6/3(金)~6/9(木)の動画覚え書き(ノベマス)


今日は適当な感じで、と書きかけていつも適当であることに気づきました。

6/3(金)~6/9(木)に気になったノベマスの覚え書きです。

カイザーP 【アイマス×ダンセイニ】 ドニャ・春香さん 第一の記 (6/4)
 

始まりました、カイザーPの新シリーズ! いや、もう完結しているんですが。
私はカイザーP作品の中でもアイマス×ダンセイニものが大好きでして。幻想的にして荘重な言葉の世界とアイドル、二つの美の邂逅。うーん、このような美の調和が他にありましょうか。しかも春香さん主役とは! というわけで狂喜した作品でした。
カイザーPは近年、ダンスから切り抜いた「踊る立ち絵」を主用しているわけですが、この作品などを見ていても改めて感じるのは、変な話ですがアイマス素材はやっぱり "美しい絵" なんだな、ということです。
ノベマス・架空戦記用に整備されたいわゆる基本立ち絵セットの立ち絵は、色調調節などの工夫によって、それをより平板で何にでも溶け込む "キャラクターの立ち絵" に近づけていて、だから漫才に使ってもラブコメに使っても、どんな物語世界でどんな台詞を喋らせても馴染む。だけど、ステージでの一瞬を止めて作られた「踊る立ち絵」は、多分通常の「ノベルゲームのキャラクター立ち絵」とはちょっと違う存在で、絵自体が強いエネルギーを出しているのです。
面白いのは、カイザーPを始めプロディP、天才カゴシマP、やっつけP、フツーPなど、「踊る立ち絵」のエネルギーを引き出す達人の多くが、一方で一見美しい絵とはそぐなわそうな、崩したギャグや戯画化されたキャラクター、カオスな展開をしばしば盛り込んでくる物語作者でもあることです。多分彼らの動画では、全く異なるベクトルを持ったエネルギーが衝突して融合する何かが起こっている…ような気がします。
まあそんなわけで、この『ドニャ・春香さん』も、強烈な下ネタも入っていますし、キモ春香さんやら何やらが出てくるカオスな絵面もいっぱいあるにも関わらず、本質はやはり美でありロマンなのだと。どこにある何とも(読者には)わからぬナニカを求めて、パンゴシ春香さんとやよいはスペインの林野を旅する。ロマンですねえ。

雪見P 音無小鳥が博麗入り 第1話 (6/3)
 

東方キャラクターとのコラボ作品を手がけられている雪見Pの新作。
また変な言い方になりますが、この方が描くと、小鳥さんがたまたま立ち寄った神社に博麗霊夢が佇んでいる、そんなことが本当にあっておかしくなさそう。そういうストーリーだから当然ではあるのですが。アイマス立ち絵とアイマスの背景素材で構築された世界に、霊夢が違和感なく溶け込んでいる。画面もそうですし台詞もそうですね。まあ私は霊夢について名前と姿形くらいしか知らないわけですが、この人とこの子が出会ったらいかにもこんな会話をしそうだな、という雰囲気を感じるのです。
他のゲームや漫画から、あるいは手描き絵の利用など、いろんなタイプの絵が混在する作品はノベマスでもたくさんあります。MMDの世界ではもっと当たり前に、様々な出自のキャラクターを混在させて物語世界が構築されています。それらの作品にはにぎやかなエネルギーがあり、絵面を見るだけで楽しいことも多く、魅力があります。
ただ好みの話をすれば、私はこういう、異なる世界を溶け合わせるというのか統一された空気感を作るというのか、そんな雰囲気作りに注意が払われた作品はとても好きですね。

月の輪P リッチャンノスーパープロデュース その1 (6/9)
 

ノベマスとしては昨年9/23の小鳥さんと事務所で!! その1以来となる、月の輪Pの作品。
勢いのいい台詞回しとストーリー展開で、あっというまにラストまで運ばれてしまいます。吹き出しを使ったインターフェースの使いこなしぶりも流石。

ニチカP(七紙氏) 【HAЯUCANNIBAL'11】春香と千早の食事会【ノベマス】 (処女作 6/4)
 

まさかの「HAЯUCANNIBAL」でのデビュー、そしてタイトルは「食事会」。嫌な予感が漂いますが、果たして…。
物語内容については『だいぶ前に作って放置していた場所』さんの20選記事に丸投げするとして、インターフェース面でも非常に特徴的な動画ですね。
百舌P、kye氏、燦々Pなど多用する作者が増え、一つの表現形態として完全に認知された感のある、立ち絵を出さない画面。弓削Pが広めた、赤と青の文字色でキャラクターを表すフォント表現法。さらに文字の位置(左右)でキャラクターの位置関係を表現する、縦書きと横書きの文字で異なるレベルの情報を表示するといった手法もそれぞれに前例はありますが、それらの複合(+かなり珍しい文字送りの仕方)により、シンプルにして独特の表現効果をもつ画面構成を実現しています。
様々な意味で、まさしく衝撃のデビュー作でした。

東風P まな板の恋 #02 (6/9)
 

旅m@sで活躍されている東風P、第四次ウソm@sの連載作品。雪歩に恋する千早。千早から相談された春香は手助けをしますが、雪歩からは何か勘違いをされているようで…? 
陽一Pの『千早は友達が少ない』の千早もそうでしたが、元々人付き合いの常識がなさそうなキャラクターイメージに加えて、千早が整ったイイ笑顔でズレたダメな発言をしてしまう姿というのが、なんとも強力なダメ可愛さを生んでいます。トンチンカンな思い込みをしている雪歩、呆れつつ生温かく見守っている春香、のキャラクター造型にも安定感。

きっちょむP マコベス第三幕 前篇 (6/9)
 

『マコベス』、3ヶ月半ぶりの新作です。
真と律子が各々に相手を蹴落とす策をめぐらす姿の描写が見事。キリキリと体全体が冷え込んでくるような感覚すら覚えます。そして動画全体を支配する、重苦しい空気。陰翳濃く、時として朧になる色調・画面演出が、権謀術数に生きる人間たちの営みの儚さを表すかのよう。トップアイドルとは、なんと虚ろで恐ろしい存在か。

教訓P アイドルライナー雪歩 第十話【CLIM@X】 (6/3)
 

何も言う気になれません。1年3ヶ月ぶり、『アイドルライナー雪歩』が帰ってきてくれました。
この空気が、この楽しいやりとりが、この愉快な連中が、この雪歩の強さと涙が。
ふたたびこの世界に、雪歩たちに会えるのが、ただただ嬉しい。



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