現場から聞こえてくる悲鳴について


ちょっと時間が出来たので何かしようと思って、で、いま劇場版で話題の魔法と女の子のアニメ、の、最初のTVシリーズの方を見てました。この記事は、アニメを見ていて1話ごとに思い浮かんできた、雑念を記録したものです。
記事を開いてしまった方には申し訳ないことに、アニメ自体の感想としては何の内容もありませんが、こういう場合、今日これを見た、という事実そのものを記しておくことに、私としては意味があるのです。





以下、『魔法少女まどか☆マギカ』のネタバレを含むかもです。



・第1話 
モブの親友キャラかと思っていた子が、普通にメインキャストだった。
まあ、1クールしかないお話なんだから、そうそうどうでもいいモブのキャラクターなんて出てこないのは、考えてみれば当たり前のことでした。


・第2話 
える しってるか キュゥべえは 揚団子(?) をたべる


・第3話 
あ、そうだ、「ヴァいおりん」記事の補足編書かなきゃ。


・第4話
本間先生「人間が生きものの生き死にを自由にしようなんて、おこがましいとは思わんかね」
ブラック・ジャック「それでも私は 人をなおすんだっ 自分が生きるために!!」


・第5話
アニメでも今の映画シリーズでも、シンジくんには楽器の才能があるっぽいですが、すると、ゲンドウお父さんも実は音楽青年だったりするのでしょうか。エヴァのクライマックス的なシーンでよくクラシック音楽が流れるのはあれ、ゲンドウかカヲルあたりが、個人的な趣味でその場で流しているって可能性がありますよね。


・第6話
なんらかのシノギがあって、それを得られるシマがある。となれば、誰が、どこのシマを、どこまで管理するのか、をめぐって対立やトラブルが生じ、ここに利害を調整するための存在あるいはシステムの需要が生まれる。これはどこの業界でも同じことであって、ゆえに今回、美樹組と佐倉組の抗争に際して、より強い武力を有すると思われる暁美会が介入してきたのは、非常に自然な流れとして納得のいくところです。
しかしながら、気になるのは、ここで利害調整にあたった暁美会もまた、単に比較的実力ある組だというだけで、なんらかのより大きな権力や権威を背景にしていたり、調停のための特別な役割をどこかから与えられて登場したわけではないようだ、ということです。
すなわち、魔法少女業界というものは、このようにシノギとシマをめぐって常時トラブルが発生する構造になっていると思われるのに、それを解消するための業者の系列化や組織化が起こっていないのだろうか、という疑問が生じるわけですね。
というような意味のタイトルであると、私は解しました。 >「こんなの絶対おかしいよ」


・第6話(続)
この回はあちこち興味ぶかいですね。「人間は何によって人間足りうるのか」「魂は存在するのか、存在するとすればそれは一体何なのか」というような、頭の使いがいのある問題が、あっさりと済まされてはいるものの、いろいろと扱われています。
ところで、この回での台詞によると、キュゥべえはどうやら人間ではないらしいです。そして、魂だとか生命だとかエネルギーだとかいうような、形のないものを取り扱う能力を所持している。魂だの生命だのを直接操作できる者にとってみれば、肉体がどこにあるとかどんな形をしているとかいうことにチビチビこだわるなんて理解できん、という心情になるのは納得のいくところです。「わけがわからないよ」という氏の台詞は、本心からの言葉なのでしょう。しかし同時に、なんでそんな奴が現場で直々に人間と交渉する業務を担当しているんだろう、という疑問も湧いてきますね。



・第7話
我々の教義は世間に受け入れられなかった。我々は真理を述べていたにも関わらず、世間はその正しさを理解できず、受け入れられなかったからである。
そりゃまあ、受け入れられなかったのは単に自分が間違っていたからだ、あるいは魅力がなかったからだ、と思いたい人はいないわけで、別に宗教者に限らずとも、物語は必ずや、語り手の立場に沿う形でしか語られ得ないものです。
そこでしかし、”実際には” 何が起こっていたのだろう、と想像したいのであれば、語り手が物語ろうとした意図であり、語り手が身を置いている文脈であり、を考えなければならないわけですが、それがこの話と関係あるかというと、関係ないですね。キュゥべえやほむらと対話する場合には、意識した方がいいかもしれませんが。



・第8話
第6話からの続き。『ぼくらの』などはその辺、ココペリだのコエムシだの直接人間を相手にする業務には、人間の心理と価値観を理解できる存在が就く仕組みになっていて、システムとしてだいぶ洗練されているように思います。
もっとも、ではそもそもなんでそんなシステムが存在するのか、となると、それはそのシステムを使って現場を搾取する上位者が存在するからだ! と良かれ悪かれ単純明快に話が済むアニメ版はともかく、原作でもうちょっと話をしようとすると厄介なことになってきますが、この記事は鬼頭作品の記事ではありませんでしたね、はい。


・第9話以降
ストーリーもクライマックスとなり、話をするのが大変なので、省略!

そんなところで。全体見終わって、やはり、よくわからん現場に派遣されて必死に営業を頑張っているキュゥべえさんは大変だな、という印象が残りました。
こう、ほら、『幼年期の終わり』のオーバーロードさん達レベルは求め過ぎにしても、藤子・F・不二雄『ミノタウロスの皿』のウシみたいな人たちだって、ニンゲンを教育して良好な関係を築くくらいのことは軽〜くやっているわけじゃないですか。



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