補足というか


前回の記事にいただいたコメントへの返信が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。

屋上屋を重ねてもしょうがないので、この記事の必要性はあまりないのですが、更新速度が落ちているので記事本数を稼ぐため私の立場を明記する意味で一点だけ。

 前回のシリーズ記事では、結局『糸電話』の春香とPの関係を私自身がどう捉えているか、ということを明示していないので。それは文章戦術としてそうなった部分もありますが、一週間あまり何度も見直しているうちに自分自身の印象が変化したからでもあります。
 つまり、第一感としては動画のストーリーをかなり悲観的に捉えていたのが、次第にzeit氏の記事の解釈(Pと春香さんは繋がっているけれど、繋がっているだけです。それだけで彼女は頑張れるんです。)に近づいたということです。
 ただ、全面的に、ここに描かれているのはそういう関係である、とは私には思い切れません。果たしてこの動画の持つベクトルを「過去のニコマスの春香像を変える」方向と言い切れるかどうか、私はなお留保します。それは解釈ではなく個人の心情の問題であり、動画に描かれていない部分の問題ですが。

あえて私のひっかかる部分を言葉にするならば、多分結論そのものよりは結論に至るアプローチへのひっかかりであり、動画全体のメッセージよりは表現のディーテイルに対するひっかかりかもしれません。
つまり、果たして動画各部の表現内容は、結部のステージから電話にかけての展開のベクトルに、あるいは「離れて初めて聞こえるようになった」『糸電話』で二人がずっとつながっている、という全体を通してのテーゼに完全に収束するものなのだろうか、ということかな。

あるいは、むしろ私にとって鍵なのはここか。「近づきすぎることで互いの声が聞こえなくなる」という最初の心象風景自体、多分に二次創作的な文脈で創出されたイメージであって、(プレイヤーの心情は別として)ゲーム内の春香コミュの描写から自明に導かれるものではないと私は思っています。まあ、春香ドームEDの読解については、こちらの記事→地方暮らしもそれなり楽しいけれど? 動画を観て:【アイドルマスター】糸電話 天海春香
で骨子は大体語り尽くされてしまった感があるので、やりません。


 んー、やっぱり気になるのでもう一点だけ。記事への反応を窺っていて、ED後の春香さんについてまとめた、とかニコマスの春香さんについて考察している、みたいなコメントを目撃したのですが、もちろんあれはそういう記事ではないです。類似した構造を持つストーリーをいくつか例示してその背景を想像した、という以上のものではありません。括弧つきの表現を多用した(「」は便利なのでどうしても使用基準を統一しきれないのですが)のも、限定的な事象を扱い限定的な視点から解読している、という意味合いからです。念のため。



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