6/17(金)~6/23(木)の動画を貼っておく(ノベマス)


ここのところ、視聴も執筆もまったく新着に追いつかないので、備忘のため、コメント無しで動画だけ貼っていくことにします。
6/17(金)~6/23(木)に気になったノベマスです。

ニチカP 【みき⇔やよ】ニッチカップリング開拓シリーズ【ノベマス】  (6/19)
 

ニチカP 【ノベマス】斜陽 (6/17)
 

この辺にカラフルP 十人十色のアイドルマスター 第22話 (6/17)
 

木偶P 765アイドルがDSサブキャラに出会った~あずさ編~  (6/18)
 

はるから頭突きP 伊織が母で雪歩が娘で10 (6/18)
 

sengoku氏 如月千早の人生山なし谷なし4 -もし千早が蜀の丞相だったら- (6/20)
 

級長P 【NovelsM@ster】アイドルマスターconfess 前編【りょうあい?】 (6/20)
 

ジェイスP 【アイドルマスター】血ニ濡レシ我ガ姫君【novelsm@ster】 (処女作 6/23)
 

かげろ~P 律子育つ愛 ~律子の誕生日~ (6/23) 
 

k4r氏 【ノベマス短編】夏休みの美希と律子【吉野家コペピ風】 (6/23)
 

kye氏 【ノベマス】バタフライエフェクト【短編】 (6/23)
 

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2011上半期ニコマス20選novelsm@ster巡り(5)



・変なの枠
変なのというか、つまりは疑似m@s系20選とかネタMAD系20選ということになると思いますが、独自の一定基準で選ばれている20選の中に、テキスト系に分類される動画も混ざっている、というタイプの20選。

HBP

戦前Pの丸春香ミステリーに、ヘンリーPの壁千早に、ふらうPの「はるか」さんに、と、どれも間違いなくストーリー系作品ですが、しかしこれらが首を揃えた光景はここにしかないという、それだけでも楽しい20選。
ふらうPの『はるかはオレが育てたZ』の、「芋の苗が脳内で中村先生のフルボイスで語りかけてきて恋しちゃいそうになります。」というコメント、実に気持ちがよくわかります。この動画のいま一人の選者であるオペラPも、テキスト系動画を中心に選ぶ方ではないのが、この動画の立ち位置の面白さを表していると感じました。
アビスPとPPPという、北米版のストーリー系作品の選出も素敵ですね。
もう一つ、テキスト系動画としてはレッドブルPの『萩原雪歩の野球賭博概論』が入っていますが、なにかこういう、テキスト系中心ではないセレクションの中に納まっているのが実に似合う存在感が、この動画にはある気がします。

アシャーP 

「プロm@s5選」として、プロレス関連の動画を特記して選ばれています。その中にストーリーものの作品として、妖狐Pの『WRESTLEM@STER 765』の他、上記HBPも選出しているPPP『こうなったらプロレスで勝負よッ!』・アビスP『アイドルマスターSVR 竜宮小町立志伝』の2本が入っています。
そして唯一のテキスト主体の動画として、ここにもレッドブルP『萩原雪歩の野球賭博概論』の姿が。

MBSP

HBPとアシャーP、HBPとMBSPの20選はそれぞれ、選出動画3本が被って互いに最多被り先になっているのですが、この3人が全員選出された動画が1本だけあります。MBSが選出された唯一のテキスト系動画でもある、レッドブルPの『萩原雪歩の野球賭博概論』ですね。
疑似m@sクラスタとこの動画の親和性は、一体なんなのでしょうw。

たぬきP

選出した全ての動画について◯◯枠、と選出枠の名称が定められていて、その枠を争ったらしい? 候補動画がコメントで列挙されているのですが、斜塔P『生きることはおでこ』の「デコ枠」に笑いました。デコが取り持つ動画の縁。
また、スカルちくP『765プロが行ってしまった』の項では、「最後まで悩んだ枠」として、5本も候補動画が列挙されていて、楽しげなことになっています。

