4/1(金)~4/7(木)の動画覚え書き(ノベマス)


4日ほど前のことですが、陽気なアイドルたちに丸一晩の時間を強盗されました。
既に隅々まで見た動画だし、まさか一話見ただけで芋づる式に全話見たくはなるまい、という油断が敗因でしたね。

4/1(金)~4/7(木)に気になったノベマスの覚え書きです。
書いていたらほのぼのと和める動画が並んだので、その路線で統一してみました。


肉棒P THE IDOLM@STARE ~彼女がグレたら~ (4/2)


てっきりどなたかが取り上げていると思っていたのですが、『ニコマスあたりを勧めるブログ。』さんしか見当たらなかったので、一応貼っておきます。
肉棒Pは、以前から4コマ漫画風のギャグ短編を試みられていますが、それと半年かけた渾身の絵とが合わさって、かわいいかわいい真が出現しました。とりあえず、2分間全力でほのぼのしながら真を愛でましょう。続編のたれます。(4/9)では、あずささんも出るでよ!

ちょこれーと氏 笑って!如月さん ―第06話― (4/5)

人見知り過ぎて取ってしまう行動のせいで、周りからは怖がられている千早。そんな千早のよく動く表情と、彼女を取り巻く人間模様がとても愛らしく、くすくす笑って楽しめるシリーズ。原作漫画の魅力とアイドルの個性、さくさく見られる短編動画の特性が噛み合った、とても良いシリーズでしたが、原作既巻のエピソードを全て消化したということで、一旦打ち止めとなりました。原作に寄り添う作品の難しいところですね。ぜひまた、この千早や雪歩たちに会いたいものです。

みどちゅP 【ノベマス】嘘から出たデート?【りょうあい】 (4/1)


タイトル通り、ひょんなことから涼と愛がデートすることになりました、と。それだけと言えばそれだけのお話ですが。なんというか、二人のお人好しかつ真摯なところが前面に出ていて、とても心が温かくなります。何かとカップリングの盛んなDSですが、こんな風に衒いのない、まっすぐで無邪気な恋愛も良いものです。

スクラップP 【ノベマス】  ルーミング  【春香誕生祭】 (4/6)


春香誕生祭動画から。手描き立ち絵が特徴的なスクラップPの作品。
春香がやよいの家に押し掛けて、一緒にケーキを作っちゃいます。実にはるやよらしい、ぽかぽか2828するお話です。基本的に視点人物である春香の立ち絵を表示せずに進行し、要所で破壊力抜群の一枚絵を出す構成が、さりげなく巧みですね。このやよいの笑顔は一見の価値あり。

あっとP 【NovelsM@ster】あいどる@活動中!!! 6週目!!!【短編】 (4/4)


1012デビューのブロガーももとせ氏でもあり、1/22にこのシリーズの第一作、
【ノベマス】あいどる@活動中!!!【短編】でデビューされたノベマスPでもある、あっとPの作品。

時流に流されないこだわりを感じるキャラクターの描き方と、くすっとくるギャグで形作られた動画には、自然に微笑みたくなってくる独特の和やかな雰囲気が流れています。と、むりやり言葉をひねり出してみましたが、頭で分解してどこが魅力か説明しようしても説明しにくい雰囲気をもつ動画というものがあります。本シリーズはそういう動画の、最近における代表格だと思います。「ノベマスの休憩所」というタグが象徴的ですね。

テキスト動画を見て受ける印象は、当然ながら画質・再生数・立ち絵の置き方・台詞回しのこなれ方、といった外形に大きく左右されます。しかし、そうした外形を整える技術が未発達な処女作でも、固有の説明しがたい雰囲気が発せられている場合があります。
私は頭でっかちな見方考え方をする人間なので、このタイプの魅力の動画が放つ初期信号を見逃しがちなのですが、本シリーズの場合、デビュー作の時点で、その魅力に敏感に気づき評価するコメント群が形成されていたのが素敵なところです。このような動画とコメントの関係を目の当たりに出来ると、ニコ動のコメントシステムはまだまだ捨てたものじゃない、という気持ちになれます。

本話は美希と伊織が中心のエピソードですが、初期からの独特の雰囲気はそのままに、立ち絵やテキストの扱いのぎこちなさが消え、巧さが立ち現れてきている回だと思います。面倒なので野暮なので内容まで触れませんが、うん、こういういおみきは好きです。

金髪豚P らんせれ!!その50 (4/7)


アイドル達がMUGENの対戦トーナメントをしていくシリーズ。
一話ごとにプレイ動画シーンを入れ、一話一試合の構成で進んできましたが、回を追うごとに紙芝居パートの比重が増し、ストーリー作品としての性質を強めています。そして45回からは「番外編・それぞれのランチタイム」として、食事の場面を中心とするエピソードが描かれています。
私自身が、シリーズをきちんと全部追ってきたわけではないので、ちゃんと見ていると胸を張って言うことは出来ませんが、記念すべき50回ということで、取り上げさせていただきました。

