問い4:遊びをクリエイトするPと言えば


おかしなみなP 【KAKURE-tail DSX】カクテルDSXのお題60個を一人で全部作ってみた 10年05月28日 21時01分






「iM@S KAKU-tail Party DSX」という合作企画があって、それに対して「iM@S KAKURE-tail Party DSX」というパロディ企画が出現して、そしてそのパロディ企画に、「KAKU-tail」本家では60人がかりで取り組んだお題全部をひとりで動画化して参加したPが現れた……という経緯を踏まえなくとも、見ただけで楽しい動画ですが。

この動画の、

「お前らごちゃごちゃとうるせーんだよ!! 俺が全部まとめて作っといてやるから!」

という説明文が好きです。

「KAKU-tail Party」はもちろんそれ自体、何かに強制されて始まったものではありません。こんなイベントがあったら楽しいだろうな、と考えた企画者と、この企画で自分も何かを作りたいな、と感じた参加者たちの熱意によって生み出されたものです。
ただ、その企画が生み出した成果が素晴らしかったがゆえに、回を重ねるにつれ、企画は大きな期待と名声を背負ったある種の権威になり、参加したいと考えるニコマスPの数もうなぎ上りに増えて規模が拡大し、それでも希望者全員を参加させることができなくなりました。選ぶ方も大変だし、選ばれなかった作者やそのファンには不満が生まれるし、選ばれたら選ばれたで、どこに配置されてどんな冷たいコメントを視聴者から浴びせられるかわからないというプレッシャーに耐えなければならない。
もちろん、KAKU-tail DSもKAKU-tail DSXも、作り上げられた動画は素晴らしいものでした。ただ、それはそれとして、その周りでは、いろんな人の解消されない疑問や満たされない心が吐け口を求めて渦巻いていたように思います。そういう状況の中に、ぽん、と置かれたのが、おかしなみなPの、「俺が全部まとめて作っといてやるから!」という言葉であり、そして実際に「全部まとめて作っ」てしまった動画でした。
たくさんの人の善意、熱意が集まった結果として、いつの間にかみんなが同じ方向を向いて、狭い世界の中で息苦しくなってしまっている時に、その横に、もう一つ別の世界を丸ごと作り上げて置いてしまって、ほら、まだまだこんなに楽しく遊べるじゃないか、と言っている。そんな動画だと思うのです。


古参の意地を賭けて「何も見ずにP名いくつ言えるかな」に挑戦したい - 続・空から降ってくるので

カズマ氏のこの記事については、以前にも触れたことがあります。
「何も見ずにP名いくつ言えるかな」というのも、こんな遊びをやってみたらきっと楽しいよね、という、ニコマス視聴者の善意、熱意から発展した企画でした。ただ、もしこの遊びが、誰も彼もが面白がって参加した結果、ただ誰が一番多く言えたかを競い合う、というだけのものになっていたら、やっぱりちょっと息苦しい世界になっていたと思うのです。
けれども、カズマ氏の記事はここで、ほら、同じルールでもこんなに面白い別の遊び方ができるじゃないか、と提示している。彼がここでしていることもまた、"みんなが狭い世界に集まっている横に、もう一つ別の世界を作り上げて、ぽん、と置いておく" 行為だと思うのです。

私には、おかしなみなPやカズマ氏のような人を楽しませる力も情熱も優しさもありません。ただ、自分自身が対象をどう遊ぶか、ということ、何を自分の遊び方として提示するか、ということについては貪欲であるつもりです。それは、そういうことこそが、私がニコマスで知った楽しさ、面白さだったからであり、ニコマスにはいつでも、"みんなが集まっている横に、もう一つ世界をぽん、と置いていく" 人の棲家であってほしいと思っています。






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