最近よく見るもの、聴くもの、思い出すもの


最初は、アイドル1人につき1曲ずつ、で考えてみたんですが、”贈る” と考えるにしろ、 ”歌ってもらう” と考えるにしろ、今の律子を一体どうしたらいいのかわからん、というところで躓きまして。
次に、それなら全部春香さんでいいか、と思ってリストにしてみたところ、今度は、別に公開しなくても自分で見ていればいいや、という気分になって、そのままにしていたのですが。
胡桃坂さんの記事を読んで、書いてみてもいいかな、と気分が変わった結果、この記事ができました。
当初は歌詞10選のつもりだったわけですが、どちらかと言うと最近よく見る動画・よく思い出す動画、今書きたい動画のリストになったので、「歌詞10選」には参加しておりません。







『エターナルワールド』(ジンジャーP 初音ミクオリジナル曲)
アイドルマスター 春香 エターナルワールド(初音ミク) 09年06月30日 投稿者削除

「果てしなく広がる海の向こう
 まだ見ぬ場所を目指して進め
 胸がときめくでしょ?

 退屈の部屋から逃げてきたの
 そんな事さえ忘れてしまう エターナルワールド」

私のマイリストの1番古い動画です。いろいろ素敵なコメントのついている動画なのですが、中でも「退屈の部屋から〜」のところで、「でもそこへ、帰っていくんだな」というコメントがあって、すべてを言い尽くしているな、と思ったものです。
あと、ジンジャーPの元動画だと、

「ネトゲはいいことないんだぜ」
「ネトゲから得る物もあるんだぜ・・・」
「失う物のほうが多いんだぜ・・・」

という三段オチみたいなコメント群が、印象的でした。
ところで、この動画で踊っている春香さんはカジュアル衣装だったのですが。挙げている歌詞とはちがう箇所ですが、たとえば「僕らはいつも手を取り合って〜」という、あそこで踊っているのは、カジュアルの春香さんでなくてはなりません。2だと普段着で踊ってもらう、って出来ないんですよね。2でもあったらいいのにね。




『空っぽの空に潰される』(amazarashi)

「楽しけりゃ笑えばいいんだろ 悲しい時は泣いたらいいんだろ
 虚しい時はどうすりゃいいの? 教えて 教えて
 名残惜しさも無くさよなら 巡り巡る季節は素っ気ない
 それに何を期待すりゃいいの? 教えて 教えて
 空っぽの空に潰される」

この作者は、amazarashiの曲で連作を続けていて、この動画はその初期の1本ですね。
この動画は『自分REST@RT』の歌詞を聴いて色々妄想したらこうなっていた、と作者のマイリストコメントにあります。
アイドルに、

「空っぽの空に潰される」

という詞を重ねる、という。作者がどういう経緯を経て、彼女たちの何にそんな「虚しさ」を感じているのか、私にはわかりません。それは多分、私が感じているものとはまた、違うものなのでしょう。
ただ、その、この動画に存在する「虚しさ」は、動画を作り続けていくことでどうなったのだろう、浄化・克服されていったのかな、と思うと、連作のもっとも新しい動画の説明文には、こうあるわけです。

「どうしようもない状況で 救いようが無くて
 それでもまだ どうにかしたいと願う力だけが残っているなら
 全てが奇跡だと言い張るしかないじゃないか」

この人は、乗り越えるのではなく引きずったまま生き続けていく人なんだな、と、私は思っています。
何の話かって? いや、ひとつ前の記事の最後に、そういう話を書いたので。



『ナミダノコエ』(Sotte Bosse)
ナミダノコエ 10年03月31日 投稿者削除

「伝えきれない喜びを
 声にならない大好きを
 誰も知らない不安を
 ナミダが包み込む」

今でも、SP春香さんの最高傑作だと思っています。ここに貼っている初期ver. とリメイクver.とがありますが、断然こちらが良いです。
SPの春香モデルは、他のどのモデルよりも幼く、小さく、儚く見えます。そんなSP春香さんだからこそ、この歌なのです。
ちなみに、同曲で、にきーたPのアイドルマスター 星井美希 『ナミダノコエ』 【KAKU-tailDSX】(10年05月31日)もあります。こちらも名作ですね。



『RABBIT-MAN』(椎名慶治)
【HaRuKarnival'11】アイドルマスター RABBIT-MAN 11年07月29日

「飛び跳ねてみたいもんだ もっとこの時代を
 軽やかに 君の頭上さえも
 出来るかも知れないじゃん
 なんせ僕は RABBIT-MAN だ
 でも寂しいと 直に死んじゃうぞ」

この時にこの動画が無かったら自分はアイマスやめていたんじゃないかな、という動画のひとつなので、挙げざるを得ません。どれだけパワーを貰ったことか。
逆に言えば、この動画があるせいでいつまでもやめられない迷惑な存在、とも言えます(笑)。

語り部 ラビット 2:23




『月の爆撃機』(THE BLUE HEARTS)
アイドルマスター  春香  月の爆撃機 10年12月17日 管理者削除

「ここから一歩も通さない
 理屈も法律も通さない
 誰の声も届かない
 友達も恋人も入れない
 
 手がかりになるのは薄い月明かり」

『1001のバイオリン』とセットで挙げるべきというか、先に『1001のバイオリン』の春香さんが居るからこその、この春香さんだと思いますが。
こちらを挙げるのは、『1001のバイオリン』が09年における春香動画のひとつのメルクマールとして、きちんと評価がなされていたのに対して、この動画はニコマスが激しくうねっていた時代の中に埋没して、これといって語られることも見直されることもなく過ぎ去ってしまった、という感想と後悔があるからです。
削除を受けたのは13年6月のことでしたから、まだついこの間ですね。『1001のバイオリン』にしろ『月の爆撃機』にしろ、時が経てば経つほどにその存在の重みが増す動画だと思っていたのに。
どうしようもないこととは言え、なんでこういう動画がなくなるのでしょうか。やってらんねえ。
ところで、この春香さんに会いたい人は、ふらうPのブログに行くと、いいことがあるかも?



