11/19(金)~11/25(木)の動画Pickup(ノベマス2: シリーズ)


11/19(金)~11/25(木)に気になったノベマスのpickupです。2回に分けて。2回目はシリーズもの。
分割したのに、どうしてこんな長さになった!

哀川翔P 【アイドルマスター】アイドルの唄く頃に 第7話 (11/20)


プロデューサーを中心として様々な人間の意思が絡まり合う芸能界、という背景。プロデューサーに手を引かれながら、少しずつ変わろうとする雪歩、という前景。『アイドルが唄く頃に』という物語は、この二つが軸をなしているように思われます。今回描かれたのは、前景である雪歩という少女の物語でした。
少女の歩みは牛のようにのろく、不安と恐怖に満ち満ちています。しかしそれ故にこそ、彼女のほんのちっぽけな決意と変化は、揺るぎなくそして輝かしいのです。
一人の少女がアイドルになる姿を描ききろうという、ひどく困難で壮大な挑戦。自らが構築した世界の中で、自らが捉えたアイドルの像を描こうとする物語。
多分、公式において "プロデューサーとしてアイドルをプロデュースする" というプレイヤーを制約していた視点が相対化され、あらかじめ規定された人間関係とエピソードの情報が増えていく流れの中で、このような作品は今後ますます稀少になっていくのかもしれません。
まあ稀少かどうか、困難かどうかはともかくとして。私はこの物語からアイドルと全力で格闘しようとする意志を感じ、その物語を読めることに無上の喜びを見い出します。

胸厚P 【NovelsM@ster】 歌姫ってヤツは。part6 (11/20)


少しずつ明かされる千早とプロデューサーの過去。互いになくてはならない存在として、幸福な居場所を築きつつある千早と会社の仲間たち。その居場所がどれだけかけがえのないものか、同時にどれだけ脆い砂上の楼閣であるかを、視聴者は痛いほどに知っています。それ故にこの幸福な時間はまばゆく、辛い。
美しく、そして重い歌姫の物語は、ますます密度を増してきました。目が離せません。

Re.P 【小鳥/P】Re.小鳥とPの物語第3話【novelsm@ster】 (11/21)


意識を回復したプロデューサー。しかし彼は周囲の反応から、自分の身に起こった異変に気がつきます。
第3話に至って、物語はタイトルに辿り着き、『Re.小鳥とPの物語』は本格的なはじまりを迎えた、と言っていいでしょう。
今回、私にとって非常に印象的だったのは、衰弱して身を起こすこともままならない、プロデューサーの描写でした。このような細部をおろそかにせず積み重ねてきたからこそ、描かれる人間に血が通い、一つ一つの言葉に重みが生まれています。一方で、描かれているタイムスパンとエピソードの数を考えると、シリーズ全体としてはかなりの速さで物語が進行しているのも確か。密に描写されるシーンと、時間を経過させていくシーンのメリハリの良さが、このシリーズの一つの特色である気がします。

きっちょむP マコベス 第2幕 前編 (11/22)


第2幕に突入して、いよいよ真も決意を固め、野望の実現へ行動する…と思いきや、そう簡単には思い切れないようで。
シェイクスピアの世界とアイマスの世界のせめぎあいというのか、浸食し合いというのか、重なり合いというのか。何なのでしょうね、この物語で形作られている世界の奥深さは。
たとえば影が映し出されて真が独白する、事務所のシーン。心の底からゾッとする感覚が沸き上がってきます。これは間違いなく『マクベス』という劇の持つ力、シェイクスピアという天才の所業によって来たるものでしょう。アイマスの力だけでこのシーンは成立し得ない。しかし同時に、そこには菊地真というキャラクターが背負う物語が重なり合い、間違いなくアイマスの物語となっています。
後半、雪歩と真の会話の場面はどうでしょう。ここではストーリーはよりアイマスの世界に沿った形に変容しています。では、ここにいる真と雪歩とは、一体誰なのか。この二人が会話するとき、アイマスの真でもなく、マクベスを演じる真でもなく、真に投影されたマクベスでもなく、マクベスに投影された真でもなく、 "『マコベス』の真" "『マコベス』の雪歩" としか呼び表せない何者かが立ち上がっている…。そんなことを思います。
まあ、自分でも言っている間によくわからなくなってくる御託はともかく。会話よし、演出よし、濃厚なゆきまこもあり。引き込まれます。

テンπP 【NovelsM@ster】 幸運の天使が生まれた日 中編 (11/21)


