”超なんとかコンテスト参考動画のメモ” のための序


ものものしく「序」などとついていますが、単なる動画リストの冒頭にあんまり長い文章があってもしょうがないな、という理由で分割しただけです。


ノベマスとは何ぞや、という定義は、歴史的にこのサブジャンルがどう形成されているか、という観点からもいろいろ言える(実際に、愛識Pや海月Pがそういう仕事を成した)し、あるいは今お前の考えるノベマスの要件とはなんなんだ、と聞かれれば私としての回答もそれなりにあるけれど、まあそんなところから話を始めるのは面倒だよね、ということで。

ただ、どういうものがノベマスのスタンダード、メインストリームなのかと言われれば、アイドルの立ち絵があってそれらが(と)なんか会話していくんだよね、あるいは背景絵があってそこに文章が連ねていくんだよね、で、そういう調子でなにかストーリーを見せていくんだよね、と。そういうものがもっとも一般的なノベマスの形態である、ということは数量の面からも、また広く認識が共有されているという点からも言えるでしょう。

従って、たとえば立ち絵を使わない、あるいは文字を使わない、もしくは一般的にノベマスが扱うと思われているような題材を扱わない、というような動画がノベマスを名乗って出現した場合、これはメインストリームにおさまらない挑戦的な、カウンター的な、あるいはアンダーグラウンド的な試みだな、と認知されることになります。

事実、ノベマスの中には、例示したような特徴を持った動画が存在して、それはしばしば、作者の意識においても視聴者側の認識においても、個性的な・挑戦的な試みと見なされてきました。
ただ、概して、ノベマス内におけるそのような試みは、各時期、各作者における孤立的・単発的・散発的な試行として生まれていて、それらが影響しあってなんらかの表現の流れ・系譜が生まれる、あるいは誰かがそういう系譜を把握して叙述する、といったことは(後で言及するかもしれないいくつかの特徴的な例外を除いて)あまり起こっていなかったと思います。
つまり、個別的に、あの時のあのPの動画ってなんかすごく変だったよね、という例を挙げることはいろいろできるけれど、それらを引っ括ってなにか全体の性質とか傾向とかを論じようとした人はほとんどいないし、そもそもまとめて何か言うということができるのかどうかもよくわかんないよね、と私は思っていたわけです。

そういうところに出現したのが、例の公式立ち絵使用NG、時間制限5分というレギュレーションを持った、コンテストでした。このコンテストの規定した「立ち絵を使わない」という条件は、まさに従来、ノベマスのメインストリームとイメージされてきた形態から外れるものです。故に、このレギュレーションの下、従来個別的・散発的に存在してきた試みと似通ったさまざまな発想が、まとまった動画群として突如出現したわけです。
おそらく、このコンテストを経ることで、既に大きく広がっている、こういう表現はノベマスとして当たり前だよね、という認識は、さらに拡大していくでしょう。
まあ、その前にというかその最中にというか、あの頃僕らはこういう表現を、なんだろうこの変な動画と思っていたよね、という動画を、思いつくままにメモしておきましょう、ということです。コンセプト的に、思いつける動画があればあるだけいくらでも続けられるでしょうが、その前に私が飽きますね。1本目があるのかどうかもわかりません。

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