3/25(金)~3/31(木)の動画覚え書き(ノベマス)


わざわざ言うことでもないので普段は触れていませんが、自分と同時期以降に始められたニコマスブロガーさんのことは、むちゃくちゃ意識していたりします。

3/25(金)~3/31(木)に気になったノベマスの覚え書きです。


極東P 律ちゃんのリングにかけろ!【前編】 (3/27)


こんなに腹を抱えて笑ったのは、久しぶりです。あれよあれよという間に勢いよく進んでいく、突っ込み所満載のストーリー。笑い所とツッコミとがスルスルと頭に入ってくる、小気味良く洗練された台詞回し。各キャラクターの出番配役の妙。
前後編通して笑わされ続きで、計18分があっという間でしたが、それがちっとも疲れや重さを残さず、見終わってスッキリと気分が晴れる。上質の喜劇や落語を観終わった後のような充実感と爽快さを感じました。ギャグ中編の傑作です。

レオハルトP クール・オブ・ザ・ウィンターホース 第一幕 (3/25)


男らしくなりたいと願う秋月涼は、同じ学校の先輩であり、名実ともに兼ね備えた男性アイドルでもある 天ヶ瀬冬馬の言葉に感銘を受け、自分もアイドルの道を目指す、筈でしたが…。
『アイドルマスター』という原作は、至る所に創作ならではの矛盾、食い違いを孕んでいますが、涼のストーリーはその最たるものの一つでしょう。イケメンになるという目的のために、男であることを隠して女性アイドルを演じ、しかもそれをまともに相談できる相手が身近にいない。
その異常な設定を巡って、多くの物語が紡がれているわけですが、本作品は涼の横に、同年代の良識も情熱もある男の先輩、という存在を置きます。これによって本作品は涼の物語を、特殊な設定の特殊な能力者秋月涼の物語ではなく、憧れと悩みを持つ普通の男の子がアイドルを目指す物語とすることに、成功していると感じました。
一方の冬馬もまた、本作品に於いて、同年代のアイドルの才能に溢れた少年という、本来彼自身の物語のために存在してしかるべきカウンターパートを、得ることが出来ました。
ここにキーパーソンとして黒井社長を加えて、どんなアイドルの物語が紡がれることになるのか。とても楽しみです。

ぎんねこP 【NovelsM@ster】ブラックロォズ #8 狂気すら生温い(前編) (3/30)


キャラ崩壊原作無視上等を謳う動画に対して、安心して見ていられるという感想はおかしいかもしれませんが、視聴しての第一感はそれでした。
今回特に唸らされたのは、台詞回しの巧みさですね。節回しのリズムの良さ、口調の描き分け、キャラクターの人格の醸し出し方、見やすい文字量。テキスト動画の台詞の喋らせ方として実に完成度が高く、間然とするところがありません。とりわけ口調の描き分け(アイマスキャラクターの、というよりも、小説における口調の描き分け方として)は、見事の一言です。

TakeshiMa氏 9cm伸びる前日に【3時間目】 (3/30)


3/7にこのシリーズの第1話、9cm伸びる前日にでデビューされたTakeshiMa氏の、シリーズ3作目。
Pが事務所で小学生時代の思い出を語ることになる…という導入から始まりますが、その思い出話のシーンの映像にアイドル達の立ち絵が当てられたところから、アイドルたちが小学生を演じるオリジナルの物語(を、その場の掛け合いの中で構築していく)と化していきます。いわば、ルールもシナリオもなしで即興で構築されていく卓ゲm@sterと言った感じで、なかなか面白い趣向です。
それを反映して、(PL発言に当たる)メタ的な会話は台詞枠の手前に立ち絵表示、(PC発言にあたる)小学校内でのキャラクターの動きは台詞枠の後ろに表示、という手法が取られています。その他、名前欄の左横に表示される、時計を持った名状しがたい貴音の絵で時間経過が示されるなど、インターフェース面の創意も興味深いものがあります。
3話時点では、春香・亜美・真美らがテスト問題(という名のクイズ)に挑んでいます。和気藹々とした会話で進む物語が、今後どう展開していくか楽しみです。(4/23現在では、既に話数ももっと進んでいますが。)

ぎゅむP 【NovelsM@ster】 カナリアヒバリ -01b- (3/28)


前年12/3に投稿されたデビュー作、【第三次】 カナリアヒバリ ―01― 【ウソm@s】の、4ヶ月を経ての続編。
この時間の掛け方からも想像される通り、演出に非常に労力の掛かった動画です。立ち絵も文字もよく動き、更に一枚ごとの表情や視線の移動を表すための改変や、イレギュラーなカットの構築まで、本当に手間をかけられています。方向性としては、あやまるPの得意とする、多数の立ち絵が動き回るにぎやかな画面作りと、Re.PやアデリーPの得意とする、ボカシや立ち絵配置の工夫によって遠近感を出す画面作りの、融合といったところでしょうか。
その凝った演出を駆使したギャグシーンを多々挟みつつも、声が出なくなった春香、Pとアヤしい関係にある美希、過去に春香と何か因縁があるらしい律子などなど、複雑な人間関係が描き出され、一筋縄ではいかない重いストーリーが予感されます。
ストーリーはまだまだ導入の段階であり、今後もこの凝った手法を継続されるとすると、制作に並大抵でない苦労をされることと思いますが、まずはこの意欲的な続編の登場を喜びたいところです。

Leon氏 【NovelsM@ster】たまには少し背徳的な -2- (3/27)


前々回取り上げたデビュー作、【NovelsM@ster】たまには少し背徳的なの続編。
美希に恋愛感情を意識しながらも打ち明けられない千早と、千早を無邪気に慕う美希。繊細な立ち絵の表情の使い分けと細やかな言葉遣いで表現された、揺れ動く千早の感情が、静かに心に沁みいってきます。
前々回の記事で触れたこの動画のインターフェースについて。こうした新人作者の目新しい試みに対しては、より自分の見慣れたインターフェースに変更するよう提案するコメントが、ほぼ確実につくものであう。案の上Leon氏のデビュー作でもそうしたコメントがありました。この続編において、本作品の特色であり作品の表現内容にマッチした表現形態が基本的には維持されたことを、私としては喜んでいます。

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