『インディビジュアリスト』(佐野元春)
インディビジュアリスト (H.K.B. session) 10年10月17日(再UP 元動画投稿10年7月30日)

「Individualists Individualists Individualists
 Individualists Individualists Individualists
 ……」

若いからこそ踊れるダンス、若いからこそ出来るパフォーマンス、というものもあるだろうと思いますが、この『インディビジュアリスト』の春香にあるのは、ここにいる彼女は何十年後になっても、同じようにびしっとステップを踏んで、同じように悠然と踊れるのだろうな、という強靭さです。



『L-F』(『カナリア』イメージソング)
【アイドルマスター】「カナリア」より L-F 天海春香 08年08月17日

「Just one more time
 Sing a song for you of the world,of the everyone

 君だけしかできないこと ばかりの世の中だから

 Just one more chance
 Sing a song to you my clear clear lover heart

 世界中が君のことを待ってるよ だから早く歌おう」

他の動画もそうですが、引用しようとすると、ずらずら全部を並べたい、いやむしろそんなことしないで直接見て聴いてもらえばいい、という気分になって困りますね。歌なんて、一かけらだけ切り刻んで取り出すものじゃない。
この春香さんは、誰も彼もが引っかかって右往左往している、あれやこれやのしがらみのずっとずっと先にいて、すべての春香に向かって、早くここまでおいでよ、と言っているんじゃないか。そんな気がしてくるんですよね、この動画を見ていると。
 
 

『才悩人応援歌』(BUMP OF CHICKEN)

「僕らは皆解ってた 自分のために歌われた唄など無い
 問題無いでしょう
 唇から 零れ落ちた ラララ
 その喉から 溢れ出した ラララ
 とても 愛しい距離 
 その耳だけ目指す唄 ラララ」

この曲で春香、と言うと、人によって最初に浮かんでくる動画は違うと思いますが。
動画を貼っていないのは、ほとんど杞憂というか誇大妄想の領域ですが、もしも私がここにタイトルを表記して動画を貼ったことがきっかけで何かあったらどうしよう、そんなことになったら私はもうここでやっていけない、という恐怖を、どうしても拭えないからです。
何故この人はいつでも、タイトルに堂々とアーティスト名と楽曲名を大書するのか。そんなことをすれば削除されるリスクはより高くなる、それをアイマスと並べられるのが許せない人だって出てくる、そんなのは当たり前のことじゃないですか。
でも、そういう問題では、ないんですよね。アイドルと楽曲に全力の信頼と尊敬を持って向かい合う時、それを隠す理由なんてない、隠す方がおかしい。この動画は、「アイドルマスター」で「春香」で「BUMP OF CHICKEN」で「才悩人応援歌」なのです。どれ一つ欠けても間違っている。
この動画があるうちはニコマスの春香は大丈夫なんじゃないかな、と思える、私にとってそういう動画のひとつです。あと、個人的な望みとしては、いつか誰か、SP春香さんでこれをやってくれる人が現れてくれないだろうか、と思っていたり。

ヨルP 才悩人応援歌 0:04



『BLOOD, SWEAT & GUTS』(田村直美)
アイドルマスター Blood,Sweat&Guts 天海春香 07年09月13日

「Blood,Sweat & Guts
 ひたむきさを笑う奴は笑えばいい だけど最後は
 大胆不敵 命がけの恋 みんな欲しいから
 ためらわずに飛び込むよ」 

この記事で挙げている春香さんってだいたい、イメージ的にはEDのはるか先にいるか、それとも駆け出しのFランクか、どちらかだという気がするのですが、この動画は後者ですね。
上で、この歌をSPの春香で、と書きましたが、この歌の場合は、SPの春香にも2の春香にもアニマスの春香にも、こうは歌えないでしょう。この動画はこの、無印版アイドルマスターの春香でこその動画だと思います。
だって、血と、汗と、根性! ですよ?

私個人は別に、アイマスって、これでいいのですけれど。けれども世の中は、これさえあればそれでいつまでもいい、という風には出来ていないわけで、人間は成長していくものだろう、ファンのために仲間のために後輩のために、今の春香にはもっと大きく、それでいていつまでも近く、そうあってくれないと困るだろう、と言われれば、それはそうなんでしょうね、と返すしかありません。
ただ私は、人には、どれほど時が移ろい何が変わったからと言っても、ここを見失ったらもはやその人ではない、という核が存在すると思っていて、そういう核を見せてくれた動画を、忘れることはできないのです。


10
『等身大の地球儀』(泉川そら)
アイドルマスター 天海春香 等身大の地球儀 07年12月29日(再UP 元動画投稿07年08月09日) 投稿者削除

「この歌声の帯 呼び覚ます力になる
 大地揺らすような 動かす力になる

 すべて道の途中 こんなとこがゴールじゃない
 大陸踏み鳴らし 思うままに立ち向かえ」

承前。彼女にとっての「等身大の地球儀」は、ここに存在しているだろうか? というのは、私がニコマスを見る上でのひとつの基準です。それが無いアイドルは、どれだけ輝いて見えようが、どれだけ凄い動画が作られようが、どれだけライブで声優さんが命を削って歌ってくれようが、ダメだと思う。
春香さんについて言えば、この動画はもうありませんが、そういうものはニコマスの中にちゃんと存在すると思っているので、まあ、そう思えているうちは、私はここに居るでしょう。


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