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world end reunion




枝花P 【360度の実像】 天海春香、16歳。 18年07月26日 23時59分


枝花 360度の実像 0:43_のコピー_convert_20180814170705






無印版アイドルマスターをプレイすると一番最初、事務所の中に女の子が立っている光景が映り、3つの選択肢からひとつを選ぶと、女の子が微笑む……というイベントがあります。
この3つの選択肢のうちのひとつが「運命の出会いを信じてる?」なのは昔から有名で、ニコマスでもたびたび目にする機会がありますが(この場面を演出として効果的に使ったことで知られているのが、ななななな〜Pの「ヤッホー!」)、残りの2つの選択肢を目にする機会は、「運命の出会いを信じてる?」に比べると圧倒的に少ないと言っていいでしょう。

枝花Pはこの動画において、珍しい(?)選択肢のうちのひとつ、「キミは誰だい?」を選んでいるのですが、数ある春香動画のうちには、この選択肢を選んだ前例がないわけではありません。私がパッと思い出せるところでは、ウィンウィンPの「Q x Q」が、そうでした。


ウィンウィンP アイドルマスター 春香「Q x Q」 10年04月03日 20時30分


ウィンウィン Q_x_Q 0:55_のコピー_convert_20180814170647



アイマスが、いつでも、誰にとっても「運命の出会いを信じてる?」から始まるわけではない、ということ、そして、そのことをニコマスがきちんと表現してきている、ということは、大事なことだと思っています。記憶や語りというものは、しばしば時が経つにつれ、単純でわかりやすい形に整形され要約されていってしまうものだからです。




さて、冒頭に貼った枝花Pの動画は、回Pによる、無印/L4U!素材限定のタグロック祭り「360度の実像」に投稿された作品で、枝花P自身の無印版アイドルマスター初プレイの内容を動画化したものとなっています。
"作者の無印「初プロデュース」体験の動画化" というのも前例があって、代表的なのはwhoPの「MEMORY -The FirstProduce-」シリーズでしょうか。


whoP MEMORY -The FirstProduce- 第一話 10年11月23日 22時52分



whoPのシリーズはほぼ、プレイ映像をそのまま順番に並べた、いわゆるプレイ動画の形式でしたが、MADで、春香で、初プレイ、というと思い出されるのが、OGOPの「アイドルマスター春香と「」」。


OGOP アイドルマスター春香と「」 10年12月17日 23時43分 権利者削除



2010年末の生放送企画「VerRockFestival2010」に投稿された動画で、説明文にある「"なめつくした ドロップの気持ち"」という言葉は動画中の歌詞の一節ですが、もともと投稿時のタイトルは「アイドルマスター春香と「ドロップ」」となっていて、VRF'10終了後に現在の形に変わったと記憶しています。

OGOPのこの動画は、ゲームをプレイした後で見ると、自分自身の体験が重なって見えてくるような生々しさがありました。その理由のひとつに、多くのストーリー系PVでは、"初めは下手だったのがだんだん上手くなる" とか "負け続けていたが最後で勝つ" といった、わかりやすい筋道に沿って個々の場面が配置されるのに対して、この動画ではオーディションに負けたと思うと勝ち、勝ったと思うとまた負け、コミュをやればノーマルコミュニケーションばかりが並んだり……と、まったく無秩序に成功と失敗が並んだ集積として1周分の物語が提示されている、という点があると思います。

枝花Pの「天海春香、16歳。」もやはり、オーディションに勝ったり負けたり、コミュでパーフェクトを取ったりバッドを取ったり……と起伏に富んだ進行ですが、全体としては、枝花Pの「プロデュース」は、初心者の1周目としては相当に効率的で的確なものだったようです。ラストコンサート前の成績報告で、ファン人数100万人越えでアイドルランクA、(コミュが比較的易しい春香とは言え)パーフェクトコミュニケーション10回、という好結果を出していることが確認できます。
しかし、この後のラストコンサートで、波乱が起こります。

無印アイマスのラストコンサートは、それまでのコミュで貯めた「思い出」を消費することで「アピール」を撃ち、アピール値が合計一定以上になれば成功、というシステムです。アピール時には「good」のコマと「bad」のコマが入り混じったスロットが高速で流れ、目押しして「good」を当てればアピール値が増加しますが、「bad」を引くと減少してしまいます。
しかし、実はこのスロットは、アピールの撃ち方によって「good」のコマと「bad」のコマの比率を調整することが可能で、全てのコマを「good」にして安全にアピールする攻略法が存在します。

この攻略法を知っていると、「天海春香、16歳。」のラストコンサートは、コンサート開始時点ですでに安全圏であり、確実に成功できる状況だったことがわかります。けれども、予備知識がない枝花Pは果敢に目押しに挑み、結果badアピールを多数出して、コンサートが成功するか失敗するか、ギリギリの状況に追い込まれながら戦っていくことになります。
無印のラストコンサートを題材とした動画の中でも、もっともドラマティックで手に汗を握る展開が生まれている動画だと思いますが、そのドラマは、狙って再現することは不可能な、未体験で計算外の状況に無我夢中で挑む等身大のプレイヤーの姿を映し出したからこそ生まれたものと言えるでしょう。

実は、OGOPの「春香と「」」のラストコンサートでも、枝花Pの1周目のようなドラマティックな展開になるわけではないものの、やはりアピールを乱射してbadを盛んに出す様子が記録されていました。あの時のOGOPも、「天海春香、16歳。」の枝花Pと同じような心持ちでラストコンサートを戦っていたことが想像されます。

OGOPは、もともとニコマスから春香を好きになって、自身を春香の「プロデューサー」ではなく「ファン」だと位置付けてきた人です。whoPもまた、最初に美希に惚れ、美希Pとしてニコマスデビューした後にゲームをプレイした人でした。枝花氏はもちろん、すでにミリシタやアニマスの動画作者として、プレイヤーとして実績のある人です。三者の「初プロデュース」記録動画は、プロデューサーがアイドルに「はじめまして」を言いに行く動画であり、同時に「また、逢えたね」を言いに行く動画でもある点に共通性があります。

いろんな人がいろんなことをしているようでいて、実は同じような道を堂々巡りしている。堂々巡りしているようでいて、螺旋を描くようにして、すこしずつ深く掘りすすんでいく。ニコマスって、そんな感じだと思っています。今日もすこし深くなったニコマスで、今日も私は、はじめて出会う春香さんと再会することができました。



がぶ呑み アイドルマスター 天海 春香 「手紙」 08年06月03日 03時28分










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