垂直応力氏

レイノアレPのMMDドラマ『ペルソナM』。この動画はシリーズものの再生数として単純に比較すると、たとえば龍彦Pの『食の小鳥』にほぼ匹敵します。
けれども、20選でこの動画を選んだのが垂直応力氏ただ一人であることからもわかる通り、ニコマス内のストーリー動画の視聴者層とこの動画の視聴者層はあまり重なっていないことが想像できます。で、どういう20選だとこの動画がニコマスの中に入ってくるのかというと、こういうセレクションなんだなあ、と思ったわけです。

マディンP

「ヒゲ部長が選ぶ」と自ら銘打った20選ですが、しかしマディンPと言えばアイマス×FF6の人でもあり、20選の内容も、「ヒゲ部のマディンP」の色と「架空戦記のマディンP」の色が入り交じっている感じです。ランプキンPから『セックスって何ですか?』ではなく『半熟英雄(ヒロイン) 』が選ばれているあたり、後者の面目躍如たるものがあります。しかしまあ、ホワイトファーブラックアイP、ラヴォスP、アシスP、うずらPが全部ひっくるめて「身内枠」になってしまうとは、わかっていても何だこれ、という気分になりますね。
そういうわけで、ノベマスとは何の関係もない話になりますが、「ヒゲ部としては「どこでも野山」は裏切り者」などというコメントを読むにつけ、ヒゲ部とは実に奥深い場所であるな、と感慨が深まります。

マシン語P

MMD動画とテキスト系動画が半々で、これも選者の活動内容が反映された感じの20選。
毎回意外と20選では目立たない簀巻きP『春香さんまっしぐら!』や、これも今期は意外に目立たなかった3倍録画P『面妖ロードショー』の他、『オスマンはやれば出来る子』に『山手線の駅で戦争してみた』に『鋼の豆タンク』に『im@s雀姫伝』に……と、実ににぎやかでテンションが高い面々が集まっています。

白犬P

基調としてはとても心温かで優しい20選ですが、しかしどことなく風変わりでもあり、場所によってはすごく風変わりというかおかしい気もする。ともあれ、ここに格無しP&ゆず介Pという、心温かさの権化的な強力タッグによる『魔法使いの弟子 プロローグ』が入っているのは、とても腑に落ちます。

ニッケルP

ニッケルPと言えば『天海さんは無口』シリーズのノベマスPですが、この20選にノベマスはほとんど入っていません。
では何があるのかというと、例えば東方とのコラボ作品。井川はるかP『東方vsアイドルマスター 新春野球大会』・ベホイミP『小野塚小町がアイドルデビューするようです』に加えて雪見P『音無小鳥が博麗入り』が入っているのが、見ているんだなあ、という感じです。
ウソm@sからセカ着の馬刺し氏の動画が入っているなんていうのも個性的で、全体として、ニコ動的に面白い者に対するアンテナが非常に広い人という印象を受けました。そう思って、氏の他の公開マイリストを見てみたら、思っていた以上にいろんなものを見たりやったりしている方なんだな、と、ちょっとした発見がありました。


・専門性の高い20選枠

タクゲ氏

卓m@s特化。今期も圧巻の充実ぶり、わかりやすさ。
ami=go氏が「アナタ、卓ゲ専門で紹介ブログ始めませんか? とスカウトしたいくらいだ。」とおっしゃっていましたが、全く同感です。

samia氏

卓m@sが約半数。簡潔なコメントから、卓m@s知識の深さが窺えます。
卓m@sを選ぶ選者、20選に入る卓m@s動画のヴァリエーションも、昨期に比べると増した印象があります。

ちんぱお氏

こちらも卓m@sが多め。なんとなく、独特の選出センスを感じます。俺達P(仮)の『Beer M@ster』は、私はこの方の20選で初めて知りました。
ノベマスはプロディの『秋月律子 最後の事件』とHLCPの『はるかかなた』が入っています。HLCPの動画も、ノベマス界隈ではないところのピースに納まっている姿を、よく見る気がしますね。

えむゆうP 

「三国t@isen」枠として、『三国志大戦』ものの架空戦記5本を選出されています。
「三国t@isen」という固有タグの存在自体、私はこれで初めて知ったのですが、こんな風に動画が広がっているのか、と勉強になりました。

