、会話文やストーリー構成のうまさ、生き生き動くキャラクター…。この内容の濃さを維持しての10作品ですから、まさに恐るべし。人気も含めて、今もっとも勢いのあるノベマス作者の一人と言っていいでしょう。

ターニャP 如月千早、平穏なる一日 (10/8)


 『おっぱい魔人千早は、ただ静かに暮らしたい』(投コメより)ということで、副音声ではそんな千早の酷い本音がだだ漏れなのですが、表面上の会話は何もおかしい所のない、いかにも千早が言いそうな台詞ばかりなので、ギャップが面白いです。いやあ笑いました。

地下鉄P 【クトゥルフ×鉄道×ノベマス】帝都の地下に潜む闇 第4章 (10/14)


 地下鉄の線内で撮影をすることになった真と雪歩ですが、何やら地下鉄にはいろいろな謎があるようで…。
 久しぶりの投稿で、いよいよ地下へ向かって本格的に物語が動き出すようです。クトゥルフのネタと、使われてない駅とか謎の構造などの地下鉄・地下を巡るトリビアや都市伝説的なネタが、うまくミックスされた内容になっています。クトゥルフを題材にした作品は、それぞれに世界観と雰囲気作りが工夫されていて楽しいですね。

ちゃり夫氏 アイマス紙芝居【おおいしのくる頃に】 (ノベマス処女作? 10/13)


 会話の運びとネタの配列の仕方が絶妙で、良いコントです。大石氏のしゃべり、掛け合いが実にいい味だしてます。いかにも彼だったらこんな話し方をしそうで、かつこのキャラクター・この話し方だからこそギャグが成立するということで、見事に選択した素材を生かした動画です。文字が全画面表示なのもこの内容に合っていますね。メッセージウィンドウで同じ会話の間合いを表現しようとするとかなり難しいと思います。どういう経緯で製作された動画なのかよくわかりませんが、更なる活動を楽しみにしたい所です。

哀川翔P 【アイドルマスター】アイドルの唄く頃に 第6話 (10/14)


 極めてざっくりとまとめてしまえば、心に何もない「からっぽ」だった『萩原雪歩』が、アイドル候補生としての活動を通して少しずつ何かを手にしつつあり、そして弱小事務所のプロデューサーである主人公はそんな雪歩と共にトップアイドルを目指して打って出ようとしている…、それが『アイドルの唄く頃に』6話の状況になります。
 まさに王道。とても真っ直ぐで熱いアイドルとプロデューサーの物語なのです。しかし視聴者がその熱さを楽しんでばかりいられないのは、この物語が同時に堪え難い現実や消しがたい過去をも描いているからであり、そしてそのタイトルから惨劇を予感せずには居られないからです。
 けれども、その先にあるのが活劇であれ喜劇であれ悲劇であれ、あるいは惨劇であれ、そのFirst Stageとして、こうしてアイドルを目指してもがく少女とプロデューサーの姿が鮮やかに丁寧に描かれているのがこの物語の凄みであり、アイドルマスターの物語たる所以です。だから、待ち受けているのがどのような劇であれ、私は彼女たちのこの先の物語をワクワクして待たずにはいられません。

はるから頭突きP(名もなき人、アベック氏) 春香さんがカラオケで100点を目指す 第二話 (10/10)


 歌うことを巡る悩み・葛藤を題材にした作品は色々ありますが、これほど歌う事だけに集中して描いたものはあまりない気がします。春香がカラオケで歌う、というとニコマス的には大多数の人が同じネタしか想起しないわけで、このタイトルはそれも踏まえて付けられたものでしょう。だからこそ、このシリーズはもっと多くの人のコメントが付いた姿を見たいですね。しかしこのカラオケルーム? の構造は謎です(笑)。

きっちょむP マコベス 第1幕 後編 (10/9)


 ノベマスレビューで活躍されてきたきっちょむ氏の、満を持してのノベマスデビュー作。奥深いテーマを様々に内包した、現在のノベマスを考える上で非常に重要な作品だと感じています。書き始めてみたところ、とても紹介とは言えない内容になってしまったので、未視聴の方は是非先に、前編・中編についての『NP氏の本棚』のNPさんの記事をお読みください。読めば「マコベス」を見たくなる事請け合いです。

明日に向かって撃て!
4thPVを見てからというもの、伊織熱が冷めやらないんだが大丈夫か?
 
