ちょっと前にみた動画:12/11/23~24(テキスト系)


美希誕生祭。




長門ユウキP 【ノベマス短編】 少しでも大人に・・・なの! 【美希誕生祭なの】 
12年11月23日 06:00 NovelsM@ster

一緒にペットショップに行った後、食事する美希、響、貴音。
会話から醸し出される、密な信頼関係を築いた親友同士の距離感。フェアリー組3人でそんな風景が描き出されている、ということがまた、趣き深い。そして恋情という会話の隠し味。


ナオト氏 星井美希のセカイ 
12年11月23日 16:59  NovelsM@ster 処女作

同級生視点から語られる、クラスから浮いている星井美希という存在。
本作では、教室でのいじめ、という題材が扱われているわけですが、本作に限らず、現実の社会に起きうると感じられるテーマを扱う場合、読者にリアリティを感じさせる、ということと、フィクションだからこそ描けるものを描き出す、ということを両立させるのはとても難しいことだと思います。
ただ、そうであっても、その難しいことをやってみせる! という気合いそのものが、作品に熱を持たせる。本作で言えばその熱は、他者の集団から加えられる外力によっていささかも揺らぐことのない美希というキャラクターの精神の特別性、異質性を、鮮やかに印象づけることに結実している、と言えるでしょう。


なかよしP 【Novelsm@ster】Happy birthday to you!!【美希誕】 
12年11月23日 23:56 NovelsM@ster

誕生日という特別な日に、想い人と気持ちを通じ合わせるべく、まっすぐ、しかし乙女心たっぷりに突き進む美希と、どうにも鈍感で間の悪い彼女のハニー。
なんというかもう、王道中の王道。まっすぐで、甘酸っぱくて、陰のない、まぶしい恋。そしてどうにも鈍感なアイツとの間のこの距離感! 撃ち抜かれました。
まあね、この "距離感" というね、私がしょっちゅう使っているけれどなんにも説明できないコレがね、この世にアイドルの恋愛相手が名前も顔もないプロデューサー一人しかいなかった狭い世界においては、死ぬほど重要だったわけです。ああ青春。


家鴨と猫氏 【MMD】ともみのグルメ第4話【ドラマ】 
12年11月24日 10:54 MMDドラマ

この動画、2週間あまりで一万再生を越えているので、もちろん当今のアイマス動画の中で比較すれば圧倒的に伸びている部類に入るでしょう。ただ、単純にMMD動画として数字を狙うことを考えるならば、三条ともみより注目を引ける素材はいくらでもあるわけです。現に、本シリーズより後に出た、井之頭五郎モデルそのものを使って『孤独のグルメ』を再現したMMD動画は著しい人気を獲得しました。けれども、そうではなく三条ともみでこそこれをやりたいんだ、というのがこだわりであり愛着であるわけで、そういう愛着が、この動画のディテールに宿る面白み、愛らしさ、雰囲気の良さの源泉になっているのでしょう。
冒頭、店に入るまでの車での走行シーン、こういう雄大で立体的な背景を使って絵を撮れるのはMMDならではで、いいなあ、と思います。こういうものが、なにかを作りたい人皆にとって手の届くところにあるというのは信じ難いほど素晴らしいことで、門外漢ながら、MMD界隈が健やかに成熟していくことを願わずにはいられません。


ましんめいかーP 【魔王RAVE】ともみおねえさんのあさまラジオ! 
12年11月24日 22:25 演芸m@ster

なにしろこの作者でアイドルのラジオとくれば、酷くならないはずがありません。どこをとっても下ネタ、隅から隅まで隙間なく下ネタ、下ネタ100%というか印象的にはもう170%くらい(笑)。
ましんめいかーPの持ち味と言えばなにより、高速で台詞をたたみかけるテンポ感でしょうが、ねおあいどるくいず!(11年12月17日~)以降、さらにその武器に磨きをかけている気がします。
テンポの速い掛け合いを得意とする作者は少なくありませんが、ポンポンと歯切れ良く飛び出してくる台詞の進行がもたらす小気味よさ、快感において、昨今ではこのPの右に出る者はいないでしょう。
そのジェットコースターのような速度、快調さの中だからこそ、瞬間的に強烈なインパクトをもたらすネタを置く意味、必要性があって、もしこのテンポで当たり障りのないおだやかな会話をやり通したら、やりとりが全く頭に入らなかったりするのかもしれません。
そして、このPの動画において、見ている間は一つ一つのネタのインパクトに対して笑ったり考えたりしているつもりであっても、結局のところ見終わって残るのはそういう細部ではなく、非日常的な時間感覚に支配された空間にひととき身を浸したことによる漠然とした快感、さわやかさだけである気がして、これはまさしく良質の演芸だなあ、などと思います。


二鏡氏 のーす あんど さうす〜わくわく南北朝時代〜 第十一回 
12年11月24日 21:04  アイマス教養講座/im@s架空戦記シリーズ

動画説明文で自ら書かれている通り、作者にとって語るべきこと膨大な題材を扱っている作品なので。その中からどうやって、もっとも必要な部分を見極めて動画表現の中に落とし込むか、という作業工程を思えば、こうして新たな回が書き下ろされることひとつひとつが、それだけで偉業であり貴重であると言えるでしょう。




















せっかく記事内の日付が11/23なので、気分で、特に伝える対象を想定しているわけでもなく、伝える意志もない自分用の散文を、おまけで下に書きました。

近頃の、気合いが入った美希動画が出てきた時などブロガー界隈からちらちら沸き上がってくる、「美希Pよ、これを見よ。そして受け止めて先に進んでみせよ」みたいなノリを見ると、まったくの他人事ながら、 大きなお世話だ とか思ったりしますが、それはそれとして、別件で昔の動画語りやアイドル語りの文章を漁っている時など、唐突に ところで美希派は一体どこに行ったんだ!? とか叫びたくなったりしますよね。我ながら、まったく大きなお世話だ。 そんなわけで美希誕生祭。まあこの記事で貼っているのはノベマスのうちの一部だけですが、↑のような私の精神状況を踏まえて誕生祭全体についての率直な感触を述べるならば、 なんだ、じゅうぶん動いているじゃないか ということが第一でした。まあ、昨今誕生祭でもないとなかなかどこにどういう流れがあるのかよくわからない、というような部分もある気がして、私自身も含めていろんな人にとって、どうにも見通しが利かないと感じることが多いのだろうと思いますが。しかしまあ基本的に、新しい人がどれだけ古いことを踏まえているかなんてわかったものじゃないし、古い人がどれだけ新しいことを受け入れるかなんてわかったものじゃないわけで、表現というものは積み木を組み上げるように整然とひたすら高く積み上がっていくわけではなく、いろんなものが脈絡なくバラバラに動いていて当たり前です。けれども、脈絡なく動いているように見えても、どこかでなにか繫がって積み上っているものがあるんじゃないか。それは、見る側が心の中に描き出せばいいんじゃないですかね。私はそういうものは、今のニコマスからだっていくらでも見出だせると思います。……というのは、見る側として私は一体何を見ればいいんだろうね、という話であって、見る側として作り手に対して何を発信すべきか、という話ではなく。そりゃあ、発信すべきだと信じることを発信すればいいのであって、つまり「受け止めよ」でも「先に進め」でも「でんぐり返りしろ」でも、発信すべきと信じた人がきちんとそれを発信しているのだから、それで何の問題もないのです。

なんだったんだ、この文章。

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