ぶら樽氏
ぶら樽氏 感想1/5
ぶら樽氏 感想2/5
ぶら樽氏 感想3/5
ぶら樽氏 感想4/5
ぶら樽氏 感想5/5

第四次ウソm@s祭り参加作品から半数を選出されているのが、毎回ウソm@s作品を全視聴して充実した紹介記事を執筆されている、ぶら樽氏らしい内容。躍動感のある感想も素敵です。生き生きとした筆致から、動画を見た楽しさ、感動が伝わってきます。

ja_bra_af_cu氏

魔王エンジェル特化の20選。「魔王界隈の動きがだいたいつかめるように」とコメントにある通りの、記録としても魔王エンジェル入門としても貴重な、素晴らしい仕事だと思います。
魔王動画という括りでこの動画やこのPが浮かび上がってくるのか、という発見があって、個人的にも興味深いです。
umatya氏の『アイマス中世騎士物語【Iv@nhoe】愛ヴァンホー 』の選出が嬉しい。 

(凸)P(魔王軍事務局長 氏)

魔王エンジェル特化半分、りょうゆめ動画特化半分。
最近ニコマスブログ界隈で話題が再燃しているサイ天使P『Satan×Stars』ですが、上半期の20選で選出されていたのが、この方とアイオリアPのお二人。
在月P『春の歌』・若燕P『勇気のおまじない』・妄想腐敗P『りょうゆめノベマス ~考え方は何故か被るもの~』・伊藤P『僕の知ってる夢子ちゃんと違う』という、ハリアーP作品を除いて全てこの方のみの選出となった、りょうゆめノベマスの並びがまた、実に良いものです。

pawaP

雪歩特化の20選。雪歩好きだけではなく、プロフィールによるとゆきいお好きとのこと。雪歩&伊織のカップリングの専門家である、斜塔Pの『ゆうフォン』が入っているのは納得のいくのところです。
全体として、PVメインで活動されているPでありながら、意外なほどノベマス動画が多く入っているのが印象的です。
弓削P『美希ちゃん美希ちゃん』・無免許P『アイドルマスターデッドエンド』・うずらP『萩原雪歩のマインクラフト』といったところは雪歩メインの動画ですし、『ぷよm@s』の支援動画を度々作られているPなので、その選出も不思議ではありません。
が、凱P『熱血プロデューサー日記』・天才カゴシマP『夏のナンセンス』・レストP『陽気なアイドルが地球と踊る』の3本は雪歩が主人公というわけでもなく、どういうアンテナを張って視聴されている方なのか、興味深く思います。レストPに天才カゴシマPとか、私自身のツボにもドンピシャリと当たっているところだけに、なおさら。

あまえりP

PVが雪歩特化、MMDが愛特化で、ノベマスがりょうゆめ1本、雪歩1本、はるゆき2本の百合中心の構成。
乾かしてください氏『あやつりゆきほ』の選出と、そこでの丁寧でありながら情念の籠ったコメントに、思わず息を呑みました。

カイザーP 

小揺るぎもすることなく、当然の雪歩&はるゆき特化。動画ごとのはるゆきの味わいの違いを、こうして生き生きと明瞭に記述できるのは、この人ならではでしょう。
ラストに置かれた自作のチョイスとそこでのコメントが、そうして雪歩とはるゆきを愛でるPのスタンスを示すものにもなっています。カイザーPの20選と、既述したアデリーPの20選、あまえりPの20選、それぞれのはるゆき動画についてのコメントを読むと、はるゆきノベマスの中心的人物でありながら他の作り手と違う位相にいる、カイザーPの立ち位置が浮かび上がってくるように思います。

谷山氏

こちらも揺るぎない、秋月涼完全特化の20選。"谷山君の視界"ならではの選択と言葉の数々。
前々期・前期の氏の20選では、特定のカップリングを推す意識は窺えなかったように思いますが、今期はりょうあい動画の選出が目立っています。涼動画の製作動向によるものか、選者の心情によるものか、どのような変化の顕れなのか興味がわくところです。 

オールタイム100選各論:天才カゴシマP『春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行』(前) 映像面(第1章を中心に)





 春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行(アイドルマスター)は、2010/11/7に連載開始、2011/3/23に全19話を以て完結した、天才カゴシマP作のNovelsM@ster作品である。