 このシリーズで特徴的なのは、推敲・添削した協力者として多くの人の名前が挙げられていることです。視聴時の第一感として、誰もが演出・表現の完成度の高さと文章の読みやすさを感じると思いますが、その理由としてきっちょむP自身の能力や経験とともに、このように多くの人の目を入れて作品を形作っていくという製作姿勢も大きな意味があるでしょう。
 また、前編の謝辞を見ると、エフェクトやPV等技術的に目立つ箇所にも他のPの協力があることがわかります。これは凄いことで、自分のイメージを実現するためにどんな表現をすればいいか、そのために誰に何をして貰えばよいかということが分かっていなければこのような共同作業はできません。ニコマスにおいては一人のPが演出も脚本も監督も単独でやりおおせてしまう事が当たり前になっているので、技術やシナリオ単体には目が向いても、Pの持つ監督的な能力やプロデューサー的な能力が評価されにくいな気がしますが、この動画においてそうした能力が遺憾なく発揮されている事は見過ごせないと思います。
 NPさんがこのシリーズを「歴代ノベマスのエッセンスを贅沢に詰め込んだ作品」と表現されていますが、まさにその通りで、きっちょむPが動画の読み手として培ってきた経験、視線、人脈が、作り手として十全に生かされていると感じます。見る側として面白く興味深いのは無論ですが、ニコマスコミュニティにおける動画製作の在り方の可能性に対しても、意味深い提示をしている作品だと思います。
 物語の内容についても当然いろいろ語りたいことはあるのですが、長くなってしまうので詳しくはまたの機会に。こうして書きかけの文ばかり増えていく… 
 後編について少しだけ。このシリーズでは真、雪歩が独白するシーンが要所要所で出てきますが、前編・中編では基本的に下敷きとした「マクベス」の台詞回しをそのまま生かした独白が多かったのに対し、後編最後の真と雪歩の対話では、原作台詞の忠実再現ではない、真固有、雪歩固有の言い回しが次々出てきます。原作の持つテーマや言葉のリズムが十二分に咀嚼された上で、真や雪歩の内部から言葉が出てきているとでもいうのか、とても鮮烈な印象を受ける、物語の始まりの終わりにふさわしい素晴らしいシーンだと感じました。

そのようなP やよいもん最終話 帰ってきたやよいもん (10/13)


 プロデューサーさん、記事を上げてから取り上げ忘れたことに気づいたので、慌てて追加ですよ、慌てて追加! 9月13日にデビューしてノベマス界を席巻した、そのようなPの『やよいもん』シリーズが、きっかり一ヶ月で完走されました。新しい道具を出せばいくらでも続けようのあるストーリーだけに、逆に綺麗に終わらせようと決断するのは難しいと思うのですが、原作の『帰ってきたドラえもん』の展開を利用しつつ、このシリーズらしい見事な着地を決められました。
 個性的なキャラクターに道具のチョイスから窺える原作知識の深さ、バカなことばかりやっているようで時として出てくる意外なほど意味深遠な会話や展開と、魅力満載のシリーズでした。コメントから、改めてドラえもんで育った人は多いんだな~と実感したりもしました。区切りがついても、まだまだもっと多くの人に楽しんでもらいたいシリーズですね。

 
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拙記事の紹介を頂きありがとうございます。

「NP氏の本棚」管理人のNPことニコラスPです。きっちょむPの作品に関連して、私の記事の紹介もいただきありがとうございました。

記事にも書いた通り、「マコべス」という作品は、きっちょむPがこれまで見てきた多くのノベマスから抽出されたエッセンスが詰め込まれた作品であると思います。その上で他のノベマスと異なる個性をしっかり持っているところが、本作の質の高さに結びついているのではないかと考えています。あの芝居調なセリフ回しなどは、ノベマスとしてかなり個性的な作風を確立していると感じますね。


また、この記事で紹介されている風見Pですが、私も最近熱い視線を向けているノベマスPの一人です。今後、さらに大きな代表作が出てくるのではないかと予想しています。こちらのブログでも以前特集されていたmozukuzu氏作品を始め、まだまだノベマス界は「熱いな」と感じる今日この頃です。


ところで、もしよろしければ私のブログから「すごろく妄想格納庫」へのリンクを張らせていただいても構いませんでしょうか。今後ともよろしくお付き合いいただければ幸いです。

Re: 拙記事の紹介を頂きありがとうございます。


コメントありがとうございます! こちらこそ記事を引用させていただいてありがとうございます。

> 「マコべス」
 おっしゃる通りだと思います。エッセンスが詰め込まれた作品という表現はとても言い得て妙だと感じまして、引用させていただきました。そしてあの台詞回しは本当にこのシリーズの魅力ですね。その辺りももっと踏み込んで書きたかったのですが、なかなか感じた事を文章にまとめられなくて、苦戦しております。今後の個人的な宿題の一つです。

> 風見P
 シリーズ作品の連載も進行しつつあって、とても楽しみですね。ノベマス好きの間で評価されていても再生数やコメント数は伸び悩むPも多い中で、これだけ多くのコメントが集まる作品を作られているのも凄い事です。これからもっと大きな代表作が出てくると想像すると胸が熱くなりますね。確かにノベマス界はまだまだ「熱さ」を増していると思います。

リンクを張っていただけるのは大変光栄です。喜んで受けさせていただくと共に、こちらからもリンクを張らせていただきたいと思います。こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
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