7/8(金)~7/14(木)の動画覚え書き(ノベマス1:短編)


寒くなってきましたが、私の頭の中は夏真っ盛りです(記事の対象時期的な意味で)。


利休P 【Novelsm@ster】黒い写真立て (7/9)

春香と、プロデューサーと、プロデューサーに贈った写真立てのお話。
私も、世界一の美少女のいろんな顔が見られる写真立て、欲しいです。いえ、自分がその顔になりたいわけではなく。


ニチカP 【HAЯUCANNIBAL'11】でゅえっと【ノベマス】 (7/9)

ニチカPはあまり立ち絵を常用せず、背景と台詞表示の文字だけで画面を構成することの多い作者で、毎回面白い画面デザインを考案してきます。そのデザインがそれぞれの動画の内容にとてもマッチしていて、楽しいのです。
今回はこんな感じ。

ニチカでゅえっと 0:35

はるるんりっちゃんが、回転寿司の店に行く話で、左が律子、右が春香の台詞。それぞれ文字が上から下へぐるぐる回って、次の台詞が出てくる趣向になっています。
こういう何気ない日常会話、それも2~4分の短時間の中で、登場人物の人間性や関係性、せめぎ合いを表現するのが本当に巧みですね。加えて今回は「【HAЯUCANNIBAL'11】」参加作なので、この題材をどうやってカニバリズムと絡めるのか、というKAKU-tail Partyのお題クリア予想のような楽しみ方もできます。


七重P(つらら氏) 春香さんvs死亡フラグ・三十番勝負【アイドルマスター】 (7/10)

7~8月にかけて、ハイペースでいろいろ面白い短編を投稿していた、七重Pの一編。
ニコニコ大百科の「死亡フラグ」の項に列挙されているフラグ例30個を、春香・千早たちが演じ、間をストーリーで繋いで一本の作品に仕立ててしまったもの。
詰め込み感、突拍子のなさという面白みに反映されて、題材がよく生きています。ハリアーPもそうですが、こういうそこらへんに転がっているネタをうまく一本にまとめられる人は、量産体制を作る時に強いですね。


ひゅんP 君と眼鏡に恋してるっ! 三浦あずさ編 (7/12)

「眼鏡が好きすぎる変態」「 UP主は眼鏡」などと称される眼鏡大好きプロデューサーが、眼鏡を語りまくってアイドルを翻弄する!
1週間のノベマスを見渡していると、どこを取っても突き抜けているなあ、と感じる動画が、必ず何本かあるものです。この週で言えば、すっきりぽんPの『私たち、結婚しました』、天才カゴシマPの『夏のナンセンス』それに本作が、突き抜け感満点の動画でした。
ひゅんPは才気と発想の塊のような作者ですが、面白いのは、それでいて、陰翳やひねくれ感の微塵もない、快活なユーモアに満ちた作品を作ってしまえるところだと思います。どきゆりPや下風ゥPを思い浮かべていただければいいと思うのですが、なんというか、こういう才気のある人は、もっと陰が濃くなるというか、自ら意識的にひねくれようとする方が普通な気がするんですよね。ひゅんPという人は、この才気があって、ひたすら面白おかしいだけのコメディを何十話も連載できる神経を持っている。何なのでしょう。


ペンタP Novelsm@ster 透明人間水谷絵理(前編) (7/12) 後編 (7/15)

周知の通り、ペンタPの活動領域はPVとノベマスの両面にまたがっています。
こういう活動領域が越境的な人に対して、その全体像を把握できる人は少ない、というより物理的に存在し難いので、ノベマスPとしての側面を含めた、ペンタPの全体像を語った論はあまり見たことがありません。と、他人事のように言うのもなんですが。
ともあれ、ペンタPというノベマスPには、"DSの伝道師"だけでは語り尽くせない個性が、いくつもあります。
ひとつは、チャットとか、真夏に棒立ちしている3人とか、マスコットキャラクター化した愛ちゃんとかに代表されるもの。発想というか、他の人がこの形態で映像化することをあまり思い至らないものを、映像化するイメージが湧いてくる感性。
もう一つは、自撮りの技術を生かして、DSで、ステージや衣装替えというゲーム素材を、当たり前にテキスト動画に組み込んでくるところ。
そして、おそらくペンタPのノベマスと言って一番に浮かぶ部分であろう、原作への観察と愛着を反映した、キャラクター一人一人に丁寧で優しい眼差しが行き届いた作品世界。あとりょうゆめ。
で、本作。全裸差分が跋扈するなら俺は衣装差分で作っちゃる、という気負いと馬力、発想の生み出す滑稽味、優しく丁寧な物語世界。そういった複数の個性が、実に良いバランスで噛み合っていて、ペンタPならではの傑作ノベマスと言うべきものだと思います。


利休P スタイリッシュコントはるたか 「スタイリッシュ飲尿」 (7/13)

利休P2本目。すれ違って噛み合わないまま、延々と会話を進行させていく。いわゆるアンジャッシュ的な笑い。ちょうど同時期に、迅七Pも同様のすれ違いコントを投稿しています。
関心を引き付けられるネタとタイトルを編み出して、集まった人の期待通りのものを提供して着地できる。これを何なくやってしまえることは、利休Pのコメディ作者としての地力の高さを、よく示していると思います。
で、本作も、この翌日投稿された迅七Pの「釣り」をやってみようと思うの【漫才的な何か】も、2500前後の再生に落ち着いていて、他に上乗せする要因がない場合の、コメディ系ノベマスの現在の動員力の限界がこのあたりなのかな、という感触を受けます。


106夜P 兄と妹のカンケイ ~Interval:高槻家~ (7/14)

全編手描き絵のノベマス。というより、アイマス紙芝居にメッセージウィンドウで文字表示したもの。
大の字になってお昼寝するやよい一家に、ただただ和めます。


すっきりぽんP 私たち、結婚しました (7/14)

すっきりぽんPの動画には時々、ものすごい遠心力のようなものが備わる気がします。『バイバイ、アイドル』がそうですし、『アイドル寮空室あり』の台風回もそう。そして、この『私たち、結婚しました』。
常識も非常識も撥ねとばされて、誰にも止められない勢いでどこかへすっ飛んでいく話。それでいて緩急、落ち着くべきところ・畳み掛けるべきところが完璧に計算されていて、読者に全く無理をさせず運んでいけるのが、恐ろしい。


わんたP 美希、巣立つ海 (ホッ○ペッパー付き) (7/14)

シリアスな話の後に、同じ映像で台詞を吹き替えて全く別のストーリーをやる。昨年の歪な鏡 (ホット〇ッパー付き)(10/11/30)と同じ形式での新作。
09年の「i-Fest@」と似た感じになるかもしれませんが、この発想でいろんなPが競作したりしても面白そうですね。


七重P おにぎりに関する数学的議論【アイドルマスター】 (7/14)

数学・哲学・論理などの問題をアイマス動画化する発想。ヘンリーPの『不思議な夢の伊織』あたりが嚆矢だと思いますが、まだまだ見せ方次第でいろいろ面白いものができそうな題材だと思います。
七重Pはこの発想でいくつか動画を上げていますが、この「おにぎり」シリーズ(おにぎりに関する哲学的考察【アイドルマスター】(7/8)が第1作、本作は2作目)は、題材の知的面白さに加え、おにぎりについてものものしく真剣に考え込むという風景がまた、よく美希に似合って、楽しいシリーズです。



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