 本作は、主人公:天海春香が轢き逃げ事件を起こし、無免許運転で逃走する道中を描く、というアイマスキャラクターを用いるものとして衝撃的なストーリー・破天荒な人物描写やギャグ展開の多用・実写背景とBB切り抜き素材の組み合わせによる映画的な映像表現、などの特徴的内容によって、連載当初より「新感覚ノベマス」「ロードムービー」などの固有のタグを付して呼称された。

 本論は、1章(1話~7話)・2章(8話~12話)・3章(13話~最終話)の3部に分かれる当シリーズのうち、特に第1章に焦点を当てて、考察を試みるものである。前編にあたる本記事では、本作のNovelsM@ster作品としての映像表現について記述する。

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2011上半期ニコマス20選novelsm@ster巡り(4)


・この一本、この一言が凄い枠

崖っP

タイシPの『【アイマス×ランス】鬼畜王R@nce』を選出。
タイシPは今期の20選で、シリーズものの『EVE ─THE IDOL M@STER─』『鬼畜王R@nce』、短編の『DoGuR@・MaGuR@』『あの日』が、各々1~2票ずつ選出されています。各々全く異なる題材を扱って構築した世界を、それぞれに好む人がいるという状況は、タイシPの個性をよく表していると思います。
崖っPの「タイシPは見たもの全て消化してその世界を再現出来ちゃうんですね。そしてアイドルが何の違和感もなく混じっている。」というコメントは、そうした、選ぶ題材を越えて共通するタイシPの魅力を、とても的確に言い表していると感じました。

ke氏

龍彦Pから『【アイマス×YMO】 Pre765』という、実に渋いチョイス。タイトルの通り、YMO結成のエピソードをアイドルが演じるものですが、『食の小鳥』ではなくこちら、というところがこだわりですね。
暮糸緋郁Pの『蒼天の白きアイドルの座』も、他には『イチ視聴者の忘備録』のami=go氏しか選んでいない動画です。架空戦記でこのくらいの再生数ともなると、私には全く把握できない世界ですが。
コメントも、そんなこだわりの視点が反映されていて実に面白い。
ランプキンP『セックスってなんですか!?』での「案外、765プロアイドルの性格紹介用ノベマスとして優秀なんじゃないか」や、エアPについての「ゲームの面白さ依存ではなく、「ゲームを元にノベマスを構成してている感」がある」など、頷かされるまとめ方をされています。

holyshit氏

ゆうのP『アイドルマスター 伊織にキスを ~KISS the IORI~』へのコメントが素晴らしい。好きで好きでしょうがないんだー! という気持ちがあふれている言葉は、読んでいるだけで幸せになりますね。まして、それが自分も大好きな作品や作者に向けてのものなら、なおさらです。
それから、覆面作家Pの『初めてはキミと二人で』での、「うん、美希ってこんな感じ。コレぐらい出来ないと美希ではない。」というコメント。この動画は瑞Pの『貴音を月まで連れて行く』へのリスペクトを含んだ作品で、あるいはこの動画から連想されるものとして介党鱈Pの『プラネット・ラヴ』を挙げた方もいますが、こういう動画が描き継がれ読み継がれてきたのは、多くの人が同じ希望を美希の中に見ているからなのだと思います。美希ならこれくらいやってのけるさ、という、何かを見つけたらきっとどこまででも飛んでいくよ、という、飛翔力。

あいうえおP

「陽気なアイドルの続編が帰ってきたぜ!!
 もうそれだけでいいでしょ理由はっていう感じ」
 ええ、そうですとも!

ベタ塗りP

Pセプター氏『ペアレンツトーク』の語りが熱い。好きな動画を一家中に布教するベタ塗りPと、それが一家中に根付くベタ塗り家すごい。

せんたくP

唯一のノベマスとして、4D-POCKET氏の『【NovelsM@ster】天海春香のValentine's RADIO【バレm@s2011】』が入っています。4D-POCKET氏は今のところニコニコ動画への投稿はこれ1作のみと思われますが、以前zoomeにノベマス動画を投稿されていた方ではないかと思っていて、動画の内容も活動の在り方も、ちょっと面白い位置にいる方です。
ところで、選ばれている他の動画群からして、選者がノベマス中心の視聴生活を送っている方とはあまり想像できないので、この作品を何故ご存知だったのかちょっと不思議に思ったのですが、動画のチョイスとコメントを見ていると、どうも春香派らしい。せんたくPはデビュー作こそ春香ソロですが、その後特段春香メインの動画を作られていたわけでもないので、春香Pというイメージを持っていませんでした。そう思って昨期の20選を見直してみると、確かにそれっぽい。うむ、世の中油断がならないものですね(何がだ)。

