普通につまらない記事(しゅーりょー)


すんません。全動画チェックして書く内容も考えてあったんですが、飽きました。
そんなことよりカニを食べたい。こんなブログなんか読んでないでカニを食べようぜ!

一応、いくらかだけメモを。

ホメ、実写雪歩、ゆっくり、受けの良い素材はどこでも受けが良いな、と。ホメが動いているとやっぱりそれだけで面白いみたいですね。マスターボールPのホメ動画なんかは、知っていればああいつも通りだな、という感じだし、マシン語Pの嘘字幕もウソm@s予告でお馴染みですが、初体験する人の目線で見ればインパクトあるでしょう。

ボカロをネタにした動画は、コメント広告等々、全体からヤクザやらゴシップ記者やら、魑魅魍魎が跋扈する芸能界の雰囲気が漂っていて楽しげですね。

アスペクト比とかーれるPの動画は、評者のコメントが絵が可愛いからギリギリで入れてやった、という感じで「なんとも思わなかったもの」に分類されています。まあなんというかお二人とも、さすが狙い所をわかっているなあ、とにやにやしました。どういう付加価値を足せばいいかをよくご存知です。
かーれるPの動画の、テイルズのスキット風の画面構成とだるい空気は、『春魂』の雰囲気を髣髴とさせて、とても楽しかったです。この動画、同じ内容を言うのでも、俺だったらこんなに簡潔に楽しく見せられますよ、というのを提示しているわけですが、動画の中身自体も非常に元ネタをおちょくったものになっています。昨日挙げたもので言えば、たとえばロジックPの動画なども、元ネタをとてもスマートにおちょくっているわけですが、そういうニコマスPの知性を感じさせる動画をいくつも見られたのが、個人的には一番楽しかったです。
言語が通じない人間同士が言葉で応酬しようとすると、どうしたって泥仕合になるものです。しかし、動画作者は動画によって、軽々とそれを乗り越えてメッセージを込められる。あらゆる議論に通じる大前提として、真に説得すべきなのは、目の前で対立している相手ではなく、議論を聴いている聴衆だ、ということがあります。ニコマスPはそれを体で知っている人間の集団だな、と改めて感じました。
また、このような動画を見せられて、まるで何も気づかなかったか理解できなかったかの如く、「普通につまらない」「ぎりぎり及第点」などと明快にコメントできる件の人は途轍もない大物だな、と感嘆せずにはいられません。

エメカフェPの動画が「気に入ったの」に入っているのには、お目が高いと言わざるを得ません。というより、それだけエメカフェPの動画が洗練されている、と言っても良いでしょう。こういう褒め方もなんですが、エメカフェPの自虐芸は一流の芸です。自分を卑下しつつ元ネタを立てつつお客さんを笑わせ、誰も不快な気分にさせずに帰してあげる。一流の芸人の精神が宿った芸だと思います。
まあそれと共に、「気に入ったの」に分類された動画は全て19日の動画なので、たくさん動画を見ているうちに頭が疲労して、これがお気に入り、という判断が難しくなった部分もあるのかもしれません。見続けているうちに自分の中でどんどん基準がぶれていくのは、私も常々体験しております。

カイザートPの動画。前からあがっていたメカPの動画とともに、元動画のマイリスト数を上回った数少ない動画でもあります。私が一番感じるのは、かけた労力をどれだけ、誰にとっても理解しやすい形で提示できるかということは、作品をプロモーションする上で非常に大事だということです。その点で、この動画の再生数的成功と件の人から得た評価は、至極自然な結果と言えましょう。
勿論、以前から申し上げています通り、私は見えないところに労力が隠された動画をたくさん見てきましたし、そうした動画が今後も絶えることがなければいいなと願っていますが、動画を伸ばすためのプロモーションを考える上では、非常に示唆的な結果だったと言えるでしょう。


ところで最後に、本記事のここまでの内容と何の関係もないことなのですが、かつて私が読み、大きな影響を受けた、ニコマスについてのブログ記事で、最近ことあるごとに思い出されて仕方ないものがあります。
そのブログは既に削除されており、ブログ主本人の意思により消去されたものを、他人が勝手に転記するのははばかられることではありますが、一視聴者である私が自分を省みるためにも、当今この文章を閲覧できないことを惜しむ気持ちをとどめることができません。
まことに勝手ながら、ここに、ミカドPのブログ『ノベマス監視局ミカド』より、その記事の一部を抜粋し、無断転載させていただきます。




■「面白い」のは誰の手柄?

(前略)

作者側では世界・キャラ・ドラマは構築して示せるが、入口と出口は読者側の固有ステータスであり作者側からは操作出来ない。特に入口については読者の人生の歴史そのものがバックボーンなので、たかが数分の説明を重ねても太刀打ち出来ない。つまり物語の九割は読者の能力次第で面白いかどうかが変わってしまうので、作者のこだわりでネタを細かく作りこんでも結果にはあんまり関係ない。面白くしようとする努力は、カードゲームで喩えるならば、読者の脳内にどのカードが伏せられているか予想してトラップを張る行為に近い。

(中略)

仕事ならばコストを回収しなければならないので広い方へ進まざるを得ないが、二次創作は盆栽自慢みたいなものなので分かる人だけニヤニヤしてくれればいいという気持ちで先鋭化してもいいと思う。(特にニコニコでは誰かがコメントで補足してくれるので、読む側にとっても大変ありがたい)
繰り返しになるが、作品が面白いのは読者が蓄積している膨大な知識と提示した小さなコンテンツがたまたま合致しただけの偶然であり、そのタイミングの妙に比べたら作品の出来不出来なんて瑣末なことである。
逆に読者は面白くない作品を見た時に、それが自分の生き様のせいだと気付かないで作品が悪いと勘違いしがち。深く自省したい。

(後略)

(『ノベマス監視局ミカド』「[チラ裏]ノベマス作者への道3(最終回)」より引用
 原記事は2009年6月14日投稿
 太字部分は、原記事で太字だった箇所に準拠した)

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