東郷寺麗華・朝比奈りん・三条ともみの3人が、幸運エンジェルを結成するまでを描く作品。三者三様のポリシーの持ち主が出会って、次第に惹かれ合い認め合っていく様子。それが、前編ではりんの、中編ではともみの視点から、温かく生き生きと描かれています。最後はやはり麗華の視点のエピソードになるのでしょうか。後編が楽しみです。

利休P 奥様は14歳 SP 「多忙でtabooな二日間 11/22編」 (11/22)


美希誕生祭で、三日連続で投稿された『奥様は14歳』。可愛い美希とのあまーい2828パートと、プロデューサーがヘマするオチのパート、事務所の他の連中が蠢動するパートのバランスが絶妙。実に完成度の高い、楽しいラブコメです。

勃起P 【小鳥さんの Pになりたい】コトリヒメ! その4【切実に】 (11/24)


もし小鳥さんが姉で一緒に暮らしていたら…、という嬉し恥ずかしいけれどもそれだけではすまないシリーズ、『コトリヒメ』。約1年ぶりの続編です。
今回はとにかく怒濤というか、カオスというか、ものすごい展開です。おっぱい大好きな主人公の友人と、ワープしまくるあずささんと、追いかけるあずささんのPが入り乱れて、もう何が何やら。アレ、実はアイドルは一人しか出てない? それでも最後は小鳥さんと水入らずで団欒でめでたしめでたし、と思ったらあるぇ…? 細かいこと抜きに、笑ったり2828したりできる勢いがいいですね。

まだ???氏 【ノベマス】セカンドプロデューサー 二つ目の語り (11/17)


11/12に 【ノベマス】セカンドプロデューサー 最初の語り でデビューされた、まだ???氏の続編。元傭兵の青年コウが、765プロにセカンドプロデューサーとして雇われて…、というシリーズ。
コメディ系で傭兵のプロデューサーというと、霜月Pの アイマス 紳士バスター物語 シリーズ(09/2/5~)がありましたが、この『セカンドプロデューサー』シリーズが特徴的なのは、主人公のコウ氏はごく普通に正プロデューサーの補佐として仕事していて、傭兵としての能力は、主にプロデューサーをモノにしようとするアイドル達の工作を打ち破ることに費やされている所。961プロで進む陰謀、みたいな描写も次第に出てきていますが、今の所はまともな常識人の傭兵とおかしなアイドルのせめぎ合いが見所だと思います。
アイドルが皆腹黒だったりで、誰にでもオススメできるというわけではありませんが、独特の面白さを秘めたシリーズです。あと、メッセージウィンドウのレイアウト、文字の大きさ文字送りの速さが非常に適切で、とても見やすいのもいいですね。

ばんなそかなP TRIM@S TRICK12「霊能コンサルタント その2」 (11/22)


TRIM@Sについては既に「白雅雪blog」さんが語られているので、

白雅雪blog TRIM@S episode1「歌姫楽園」
白雅雪blog TRIM@S TRICK12「霊能コンサルタント その2」

今更何をか付け加えんや、という感じですが、取り上げておかないと次がいつになるのかわからないシリーズでもあるので、一応簡単に。
『TRICK』において、また『TRIM@S』において定番の会話、定番のギャグ、定番のストーリー展開、定番のひっくり返し。それがどんなものか知っていて、それを期待して視聴者はこのシリーズの新作を見ます。その視聴者の期待以上、想像以上に、寸分の狂いなくツボを押さえてくる快感。動画の隅から隅まで「そうそう、これ。これが好きなんだよ」と感じさせられる、という凄さ。そしてその定番の様式の繰り返しの中から、次第に輪郭を現しつつある、千早の過去をめぐるストーリー。まさに達人の業です。

不在P プロデューサーのいない ある日の風景74 (11/22)


不在Pの動画といえば "間" そして "投げっぱなし" が売り。
ですが、この動画に至っては3分間のうち2分40秒は、白黒の一枚絵が映っているだけ。台詞も少なく、最大で20秒前後、何の台詞も表示されない時間があります。要するに視聴者は、20秒間何も動かない絵を見つめているだけで、それを面白いと感じているわけです。もはや普通に "間が良い" "間が特徴的" で形容できるような状態ではない気がします。
なんというのか、具体的に誰かというと思い浮かびませんが、高齢の名人が演じる落語を聴いているかのような感覚と言いましょうか。高座にあがったきり何も言わずに黙り込んでいて、ふと「えー」とか口を開いただけで可笑しく感じる、みたいな。もはやタイミングとしての間がいいから、ではなく、何もやっていないことそのものが可笑しい。不在Pだからこその、視聴者の想像力との共犯関係。一つの芸としか呼べない境地に達している回だと思います。

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