一期一会氏

MS-06Pの『【春香誕生祭2011】春を愛する人【アイマス短編・GLAY】』が入っている。この方も動画のチョイスとコメントが春香寄りなので、春香好きとしてのアンテナが捕らえた動画なのではないかと思います。
なるほど、特定のアイドルが好き、というこだわりは、ジャンルや再生数の壁を越えて動画を見付け出す原動力にもなるんだな、と思って、ちょっと感慨深いものがありました。で、たまたま目についたそういうセレクトが、両方春香だったのは、まあ私が一番気がつきやすい部分だからということもありますが、やはり母数の大きさということもあるのでしょうね。

仮面P

マイリストを開いて、てっぺんにある名前がいきなりDianaPとは味わい深い。
書き付けてある和歌がまた、何が何だかよくわからないうちにいきなり夢に取り囲まれてしまう感じで、味わい深い。

ドドリアP

昨期も『アイドルマスター 君と僕とあの頃…』で静かに支持を集めた、土田世紀漫画コラのだーさん氏。今期も『アイドルマスター ワンダーモモ』で、濃いメンバーの票を集めました。魅せるコメントということでドドリアPを挙げましたが、他にオバンドーPくま氏が選出されています。

EYEP

HLCPの『はるかかなた11』を選ばれて、コメントに「大きい人枠」とだけあるのを見て、不覚にも吹き出してしまいました。「大きい人枠」って何だよ! …ああ、そうだね、確かに大きい人の出てくる動画だね。で、大きい人「枠」って何だよ! と、2段階で突っ込まざるを得ません。
その他、燦々P『ねえ、千早ちゃん』や格無しP『サワルナキケン!』等、簡潔なコメントの中に、制作者らしいオリジナルな着眼点が光っています。

鬼ぃP

唯一選ばれて、「上半期で一番記憶に残ったノベマス」と書かれているテキスト系動画が、HLCPの『面白い話の作り方』。ノベマス制作講座ブームで出た動画の一つですが、15秒しかない時点で、動画の方向性が想像つくと思います。
「なぜこれを選んだのか、自分でも不思議」とコメントされていますが、読んでいる方はもっと不思議な気持ちです。なんでHLCPの動画は、選んだ人のコメントまでこんな可笑しくなっているんでしょう。

くさP

まさかのアイマス×超兄貴続編。おしながPの『アイドルマッスル』がニコマスに帰ってきた! と思ったら、くさPの20選の中にも帰ってきた! いろんなものに対して、「またお前(ら)か!」と言わざるを得ません。
それ以外にも、利休P・あいうえおP・烏賊素麺P・影武者Pというチョイスに軽妙なコメント、動画を見る楽しさを的確に捉えて描き出している感じで、素敵です。
コメント中で、個人的に一番感銘を受けたポイントは、天才カゴシマP『春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行』への、「春香の本質的な性格を殺さずに表現している所に惹かれました。」という言葉。まあ、何がこのアイドルの本質的な性格か、なんて話を追求し出したら血みどろの争いになるのは明らかですから、深くは突っ込みがたい話題ですけれども。たとえば人を轢いて逃げているとか破天荒な行動とかゲームとは似ても似つかないはすっぱな言葉遣いとか、そういう外形的な部分に囚われることなく、「春香の本質」が表れている、という言葉が出てくるのは鋭いと思うし、私もまったく同感です。

