また夜が明ければお別れ
オレスコP アイドルマスター 如月千早 四季ノ唄【修正版】 08年02月21日 23:51
オレスコP 四季ノ唄(H.264版) 08年03月09日 16:16
最近は、何がいつ消えてもおかしくなくて、そして何がいつ消えていたのかもよくわからないのだけれど、この動画については、ひと月より前ということはないと思う。
最近、心の中で思い描いていたものとして、「夜」をテーマにしたセットリストというものがあったんだけど、この動画が無いとなると、無理かもしれないね。(ちなみに、長年思い描いていた「藤子m@ster」特集は、去年足塚Pがいなくなったので永遠に不可能となりました。)
「四季ノ唄」の名の通りに季節の巡りを記していく歌詞に応じて、四季それぞれの景色が映し出される。そのいずれもが、千早にぴったり似合っている。あるいは、この動画の千早が、どんな季節にも似つかわしい、どんな季節をも表現できるアイドルなのだと言うべきか。千早の居る四季、四季の中の千早、巡る季節を超えてそこに在る千早。
そしてまた、後半の、あずさ、真と三人になったステージの、なんとも言いがたい充足感。優しくて、さりげなくて、しかも力強い。ACMとは夜が似合うトリオなんだな、と、この動画を見るたび思う。
それにしても、この動画の千早は、なんて自然でこわばりのない、いい表情をするのだろう。
テキストというものは、つねに一瞬間にひとつのことしか説明できないもので、アニメMADもまた、アニメが提示したストーリーという固定的なものから自由であることは難しい。けれども、踊る素材としての3Dの彼女たちは、歌と踊りと絵を結びつけるアイマスMADは、ある瞬間を表現したものでありながら、そこに、踊り手がそこに至るまでの過程も、抱いている意志も、その瞳に映っている景色も、その先にある未来も、すべて表すことができる。
どんな物語を、どのような旅を経て、「四季ノ唄」の千早は、こんな風に歌い踊るようになったのだろうか。また夜が来るたびに、ここにいる千早のことを思い返したい。
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