"春香さん" について

何故、私は天海春香を "春香さん" と呼ぶのか、という話。
本当は、このブログに「春香」というカテゴリを作った時、最初に書いておこうかとも思ったのだが、
別にわざわざ表に出すことでもねーや、と思ってそのままにしてきた。

しかしながら、世の中には、L4Uでファン代表プロデューサーが春香のことを「春香ちゃん」と呼んだ、というただそれだけのことで怒り狂い、地団駄踏んで悔しがっていたプロデューサーもいるくらいで、アイドルをどう呼ぶかという問題は実に、世界の紛争のきっかけの83%はこれをめぐる諍いであると囁かれる玄妙な問題であるので、念のために書いておくことにした。

このブログで私が春香について記述する時の呼称は、 "春香" と "春香さん" が混在している。これは非常に感覚的な使い分けなので、自分でも時々その境目がわからなくなったりする。
が、基本的に、作品なりアイドルなりについて何らかの語りをする時には "春香" 、春香についてのパーソナルな心情を書く時には "春香さん" 、と使っていて、つまり私個人としての天海春香への呼称は、 "春香さん" なのである。

周知の通り、アーケード/無印のゲーム内において、Pから春香への呼称は「春香」になっている。アイマスのプロデューサーは天海春香を「春香」と呼び、春香はプロデューサーを「プロデューサーさん」と呼ぶ。ごく一般的な知識として知れ渡っている、この二人の互いの呼び方は、ゲームのストーリーの中で、そう呼び合うようになる手続きが定められている。

すなわち、第1週目のコミュ「ミーティング」の冒頭で、プロデューサーから

「とりあえずは、お互いをなんて呼ぶか、
 決めようか」

という提案がある。
春香からプロデューサーへの呼称は、春香が

「あ、はい! えーと、私は、『プロデューサー
 さん』って、呼べばいいですか?」

と言って、プロデューサーが

「ああ、それでいいよ」

と受け入れることになる。そして、

「それじゃあ、早速。……プロデューサーさん!
 わ、呼んじゃいましたぁ」

という、初めて春香がその呼称でプロデューサーに呼びかけるイベントがある。
プロデューサーから春香への呼称の方は、
選択肢「『天海さん』で、いいかな?」を選ぶと

「うーん、それって、他人行儀っぽすぎませんか?
 これから一緒に、お仕事するのに……」

という反応(ちなみに、初 σ(の_の) の瞬間でもある)、
「『春香』で、いいかな?」を選ぶと

「はい。呼び捨てが一番わかりやすくて、
 いいですよね。それで、お願いします!」

という反応があって、春香自身の意思表示によって「春香」と決まって、
「OK、春香。」と呼ぶという段取りになっている。

つまりは、そう呼び合いたいという意思表示をする手続きがあって、初めて二人は「プロデューサーさん」「春香」と呼び合う関係になるのであって、何の経緯もなくあらかじめ春香は目の前に立った人間を「プロデューサーさん」と呼んでくれると決まっているわけではないのだ、ということ。

脱線をすると、私はこのコミュが大好きで、だから、どんな経緯を踏まえて現在の関係が存在するか、が想像できる動画もまた、好きである。
どんなものをそうであると感じ、どんなものをそうでないと感じるか、と具体的に言及すると語弊があるので言わないが、私が平素どんな作品を "春香動画" として推しているかを知っている方ならば、私が言っているのが、少なくとも、原作の展開やキャラクターをなぞってほしい、とか、文学的な心理描写人物描写を詳細にやってほしい、ということではないことは、わかっていただけるだろうと思う。

話を戻して、そういうわけで、私にとって天海春香を「春香」と呼ぶということは、私と彼女の間に「プロデューサーさん」「春香」と呼び合う関係が存在する、ということを意味にするのである。
果たして、私にとって天海春香との関係の原点は、そういうものなのか、ということ。
結論は、以前に既に述べた。誰かがプロデュースした春香を、「プロデューサーさん」「春香」と呼び合っている二人が作り上げたステージを、客席からファンとして見たのが私と春香との出会いであり、その席を譲るつもりはない。

勿論、実在のアイドルのファンの中に、「◯◯のライブに行ってきた」と呼び捨てにする人も、「◯◯ちゃんのライブに行ってきた」とちゃん付けにする人も、また愛称で呼ぶ人もいるように、ファンから春香への呼称として "春香" も、 "春香ちゃん" も、 "はるるん" も、あるいは "閣下" も、等しくあり得るであろう。
"ファン" という立ち位置自体、明確で固定されたものではなく、そうあるべきものでもないのは言うまでもない。
ただ、私の場合は、"春香さん" と呼ぶのが、ファンとして天海春香への敬意と親しみを籠めた表現なのだ、ということ。


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