『春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行』の連載が始まった当初、視聴者の反応は、(それを面白いと思うにしろそうでないにしろ)なんだこのめちゃくちゃでモラルハザードな物語は、というものが大勢でした。しかし、9ヶ月を経た『夏のナンセンス』連載の最終期、動画に流れるコメント群が語る、この動画のどんなところが魅力か、本質か、という内容はとても共通性が高く、それは私自身の見解とも非常に似通っていました。
より具体的な変化の例を挙げるならば、『春香の 無免許&轢き逃げ 逃避行』は最終話において、今までの話はアイドルが演じた劇中劇ですよ、フィクションですよという説明を必要としましたが、『夏のナンセンス』最終話においては、あえてそのようなオチをつけずとも、この動画が天才カゴシマPのアイドルが作り上げた一つの物語世界である、という認識が当然の事として共有されていました。
無論、それらの変化の過程には、連載が進めば進むほど、その世界を好むものだけが残っていく、という力学も働いているでしょう。しかし、その事実と同時に、読者の見る目は、作品によって作者の力によって育てられていくものである、ということを強く実感した体験でもありました。


・きらりと光るこのチョイス(コメントなしの20選からの1本)

蒼月氏

グラスレディーP『中子右子が876プロからトップアイドルを目指すようです』。
公式情報の少ないサブキャラクターのフューチャー、多数のキャラクターのシャッフル配置、あたたかな成長物語、という動画の内容面。上半期通じての連載密度と支持のされ方という外的部分。両面で、11年上半期のノベマス界の空気を象徴する作品の一つだと思っています。

munekak氏

朝凪Pから第四次ウソm@s作品『壊れたキミに贈る嘘』。
この動画を含む上から4本は、千早がメインキャストなのが共通点? 千早メインの動画という観点で選んだとして、この4本が平然と一緒に並んでしまうのはちょっと面白い。

aa氏

ひゅんP『日高愛と不幸銀行【SFM@STER】』。
ひゅんPも『明日のためのプランB』『ふしぎしき』そしてこの動画と、各動画に票が入った一人。ヒット作の『世界がもし100人の小鳥さんだったら』に票が集中した前期と、対照的です。より選ばれやすそうな丸春香さん動画と『君と眼鏡に恋してるっ!』に票が入らなかったのはちょっと意外。
SFM@STER作品のこの動画の上に、いっつPの『ゆきほ おん すぺぇす』があって、更にその上のアイマスクエストのサムネには月が映っている。意図せざる並びでしょうが、なにか繋がっているようでちょっと楽しい。

FFFM氏

ニチカP『【みき←やよ】ニッチカップリング開拓シリーズ【ノベマス】』。
『ニッチカップリング開拓シリーズ』から唯一の選出。このPに関しては、なんでこんな埋もれ方をしているのか本当に不思議。一次元アイドル以前の青空文庫Pみたいな状態かも。

( ・Θ・)氏

東風P『【im@s promenade】 #01 中之島 ―水の都―』。
旅m@s作者で、最近はコメディノベマス『まな板の恋』を連載されている東風Pの、叙情的でストーリー性を感じさせる旅m@s小品。
全体的に綺麗であたたかいセレクションの中にあっても、一際の清涼感。

いっつP

ふりっぱPの『the IDOLM@STER x PINBALL』。渋い輝きの教養講座シリーズ。
他には、既述の通りマル憂Pが選出されています。そのマル憂Pの『りっちゃんにPS版バベル面をやらせてみた』も、いっつPの20選の中に。

ラヴォスP

ほうとうの具Pから『アイドルたちのオウガバトル』!! 
しかも選んだのがラヴォスPだというのがまた。七篠Pや夢追いPを選出しているのも含め、餅は餅屋というか、餅屋は餅屋を識る、という感じですね。

SWORDSTRIKE氏

765歌劇場P『【アイドルマスター】765歌劇場公演『ラ・ボエーム』第2幕』。18ヶ月ぶりの復活。

タニー氏

タイシP『EVE ─THE IDOL M@STER─ ED-3-『Last』』。今期完結。

ムーニー氏

ナイアルP『Not IDOL M@ster 冬枯れの森』。
昨年の全作品削除の後、期間限定で公開された動画。現在はこの動画も削除済み。


結果としては、アニマスの話


zeit氏、damehumanoid氏、gouzou氏がやよい動画の記事を書かれているのを見て、そーか、アニマスに乗っかってやよいの話をするのが当今の流行か、と思って書き始めたのですが、何故かやよいがちっとも登場しませんでした。
途中で、あ、これはニコマス動画の話にならないでアニマスの話になるな、と思ったので、アニマス関連の考えていたネタをぐちゃっと詰め込みました。読んでいてもどこに話が行くのか分からないと思いますが、あしからず。

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