もの凄い勢いで高みに突き進む人たちの話


 気分とノリで文体を変えてみたり、一人称まで変えてみたりしたら何を書いているのかよくわからなくなってしまいました。

 本文中に特定個人に対して不適切、または不快な形容をしていると感じられる箇所があるかもしれませんが、筆者の意図としては決して個人を非難したり貶めていたりするわけではないので、どうかご寛恕ください。


 別に俺なんかが改めて言うようなことでもないんだけどさ。でもちょっと言ってみたくなったんだ。


まずはこいつを見てくれ。こいつをどう思う?

アイドルマスター2 『765プロダクション2010年度 決起集会』(1/4)

ああ、何を見てほしいか言い忘れていたな。俺が今見てほしいのはコメントじゃないし、タグじゃないし、客席でもない。

ステージ。そう、ステージだ。8:25からのステージを見てくれ。

すげえだろ? この人たち、すっげえじゃないか? 

いやいや、わかってるんだ。何を今更? だろ。お前、んなこと言って本当は何もわかってねえ! だろ。その通りだ。俺がアイマスを好きになったのなんて、ほんの最近のことだ。今だって、不熱心で、不真面目で、傍観者だ。ライブなんかロクに行ったこともねえ。頬杖ついて画面を眺めてるだけだ。だけどな、それでも何かが見えて、言いたくなる時があるんだよ。

歌を人に聴かせるって、大変なことなんだ。歌えと言われりゃあ、誰だって歌える。聞けと言われりゃあ、誰だって聞ける。だけどな、人に聴かせられる歌を歌う、っていうのはとんでもないことなんだ。それだけのために一生を費やせるくらいに。

踊るのだってそうさ。踊って、人に見せるんだ。言われた振り付けを、言われた通りに踊って人に見せる。たったそれだけだ。だけどたったそれだけのために何年も何十年も費やして、それでも出来なかったりする。そういうものだ。

声を出すんだよ。声を出して、アイドルになるんだ。
想像もつかねえ。ただしゃべってるんじゃねえ。アイドルになって、アイドルの声でしゃべるんだ。

いや、声を出してるんじゃねえんだ。歌ってるんでもねえ。踊ってるんでもねえ。アイドルがいるんだよ。アイドルになって、アイドルが歌って、アイドルが歌いながら踊るんだ。アイドルが歌って踊って、それを見せるんだ。

新曲だぜ? 新曲。誰も聴いたことのない歌を、初めて人前で、アイドルになって歌って踊って、聴かせて魅せるんだ。そんなことが人間にできるのか? できねえよ、できるわけがねえ。

だけどいるんだよ、本当にそんな奴が。それをやってのけてる奴が。いや、違うな。やってのけようとしたんだ。やってのけようとして、本当にやってのけるようになったんだ。それが、下田麻美と、若林直美だ。それが、アイマスガールズだ。


これだ。これを見てほしい。

アイドルマスター×チョコレートガールズ 「南風」

一瞬だ。一瞬だけど、わかるだろ。もちろん中村繪里子だ。中村繪里子の話だよ。
違うよな。体のキレが、違うんだよ。

俺は劇とかダンスとか、そういうもんはさっぱりわからん。知識も経験もなにも無い。だけど俺は観客だ。気持ちいいとか、鋭いとか、熱いとか、そういうことは何も知らなくたって見てりゃあわかる。
で、この中村繪里子だ。機会があったらDVDを見てくれ。まだまださ。出来ないことが、出来るようになるべきことがたくさんある。だけど、このダンスだ。ダンスをじっくり見比べてくれ。違うだろ? 

うん、フェアじゃないね。並んで踊ってるうちの二人は、繪里子より一回り近く若い。10年長く生きてる奴の方が巧くできなきゃいけない。当たり前だ。

でもね。本当は、当たり前じゃない。全然当たり前じゃないんだ。ここに見えているのは、その10年の間に中村繪里子がずっとやり続けてきたもの、ずっと積み重ねてきたものなんだ。

ずっと練習し続けて、ずっとステージに立ち続けて、だから今、彼女は何気なくこの振りをこなして笑顔を見せてくれるんだ。それは当たり前のものではなく、彼女が当たり前にしたもので、彼女はこれからもその当たり前を増やしていくんだ。


これだよ。

中村繪里子さん&浅倉杏美さんがたっぷり語る!! 『アイマス』インタビュー全文掲載

敵わねえよ。どうやったって敵わねえ。これが、中村繪里子だ。天海春香と向き合い続けてきた人の言葉だ。世の中の春香ファン全部が全部、束になったってこの人が見ている春香は見られねえ。世界でたった一人、この人だけがこの言葉を紡げる。

もう一人、とんでもない奴の言葉がここに載っているな。萩原雪歩に、あの萩原雪歩に俺はなる、と叫んで、本当にそれを実行しようとしてる奴だ。いるんだよ、本当にそんな奴が。浅倉杏美。


アイドルマスター2 『765プロダクション2010年度 決起集会』(3/4)

何も言うことはない。言うまでもない。これが若林直美だ。若林直美で、秋月律子で、若林直美だ。


後はどうでもいい付け足しだ。聞き流してくれ。

俺はこの人たちに追いつけない。俺だけじゃない。ファンも、開発者も、誰一人として追いつけない。はるか高みを目指し続けながら手を差し伸ばしてくれるこの人たちに。
だけど、それでも追いかけてみたい。俺はこの人たちが見ているアイドルの、その片鱗だけでも見てみたい。そんなことを、思った。

んー、俺はこの人たちを応援するために、ゲームも応援しようとか、公式も応援しようとか、そう言いたいわけじゃない。そういう風に感じてアイマスとつきあい続けていけたら、それは素晴らしいことだ。
でも残念ながら、俺はその考え方ができそうにない。作り手・演じ手・アイドル・作品・受け手、全部に線を引いてはっきり分けないと、ものを考えられない性なんだ。だから、自分がアイマスとどう向き合っていくべきなのか、まだよくわからない。

ただ、俺は誇らしい。たまらなく誇らしい。俺達の愛するアイドルに、命を吹き込んでくれた人。命を吹き込んでくれている人。これから吹き込んでくれる人。それがこの人たちであることが。
アイマスガールズ。

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