正直に申し上げて、連載開始当初のこのシリーズは、MUGENに興味のない私としては人にお勧めするポイントを見いだしにくい動画でした。最初から多数のキャラクターが出演し、短い動画時間で対戦をこなさなければならないという制約から、ストーリーの軸や作者の個性が立ち上がってくるのに少々時間がかかっていたように思います。
けれども、半年間44話の蓄積を経て、この番外編において『らんせれ!!』という作品は確かな結実を見せ、豊かな物語世界を見せてくれている、そう思います。

当初、かなりギャグキャラよりの性格付けもなされていたキャラクター描写ですが、話数を重ねて醸し出されてきた作者の個性は、むしろ真面目で穏和で、そして一人一人の個性が細やかに捉えられた、人間味溢れるアイドルたちの姿となって発揮されているように思います。無論、それは全てがシリアス化したことを意味するのではなく、たとえばランチメニューのカオスなネーミングなどに、初期から続くこのシリーズのノリを見いだすことができます。
簡にして的確にアイドルを描き分ける台詞回し、その会話から透けて見える半年で積み上げられたアイドルたちの素敵な信頼関係は、たとえば46話の美希と夢子の描写に端的に顕れています。
立ち絵の構図的な扱い、表情を微細に使い分ける技術の熟練もまた目を見はるものがあり、鮮明で陰影の濃い「福笑い立ち絵」登場後の紙芝居型ノベマスの、一つのスタンダードを極めていると言えましょう。その力量のほどは、たとえば48話の、草原に寝っころがる真・春香たちの立ち絵表現を見れば一目瞭然です。
そうした全ての積み上げに依って成った、この50話の食事と対話の風景。それは、人目を惹く派手な宝石ではないかもしれませんが、この物語だけが持てる唯一無二の輝きを放つ、特別な結晶です。

ニコニコ動画は、努力をすれば報われる場所、ではありません。そして、悪意が大手を振って公前をまかり通れる場所です。それについて、言わでもがなのことを何度も繰り返す気にはなれません。
ただ、この物語が積み重ねてきたものの揺るぎない価値を、この動画の素晴らしさを、それだけは声を大にして言います。

わんたP 【孕m@s】月のものと別れて (4/4)


本週最後は、やや雰囲気を変えてこちらを。
暗色を基調とする画面の左右に月と貴音を対置し、その中央に縦書きでテキスト表示する、という、視覚効果に配慮し横長画面を生かしたインターフェースが興味深い。これに音楽と、貴音の一人称での語りならではの古式ばった語り口が合わさって、味わい深い空間が展開しています。

今記事対象週の前週と次週にも、それぞれ陽一P、格無しPが貴音と月を主題とする短編を投稿されています。貴音と夜、そして月が手を携えてノベマスに現れることが多いのは、無論原作シナリオからして当然のことではありますが、設定として月が絡んでいるからというだけにとどまらず、やはり貴音というアイドルの存在感立ち姿には、夜月と親和する何かがあるのでしょう。
また、まったく感触的な話ではありますが、貴音と月とが出る短編では、比較的縦書きのインターフェースが用いられる頻度が高いような気がします。

前々回の記事でのコンマイPの動画でもそうでしたが、近頃あらためて、貴音というアイドルの特質を考えさせられること頻りです。

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ありがとうございます。

はじめまして、あっとPです。
まさか拙作を紹介してくださるとは。
うれしくて居ても立ってもいられなかったので、コメントをさせていただきます。

動画のコメやマイリスなどもそうですが、作品に対して反応を頂けるのは、
うれしいと同時にとても励みになります。本当にありがとうございます。

ブログもご存じなのですね、恐縮です。
動画もブログも、まだまだテキストや表現も稚拙で、方向性も定まっていませんが、
少しでもお楽しみいただけたら幸いです。

それでは、今回はどうもありがとうござました。

いらっしゃいませ

はじめまして。
あっとPの作品、いつも楽しく拝見させていただいております。

こちらこそ、好き勝手に書いた記事に作者からレスポンスをいただけるのは、大変に嬉しく面映いことです。ありがとうございます。

動画を作らない見る専は気楽なものですから、ここはいいとかここはまだ不慣れな感じだとか気楽に感想を口にするものですし、また自分の文章の論旨に都合の良いように動画を当てはめてしまうこともしばしばあるもので、まったくお恥ずかしい限りです。実のところ、あっとPの新作を拝見する度に、そのクオリティの高さに感嘆しておりまして、決して稚拙などということはありません。

ブログの方も、開設された頃より楽しく拝読させていただいております。自分であんな素敵なノベマスを作られながら、同時にあたたかく鋭いブログ記事を高い更新頻度を書かれている様に、見るだけで記事の書き方も気まぐれな私としては、めらめらと嫉妬の炎を燃やしております(笑)。同じ10年下半期にデビューされたブロガーさんが、このようにブロガーとしてもPとしても大いに活躍されているのは、私としても真に励みであり刺激であります。

では、コメント、本当にありがとうございました。今後のご活躍も楽しみにしております。

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